8月2日(日)、『漫才Loversスペシャル 第9回 ytv漫才新人賞決定戦』(読売テレビ)が開催され、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)が優勝しました。

関西を拠点に活動する芸歴10年目までの若手芸人を対象とする同大会。今年度は新型コロナウイルスの影響で3月1日(日)に開催予定だった決勝戦が延期され、同日の実施となりました。

3回の選考会を勝ち抜いたビスケットブラザーズほか、蛙亭(中野周平、岩倉美里)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、ニッポンの社長(辻、ケツ)が、5か月の時を経て、この日ついに決勝の舞台に上がりました。

※出場予定だったマユリカ(阪本、中谷)は、関係者の新型コロナウイルス感染が確認されたため、大事をとって棄権しました。

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ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長が最終決戦へ!

MCを担当したのは、千鳥(大悟、ノブ)とフリーアナウンサー・竹内由恵。オール阪神・巨人のオール巨人、ハイヒール・リンゴ、ブラックマヨネーズ・吉田敬、木村祐一、アンタッチャブル・柴田英嗣がスペシャル審査員を務めました。

審査員は各組のネタをそれぞれ100点満点で評価し、さらに新聞各社の記者からなるマスコミ審査員10名が1組あたり1人10点満点で評価し、それらの合計点600点満点で5組をランク付け。上位2組が最終決戦に進みます。会場では観客がソーシャルディスタンスを保ちながら熱戦を見守り、さらにリモートでも100名が観覧しました。

FIRST ROUNDのトップバッターを務めたビスケットブラザーズは、“高級旅館”をテーマにしたネタで独自の世界観を炸裂させ、いきなり559点を獲得。審査員から「ファンタジーもあったし、宮崎駿さんの絵で見てみたい」「デフォルメの具合がすごくよかった」と絶賛されます。

3番手で登場したニッポンの社長は今年がラストイヤー。彼女の親に結婚の挨拶をするというネタで555点をマークし、わずか4点差で2位につけ、ビスケットブラザーズとともに最終決戦に進みました。

きんは涙、原田は母に「愛してるよ!」

最終決戦では、2本目の得点にFIRST ROUNDの得点を加えた合計点で勝敗が決まります。それぞれ渾身のネタで勝負をかけ、ニッポンの社長は合計1,110点、ビスケットブラザーズは合計1,122点という結果に。ビスケットブラザーズが最初から最後までトップを守りきり、見事優勝を決めました。

歓喜に沸く舞台上でこらえきれず涙を流したきんは、マイクを向けられ「こんな暗い世の中、少しでも明るくなったらいいなと思います。頑張ります!」と力強く宣言。原田は「僕、こう見えても母親から生まれてきてるので」と笑わせつつ、「お母さん、愛してるよ!」と感謝の言葉を送っていました。

賞金できんは洗濯機、原田は親に…?

番組終了後の囲み会見では、「今まで何も賞を獲ってこられなくて……初めていただいた賞が『漫才Lovers』でめちゃくちゃうれしいです」と喜びを噛みしめたきん。原田も「本当に賞をいただけるなんて思ってなかった。すごく光栄やなと思います」としみじみ語ります。

決勝2本目のネタは、3月の時点から「これで行こう」と決めていたもので、5か月の間に「自分たちの中で旬が過ぎたな、というボケとかを入れ替えて」仕上げたとのこと。ちなみにステイホーム期間中は、YouTubeチャンネルにネタをアップするなどの活動に加え、原田は「鶏ガラを2日間ぐらい煮込んで煮込んで、ラーメンを作った」など意外な挑戦も。もちろんネタづくりにも励んだものの「僕らは2人が触れ合うネタが多いので、ソーシャルディスタンスが必要と言われ、頭が真っ白になりました(笑)」と笑いを誘っていました。

気になる賞金100万円の使い道については、「洗濯機がほしい」というきんに対し、「親にめっちゃお金借りてるんですけど……たぶん返さないと思います(笑)」と原田。これからの目標を聞かれると、昨年の『キングオブコント2019』のリベンジとともに、「どっちも太っててイケメンではないけど、“それでも人気あるよ”っていう、気持ち悪い後輩たちの希望の光になれたら」と答えていました。

次なる目標は「キングオブコント」優勝!

ラフマガでは、会見を終えたばかりのビスケットブラザーズに、個別インタビューを行ないました。

--改めて優勝を決めた瞬間の心境を聞かせてください。きんさんは涙を流しておられましたね。

きん「実は、2本目のネタで僕がミスをしちゃったんです。“やってもうた!”と思ったけど、“もしかしたら見てる方にはわからない感じでできてるんかな?”とも思って……それでもう、どんどん点数が出ていく途中で泣いちゃってました(笑)」

原田「僕は正直、冷めた目で見てしまいました。 “ミスって泣いてるやん”、“子どもやん”って(笑)」

きん「優勝は素直にうれしかったし、なんか“ここからやな”って思いましたね」

--勝因は何だったと思いますか?

原田「どっちかっていうとみんな、ゆったりしてる感じのネタが多かったんですけど、僕らだけパワフルやったというか」

きん「確かに、キモくてパワフル」

原田「本当に2人とも太っててよかったなって初めて思いました(笑)」

--一緒にユニットライブを行なってきたニッポンの社長と、最終決戦で戦うことになった時はどんな気持ちでしたか?

原田「4人で顔を合わせて“すごいことになったな”って言って。モニターに僕らとニッポンの社長が映った時は“うわ〜っ!”ってなりましたね」

きん「誰にも先輩にかわいがってもらってない頃に、辻さんが僕らのことを“面白い”って言ってくれて、いろんな人に広めてくれてライブにも呼んでくれたんですよ。だから、優勝はもちろんしたかったですけど、“辻さんが獲るなら納得できるな”と。最終決戦がその2組になった時点で“どんな結果になっても後悔はない”と思いました」

--『ytv漫才新人賞決定戦』を制した今、次なる目標は?

きん「『キングオブコント』です。ここしばらく、舞台では漫才をやることが多かったんですけど、ここからはコントをどんどんやって」

原田「その後には『M-1グランプリ』もありますしね。『キングオブコント』も『M-1』もちゃんと決勝にいけたら、僕は『R-1ぐらんぷり』にチャレンジしようと思います。過去の『R-1』予選ではいつもすっごくスベっていて、心が折れて出てなかったんですけど(笑)」

きん「“全お笑い”をやりたい、と。そして『キングオブコント』では、もちろん優勝したいです」

原田「昨年はどぶろっくさんにキモさで完敗したんでね」

--将来に向けて、目標とする芸人像があれば教えてください。

きん「僕、ミルクボーイさんってめっちゃ立派なチャンピオンやと思うんですよ。僕らは見た目も違うしスタンスも違いますけど、あれぐらい誰からも好かれたいと思います」

原田「そして、ネタはずっと続けときたいな、と」

きん「はい、ネタはやっぱり楽しいし、やり続けたいですね。皆さんにもぜひ、劇場に僕らのネタを見に来ていただきたいです!」

 

賞レースで念願の初タイトル獲得となったビスケットブラザーズ。次への気合も十分に、喜びをにじませました。

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