7月7日(火)、『R-1ぐらんぷり2011』(関西テレビ・フジテレビ系列)の王者として知られる佐久間一行が、『佐久間一行 SUPER LIVE 歌ネタ無観客生配信 in 日本青年館』を開催します。

佐久間の持ち味といえば、“ほんわか&多彩”。昨今、ぺこぱを中心に“人を傷つけない笑い”が注目されていますが、その元祖とも言えるのが佐久間のネタ。独特の視点に爆笑必至の一方で、なぜかほっこりできるという唯一無二の強みを持つ芸人です。

さらに、佐久間はそのネタの多彩さにも定評が。小道具を使ったコントはもちろん、特技であるイラストを活かしたフリップネタや、佐久間自らが歌う歌ネタなど、幅広いラインナップを所持しています。

今回は、その中から歌ネタに限定したライブを実施。単独ライブでもおなじみの曲から、あまり披露してこなかったレアな歌ネタまで、1時間30分の“さっくんワールド”を展開します。

これまでと違うのは、東京・日本青年館ホール(以下、日本青年館)という1,200席を超える広い会場を舞台に、無観客にてオンライン生配信を行なう点。佐久間自身、長い芸歴の中でも初めての経験という今回のライブがいったいどんなものになるのか、今回ラフマガでは本人に話を聞いてきました。

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無観客だとタイミングもわからない

――佐久間さんのライブでは歌ネタがすごく盛り上がりますが、今回は新型コロナウイルスの影響で無観客でのライブ開催とのことですね。

無観客生配信ということ自体は、ヨシモト∞ホール(以下、∞ホール)でやっている『月1ライブ』という自分のライブでやったり、ルミネtheよしもとの出番でやったりはあるんですけど……歌ネタライブでの無観客配信は初めてですね。

――お客さんの反応がない中でのライブはいかがですか?

うーん、やりにくさはどうしてもありますよね。とくにピン芸人なので、お客さんの反応を見てしゃべりを調整しているので、それがわからないというのは痛い。投げかけてシーン、投げかけてシーンという状況。いつもなら、投げかけてお客さんのリアクションが悪ければ「つたわれ~(佐久間の持ちギャグ)」をするんですけど、無観客だと伝わっているかどうかすらわからないので。「つたわれ~」をやる必要がなくなっちゃうんですよね(笑)。

だから、今回、改めてこういうライブやショーっていうのは、お客さんも一緒になって作っているものなんだなって実感しました。一方通行だと、意外と演者もどういう反応をして良いのかわからなくなってしまう。無観客ならではの良さもあるのかもしれないけど、僕はお客さんの生の反応があるからこそのライブが好きなんだなって思いました。無観客生配信をやったからこそわかったことですね。

――今回は、1,200席以上ある大きな会場である日本青年館で開催するわけですが、その広さで無観客というのがすごいなと。

最初は「無観客の生配信のライブをしませんか」って話があって、「日本青年館でもできますよ」と言われて。だったら、最初は歌ネタの予定ではなかったんですけど、“いや、待てよ。それならこんな広いところは歌謡ショーが向いているから、歌ネタライブをやったら楽しいかも”と考えました。この会場だからこそ、これがやりたいって思ったわけです。

無観客なのに広い会場っていうのが逆に面白いんじゃないかなと。ただ、イメージは1,000人ぐらいのお客さんが、会場を埋め尽くしているような感じでやります(笑)。

あと、今回はMCの2人(キクチウソツカナイ。、ピクニック)がいて。無観客じゃなかったらMCは入れてなかったと思います。無観客なんだけど、オンラインで観ているお客さんもチャットでコメントをライブ中に送ることができて、MCがいてくれたら、そういうお客さんからの声も拾いながらやっていけるので。

――それはオンラインのライブならではですよね。そして、MCのお二人も佐久間さんのライブではおなじみですし。

あはは。そうなんです。2人とも僕のことをよく理解してくれているし、キクちゃん(キクチウソツカナイ。)に至っては司会部(よしもと部活動プロジェクト)の部長ですから。

一応、今回のMCの2人は『MUSIC STATION SUPER LIVE』(テレビ朝日系)のイメージで、“キクチタモリジャナイ”と、演技ができるピクニックには女性アナウンサー的な感じでやってもらおうと思ってます。変なキャラをいれると、良さが消えちゃうんじゃないかとやや不安もあるんですけどね(笑)。どうなるのか、ぜひ楽しみにしてもらえれば。

日谷ヒロノリが日本青年館に君臨!

――今回、佐久間さん以外に“日谷ヒロノリ”さんという方も出られるんですね。この方は一体、何者なんでしょうか?

日谷ヒロノリさんは、2018年の僕の単独ライブのコントに初めて登場した人で。シンガーソングライターの影山ヒロノブさんに憧れていて、いつもは高円寺あたりの50~100人ぐらいのキャパのライブハウスで活動している人なんです。今回、そんな日谷さんがキャパ1,000人越えの日本青年館でどんなふうになるのか、僕も楽しみなんですけど。

――……これは、佐久間さんではないんですか?

“僕であって、僕ではない”、そんな感じです。一度、∞ホールで僕と日谷さんの2つの楽屋が用意されていて、笑ってしまったことはありますけど(笑)。

日谷さんはお客さんからも反応がよくて、単独ライブのコントから飛び出して、今はYouTubeでMVをやってたり、PVオフショット動画があったりと意外と人気があるんです。

――日谷さんもそうですけど、佐久間さんの頭の中は面白いですね。視点がユニークというか、他に類を見ないような。

“人を傷つけない優しいネタ”って最近、よく言ってもらうんですけど、自分では意識していない。ただ、“これを見たらイヤな気持ちになるだろうな”ってことを外しているだけ。優しい笑いをしようとは特に思っていないんです。

だから、ネタを見て「和みました~」と言われるよりは、基本はめちゃくちゃ面白いと言われたほうがうれしいです。

――『MUSIC STATION SUPER LIVE』風のMCがいて、日谷さんも登場するとなると、今回はかなり濃密な1時間半のライブになりそうですね。

今回は、なるべく歌ネタでもあまりやっていないようなネタも入れていこうかなと思っています。いつもやっているような歌ネタもありつつ、レアネタも入れて構成していこうかなと。

僕の歌ネタと日谷ヒロノリさんのほかに、神保町花月のお芝居(『バルボラーチョの夜は続く』ほか)で歌った歌もあるんですけど、なかなかこの3つを同時に見せられるライブはありませんでした。そういう意味で今回の歌ネタライブは、3つの面を一緒に見せられるというのが珍しいだろうなあとは思います。

植物に話しかけ、握手をしていた自粛期間

――ちなみにこの自粛期間は、どんなふうに過ごしていましたか?

いろいろ考えていましたね。ライブとかがなくなったので圧倒的に家にいました。ただ、絵を描いたりいろいろな宿題ごとが多かったので、やることは結構あったんです。あと、ブログやSNS、YouTubeもあったので、そこでいろいろと発信もできましたし。

ただ、この先がどうなるのかわからない状況の中で、やる気を起こすのが大変じゃないですか? 新ネタを作っても、“これ、いつ披露できるのか”とか思っちゃう。一方で、コロナが明けてライブができるようになったときに「何も用意していませんでした」っていうのもイヤで。

僕は、コロナ明けのスタートダッシュで「え! こんなにネタを作ってたの!」っていうほうがいいなと思ったので、自分で新ネタをたくさん作っていました。コロナ禍だったからこそ浮かんだネタとかもあったり。

成果が何も見えないとやった感じがしないのはイヤだったから、リスト化して毎日やったことを書いていくようにしていました。「〇〇のネタ作る」とかもそうなんですけど、「『鬼滅の刃』を買った」とか「換気扇の掃除」とか、そういうのも含めて。だから、そのリストはかなり膨大になりましたね。

――すごいですね! そこで作ったネタは今、出せているんですか?

『月1ライブ』やルミネtheよしもとの出番で、ちょこちょこ出してみてはいます。

ギャグも1か月ぐらい毎日ブログにあげていたんですよ。そういうことができたのは、良かったなと。“これやったらどうなるのかなあ”って考えている時間が楽しい。もちろん、浮かばないときは苦しさもあるんですけど、それでも圧倒的に楽しいんですよね。やっぱり好きなことが仕事になっているんだなって思います。

――コロナ禍の日々で改めて気づいたことなどはありますか?

ピン芸人だからこそ、新ネタを作ったらすぐに自宅からでも、ブログとかですぐに出すことができました。これ、コンビだったらネタを作っても合わせられないのは大変だろうなと思いましたね。

――逆に、大変だったことはありますか?

うーん……家にいるってことですかね。1日に1回は家から出たいタイプなんですよ。でも、出ない日もあったのでそこはストレスがたまりました。

そういう意味では植物や動物に助けられましたね。植物とかにも声をかけたほうが良いって言うから、朝起きたら飼っている魚やドジョウ、さらには植物にもみんなに「おはよー」って言っていました。葉っぱが元気がなさそうだったら「はい、わかってるよー」と言いながら触ってあげたり(笑)。そういうことはしていましたね。

――では、最後に今回のライブが7月7日(火)の七夕ということで、七夕のお願いごとを教えてください。

もう、「コロナがおさまりますように」しか出てこないですね(笑)。今はもう、それしか浮かんでこないです。

あとはこんな状況になると、(重心が)どうしてもSNSとかネット寄りになっちゃう。もちろん僕もそういうのをもっと勉強して、やっていかなきゃとは思っているんですけど、でも、ライブの良さももちろんあるよなって。だからお客さんも、“芸人もネットが当たり前”みたいな世の中になってほしくはないなと思います。生で観るライブの良さ、幕が上がってワクワクする気持ち……あれを体感してもらうためには、やっぱり実際に来てもらうのが良いんだろうなって思います。そういう意味で、やっぱり願い事は「コロナがおさまりますように」ですね。

今回のライブでは、コロナでのストレスを忘れて、単純に楽しんでもらえたら。それだけですね。

――日谷ヒロノリさんからもライブの意気込みを一言お願いします。

「まさか日本青年館で歌えるとはな! それがすごくうれしいんだ。でも、それが無観客だなんて笑っちゃうよな笑笑笑笑笑

とにかく、日本青年館でのライブ楽しみにしているよ、よろしくな!」

『佐久間一行SUPER LIVE 歌ネタ無観客生配信 in 日本青年館』

出典: 吉本興業株式会社

日程:7月7日(火) 20:00~21:30(19:30からOPEN)
※アーカイブ期間:7月14日(火)20:00まで
料金:2,000円(税込)
概要:佐久間一行による日本青年館での豪華歌ネタライブ! 七夕の夜にみんなで歌って踊って楽しみましょう☆ 日本青年館ホールから生配信

出演者:佐久間一行、げんき~ず・元気たつや、ありがとう・細野哲平、シマッシュレコード(嶋田修平、島居俊介)
MC:キクチウソツカナイ。、ピクニック

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佐久間一行 SNS情報

blog:『佐久間一行のついてこ~い』
Twitter:@sakuzari
YouTube:『佐久間一行チャンネル』


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