3月25日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて『CHANGE A+』が開催され、ギンナナやジェラードンら19組の芸人が『A STAGE』生き残りをかけた熾烈なネタバトルを繰り広げました。

2018年4月にスタートしたライブシステム『CHANGE』は、よしもとに所属する芸歴11年目以上の芸人を対象としたネタライブ。A~Dまでのステージにランク分けされた約140組の芸人たちがネタバトルを繰り広げ、その戦績により3カ月に1回(Aステージ)、あるいは毎月(B~Dステージ)、所属ランクが変動するというシステムです。

今回の「CHANGE A+」では、全20組(※どりあんずが欠席したため、実際に出場したのは19組)が「A STAGE」残留をかけて争います。

一方、今回はダイタク・ネルソンズの加入により降格人数が増やされたため、下位8組が『B STAGE』に降格することに。今回「B STAGE」に移動した8組のなかに、実力派コンビも名を連ねたため、波乱の展開となりました。

全19組が熾烈なネタバトルを展開

MCのタケトが登場し、この日のライブについて簡単に説明したあとは、さっそくネタバトルがスタート。

まずはゆったり感が、あいうえお作文でプロポーズするという斬新な発想の漫才で、しっかり会場を沸かします。

続く田畑藤本は、田畑が歴史について熱心に語るものの、その内容に史実と違う箇所がちらほらあり、藤本が訂正という名のツッコミをし続ける漫才を披露します。

スカチャンは、ヤジマリー。が得意のジャニーズネタを披露。芝居をしているのに、急に裏方になるジャニーズのパフォーマンスを表現し、爆笑をさらいます。ブロードキャスト!!は、宮本がテンションの高いシュールな織田信長を演じる漫才を。レアレアは「実家に帰りたいが、飛行機は怖いから新幹線がいい」という大浜に、桑折がありえないような新幹線での災難の可能性を示唆する漫才を披露しました。

ボーイフレンドは、黒沼がお酒を飲めない人のために「先輩にバレないようにソフトドリンクを頼むテクニック」を披露し、さまざまな酔っ払いを演じます。

イシバシハザマは、ミュージシャンになるために上京したいという息子を、ガンコな寿司職人のお父さんが反対する漫才を披露。

こりゃめでてーなは、伊藤がもう中学生や和牛・川西、千原ジュニアなどのモノマネを入れつつ、釣りをテーマにした漫才を。井下好井は「復讐したい先生がおる」と告白する好井が、復讐したい理由や、その独特な復讐の仕方を説明し、笑いを誘います。

中山功太は、ラジオを聴きながらMr.Childrenのチケットを申し込もうとしていると、ダサすぎるラジオのCMが流れてきて気になってしまうというネタを披露。今時のアイテムに似つかわしくない古臭いラジオCMが次々と流れてきて、お客さんも大爆笑でした。

今年で19年目だというツーナッカンは、「毎日清掃のバイトをやっていて、この後も夜勤で忙しい」と話すぼやき漫才を披露。

ハブサービスは、ショパンをバックに体で「地下鉄飯田橋駅」や「青山一丁目駅」を表現し、爆笑をかっさらいます。

続くギンナナは、2人でコブクロを歌い出すのですが、よく聴くと別の曲を歌っているようで……。ジェラードンは、20年前に別れた“タケルくん”との再会のため、約束の場所にやって来たたかこ(かみちぃ)でしたが、そこに2人の男が現れ……というネタ。片方はイケメン、もう片方は“キモい男”ですが、その“キモい方”がタケルくんだとわかったたかこの葛藤に、お客さんは大爆笑!

シマッシュレコードは、ミュージシャンのオーディションという設定で、「ジョニー長谷川」という人物が109のショップ店員のイメージの歌を披露。しまいには『パンツゲーム』という謎のオリジナルソングを、審査員を巻き込んで演奏するジョニーでした。

うるとらブギーズは、サッカーの解説者に扮した2人が脱線した会話で盛り上がっている間に、どんどん点が入ってしまうコントで笑いを誘います。THIS IS パンは「生まれ変わったら女の子になりたい」というボケのTHIS IS 岡下が、女の子同士でショッピングに出掛けるシミュレーションを始める漫才を披露します。

タモンズは「東京都知事になりたい」と言う安部が演説を始めますが、いつの間にかその内容は、奥さんへのグチとなっており……。そして、トリを務めたすゑひろがりずは「ヤマザキ春のパン祭り」の奉納を行ない、災いを避けるためにパンが焼ける間に歌を歌うネタを披露し、爆笑のうちにネタを終えました。

あの実力派コンビが!? 予測不能なネタバトル「CHANGE」に今後も注目

審査員の票+「お客さんが19組の中から5組を選んで投票」の結果を待つ間、全員が登場し、トークを繰り広げます。

タケトが「これ5組選ぶの難しいですよね、みんなおもしろかったもん」と話すと、客席からも「難しい~!」というレスポンスが。また、タケトの娘が現在ジェラードンにハマっているそうで、娘に「パパも、友達と3人組組まないと売れないよ!」と言われたことを明かし、笑いを誘います。

そんなタケトが昔トリオ(Bコース)を組んでいた頃の相方であるハブサービスについて、「解散してよかった~! あんな天才、ついていけないわ(笑)」と話すと、ハブサービスは「僕、(トリオを)組んでないよ?」ととぼけます。するとタケトは「記憶!」と短い言葉で的確にツッコんでいました。

ここで、うるとらブギーズ・佐々木が4月6日に∞ドームで開催する弾き語りLIVE『ONE HUNDRED TAKAHIRO~singersong~』の告知を兼ねて、宇多田ヒカルの『First Love』を熱唱しますが「ダサすぎる!」とタケトにツッコまれます。さらにオリジナルソング(『カモン!結果オーライ』『絶望ブラックアウト』など)を披露する佐々木でしたが、どれも「ダセェよ!」と散々な評価を受け……。しかし会場は大いに盛り上がりました。

今回の「CHANGE A+」では、中山功太(1位)、ハブサービス(2位)、ジェラードン(3位)が上位3組となり、ルミネの出番獲得などの特典を手にしました。

また「B STAGE」に移動したのは、タモンズ、ギンナナ、田畑藤本、THIS IS パン、こりゃめでてーな、ボーイフレンド、レアレア、どりあんずの8組。代わりに、イチキップリン、サルゴリラなど6組(+ダイタク・ネルソンズの計8組)が昇格し、新しい「A STAGE」20組のメンバーが決定となりました。

その名の通りランクが目まぐるしく変わり、さらなる変化を遂げていく「CHANGE」芸人たちに、これからもご注目ください!