新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていた映画「劇場」が、7月17日(金)に公開初日を迎えました。コロナ禍で公開規模が大幅に縮小されるなか、封切りと同時にAmazonプライムビデオが世界配信するという異例のスタイル。東京・渋谷のユーロライブで開催された初日リモート舞台挨拶イベントでは、主演の俳優・山﨑賢人と行定勲監督が出席し、この新しい試みに対する“手応え”や作品の魅力が語られました。

お笑い芸人で芥川賞作家のピース・又吉直樹の同名小説が原作。売れない劇団の脚本家兼演出家の永田(山﨑賢人)と、女優の夢を抱きながら服飾の学校に通う沙希(松岡茉優)が恋に落ちる物語です。当日は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観客たちがいる会場とは別会場から中継で結んだ舞台挨拶となりました。

“劇場”で観てほしい

全国のミニシアターとAmazonプライムビデオの同時公開に踏み切った本作。山﨑は、コロナ禍のなか、劇場を訪れた観客たちに向けて「映画『劇場』は、“劇場”で観てほしい作品」とコメント。客席の様子をモニターで見つつ、「足を運んでいただいて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を語りました。

一方、行定監督は今回の劇場公開と配信の体制について「僕は良かったと思いますね」と評価したうえで、「コロナ禍のなかで、外出を控えていらっしゃる方もいると思うんで、そういう人たちが配信でこの作品に触れることができる。こういう状況だからこそ、“選択肢”があってもいいんじゃないか」との思いに至ったと明かしました。

劇中の永田は、演劇に対しても恋愛に対しても誠実であるが故に不器用な人物。そんな主人公を演じて「共感する部分があった」という山﨑。「永田の人間としての弱さとか、愚かさとか、嫉妬心だったり……。表現するという意味では近いところがあって、ふだん自分が抱えているような感情がいっぱいあった」と言います。

「人間って愚かな部分があると思うんですけど、ここまで愚かな部分を出すのが初めてだったので、永田ができて嬉しかったです」と語りました。

一方、クランクイン前に山﨑と対峙したという行定監督は、「きれいな顔してるんですよ。それを汚したいと思った」とニヤリ。

髭を伸ばせるのか、髪をぼさぼさにできるのか問い、最終的に「『歯が白いじゃない? 黄ばませて』って言ったら、『分かりました。コーヒーいっぱい飲みます』って」返されたことを振り返り、そんな彼を「頼もしかった」と印象を語りました。

「どうしようもない時間」を肯定する映画

当日は、仕事の都合でイベントに登壇できなかった松岡もビデオメッセージで登場。劇場とネット配信の両軸で公開せざるを得なかった状況に、「映画を愛する行定さんだから、たくさんの葛藤も苦悩もあったと思うし、映画に携わった大人の皆さまも一筋縄ではいかない思いがあったと思います」と関係者たちの気持ちを汲みながら、「山﨑くんを筆頭に、われわれ20代半ばの俳優たちは、熱く気持ちを持ったまま映画の世界を元気にできたらなって思っています」と心情を語りました。

そんな松岡に、山﨑は「本当に頼もしい同世代の女優さんだなって思います」と絶賛。行定監督も「松岡茉優っていう女優は“察してくれる女優”。現場でもそうでした」と全幅の信頼を寄せていたことを明かし、「松岡が打ち出すことに、山﨑がどう受け止めたり、跳ね返したりするのか……この映画にふんだんに入っている」と“見どころ”を語りました。

最後に山﨑は、作品の魅力について改めてこう訴えました。
「どうしようもない時間とか苦しかった時間とか、そういうものがあるからこそ、人とは違う景色が見られるのだと思います。そんなどうしようもない時間を、自分の中で肯定できるようなきっかけにこの映画がなればいいなと思います」

映画概要

『劇場』
出演:山﨑賢人、松岡茉優ほか
監督:行定勲
原作:又吉直樹『劇場』(新潮社)
公式ホームページはこちらhttps://gekijyo-movie.com/から!


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