世界各地で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている昨今。日本では緊急事態宣言が解除されたものの、まだまだ油断はできない状況が続いています。

そこで気になるのが他国の現状。日本とは文化や風習が異なる海外に住む人たちは、一体どんな生活を送っているのでしょうか? ラフマガでは“住みますアジア芸人”として活躍している芸人たちに、現地の状況を語ってもらいました。

今回は、“ミャンマー住みます芸人”であるアーキーに、リモートインタビューを実施。コロナ禍でのミャンマーの変化から、アーキー自身の芸人を目指したきっかけまで、話を聞いてきました。

※インタビューは6月24日(水)に実施しました。現在とは状況が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ソーシャルディスタンスを守る国民性

――早速ですが、ミャンマーにおいてコロナの影響はどうでしたか?

ほかのアジアの国に比べるとミャンマーはまだ緩い(制限)だったんじゃないかなと。日本よりは厳しい措置は取られましたけど、フィリピンとかと比べるとだいぶ緩くて。

一時期、(ミャンマーの都市)ヤンゴン内でも感染者がでた区に住んでいた人は、「その区から出ちゃダメですよ」というぐらいはあって。幸い僕のところではなかったので、出入りは結構自由にできました。あとは、外出禁止令もあったけど、いちばん厳しい時で22時から朝4時まで。現在も続いていて、今は24時から朝4時まで。ただミャンマーではあまりその時間に出歩いたりはしないので、影響は少なかったですね。

いちばん大きな変化と言えば、デリバリーサービスがめちゃくちゃ普及したこと。ヤンゴンではネットでオーダーをして、自転車で届けてくれるっていう『Uber Eats』みたいなデリバリーがめちゃくちゃ増えました。ここ1年ぐらいでヤンゴンでも見かけるようにはなっていたけど、このコロナ禍で需要が高まって、街中でデリバリーの自転車をものすごく見かけるようになりました。

――アーキーさんのお仕事にも影響はありましたか?

ミャンマーでは4月の2週目に、新年を祝う“水かけ祭り”というのがあって。それがコロナの影響で規制がかかり始めた時期とかぶってしまったんです。

じつはミャンマー住みます芸人にその“水かけ祭り”の特番の仕事のオファーがきていて。新年の特番のお笑い番組みたいなもので、ミャンマーの師匠みたいな人たちと共演できるチャンスだったんです。でも、それがなくなってしまって非常に残念でした。

今までなかなか、ミャンマーの人に向けたローカル番組に出演する機会がなかったんです。それこそミャンマーの芸人さんと一緒にやらせていただくっていう機会はそれが初めてだったので、すごく楽しみにしていたんですよね。

――現在の状況はどうなっていますか?

今はもうだいぶ緩くなってきましたね。一時期はレストランも店内で食べるのがダメだったんですけど、2週間ほど前からはレストランもバーも開きましたし、ソーシャルディスタンスは守りつつ、オープンはしています。

でも、思ったのがミャンマーの人って健康意識が高いのか、規制もソーシャルディスタンスもしっかり守っていましたね。エレベーターでも足のマークが四隅に貼ってあって、壁を向いて立ちなさいと書かれているんですけど、それを守っている人ばかり。買い物のレジ待ちもちゃんと距離をあけるし、とにかくミャンマーの人は真面目だなってすごく思いました。

――ミャンマーは急成長を遂げている中、コロナの影響を受けてしまったということで。これからビジネスや観光で人が増えるはずだったことを考えると、国としては痛手ですよね。

そうだと思います。“バガン遺跡”が昨年世界遺産に登録されて、これから観光を盛り上げていこうというところでこれだったので、観光業に打撃はあったかと。

ただ、アメリカの『Forbes』という雑誌で「コロナが明けたら行きたいおすすめ観光地TOP3」にミャンマーが入っていたそうなので、コロナ明けにはまた観光客が戻ってくるんじゃないかなと期待しています。

ただ、今回のコロナ禍って「一度、休んで考えて」っていう時間になったと思うんですよね。ミャンマーとか日本とか関係なく、みんなずっと働き続けていた人が一回、立ち止まって考えなおす機会になった。だから僕は、コロナはマイナスだけでなく、人によってはそういうプラスもあったんじゃないかなと思います。

アフターコロナ、2020年の目標

――アーキーさんは、いろいろな国を経て、ミャンマーに住まわれてからはもう7年目になるそうですね。

僕はもともと熊本生まれでして。小学校入学からはシンガポールの日本人学校、5年生からオーストラリアの現地の学校に入りました。英語がわからない中、授業でも何をやっているのか全然わからないような状況が1年間ぐらいあって、なんとか英語を覚えて、結局4年間を過ごしました。その後、ハワイに中学3年生から大学2年生までいました。そんな感じだったので英語はもちろん話せますし、漢字がわからなかったりする関係で、読み書きは英語のほうが楽なぐらいなんです。

なので、ミャンマー住みます芸人の中で、一人だけちょっと変わった形でミャンマーに入っている感じでして。2018年にミャンマー住みます芸人がスタートしたんですけど、僕がミャンマーに来たのは2014年。

もともと日本でNSCを卒業して芸人活動をやっていたんですけど、しっくりこない部分もあって。たまたま親父がミャンマーで事業をしていたのもあって、興味を惹かれてミャンマーに行くことにしました。ここ2年間ぐらいでミャンマーもだいぶ変わりましたね。来た当初は日本食レストランもまだまだ圧倒的に少なかったですし、商業施設も一つあるかってぐらいでした。

――そんなインターナショナルな環境で育ってきて、英語も話せるアーキーさんが、なぜ日本で芸人になろうと思ったんですか?

子どものころから海外に住んでいたので、僕は日本のお笑いにあまり接しないで育って来たんです。でも、オーストラリアに住んだ小学生のころ、英語もわからないのに現地の学校に入ることになって。友だちもすぐにはできないし、まわりは白人ばかりだしっていう状況で。

そこで、お母さんが少しでも楽しいことをっていうことで、車で1時間ぐらいかけてレンタルビデオ屋さんに行って、吉本新喜劇を借りてきてくれたんです。

当時の僕にとっての娯楽はそれぐらいしかなかった。だからそれを1週間ひたすら観続けるという感じでした。それで僕は吉本が大好きになったんです。それが僕のお笑いの原点。幼いころから好きで、自分が大変な時に笑いをたくさんくれた吉本のために、芸人になろうと思ったわけです。

なので、ミャンマーにいる僕に“ミャンマー住みます芸人”の話が来たのは、ものすごくうれしかったです。芸人をやめてミャンマーに行ったわけではなく、ミャンマーに行くことで面白味をつけられるのではないかと思っていたので。日本で“ミャンマー住みます芸人”が始まると聞いたときは、すぐに自分から手を挙げさせてもらって、参加させてくださいと志願したんです。

――ミャンマー住みます芸人としてどんな活動をされているんですか?

ピンネタとしては、やっぱり見てもらってわかりやすいものということで、今はマジックをしています。アキラくん(アキラ・コンチネンタル・フィーバー)とかはすごいマジックですけど、それとは比べられないぐらいのものです。

――では、これからミャンマー住みます芸人として、どんなことをしていきたいですか?

コロナ以降は仕事もなくなり、本当に暇で。一日中テレビを見てましたね。動画サービスのドラマとかも全部観終わっちゃったぐらいで。

で、“これは何かしなきゃな”と思い立ち、1か月前にYouTubeを始めました。週に1~2本ぐらいアップしてます。

YouTubeで、同じミャンマー住みます芸人のタイガースさんが面白い動画をやっているんですよ。編集もすごく上手で。バラエティ番組みたいな感じでミャンマーを紹介されてるんです。なので、僕は違いを出していこうかなと思いまして、英語でミャンマーのことを紹介するチャンネルにしました。英語で話しながらミャンマー語の字幕を入れてあるんですけど、日本語字幕は入れてない(笑)。日本人の方からすると、だいぶ難易度高めかもしれません。

じつは毎年自分の誕生日である6月に、その年の目標を立てているんですけど。昨年の誕生日は「筋肉の1年にしよう!」と目標を立てて、一生懸命ジムに通って。筋トレをがんばってこの筋肉を作り上げたんです。で、今年はYouTubeの1年にしようと思って頑張っていこうと思っています。

――先日、クラウドファンディング『SILKHAT』の『住みますアジア教室』でもミャンマーの企画があったと聞きましたが、反応はいかがでしたか?

それが、『住みますアジア教室』の中で僕が関わったものは、残念ながらすごく人気がなくて……。内容が『ミャンマー旅行オンライン相談室』だったので、これもコロナの影響を受けてしまったかなという印象です。海外旅行なんてとんでもないという状況でしたからね。

ただ、タイミング的にミャンマーはこれから波が来るであろう国。需要は必ずあると思うので、コロナ明けに期待したいと思ってます。

――ミャンマー情報を、ここで少しだけ教えてください。

伝統や文化がミャンマーにはすごく残っています。手つかずのフロンティアという感じ。

例えば、ミャンマーは街中で普通にみんな伝統衣装“ロンジー”を着ています。これ、巻物というか、男性も女性もスカートみたいになっているんですね。白く肌を塗るお化粧も日常的にやっています。そういう文化がまだ当たり前に残っていて、観光としては、すごく魅力がある国だなと思います。

伝統や文化は残ってはいるものの、僕がミャンマーに来た当初と比べて、本当に劇的な変化を遂げました。最初、いちばんショックだったのが、YouTubeでも観ようかと思ったらネットの速度が遅すぎて動画が全然観られなくて。やっとつながったかと思えば、止まって全然進まない! でも、それが今、こうやってオンラインで話ができるまでになったわけですから、ものすごい変貌を遂げたなと感じますね。

電気も安定しなくて。僕が来たばかりのころは1日3時間とか停電があったんです。ミャンマーの人は「来年になったら停電はおさまる」と言い続けてもう7年目、いまだに停電があります。停電する時間は少なくはなってきているんですけど、いまだに3日に一度、1時間ぐらいの停電がおきますね。

――最後に、今後の夢を聞かせてください。

今後、テレビはもちろんですが、ミャンマーの田舎のほうでイベントとかも出演できればと思います。特設ステージでのお祭りとか結構あるので。イベントの規模が大きくなくても、そういうローカルの部分に、住みます芸人として入っていけたらなと思っています。ただ、まだイベントとかは自粛の状況なので、コロナが明けたらそういうのをやっていきたい。

あと、人生を芸人として生きていきたいです。芸人というのが大好きだから、自分も芸人でいたいし、そういう人たちと関わっていたい。なので、ミャンマー住みます芸人のタイガースさんや緑川まりさん、そしてアジア各国の住みます芸人の方々と一緒にいろいろなことができるのは楽しくて仕方がない。みなさんお笑いレベルも高いのですごく勉強になります。

とにかく、ミャンマーはのんびりしているし、人があたたかいんですよね。同じアジア人の国だってことで、すごくあたたかく迎え入れてくれている感じがする。居心地がすごく良い国なので、みなさんもぜひミャンマーに来てください!

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住みますアジア芸人 関連情報

■YouTubeチャンネル:『住みますアジア芸人チャンネル』

■『住みますアジア教室』(SILKAT)

クラウドファンディング『SILKHAT』にて、アジア各国からビデオチャットで現地の魅力や、移住・ビジネス進出を考える方への有益な情報をお届け!

©SILKHAT

第2弾も開催決定!
URL:https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1686/

■AsianGarden(LotusTV)
URL:https://www.lotuslotus.tv/users/562/video

アーキーYouTubeチャンネル『Arky Yangon』

チャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCdDB_OqQgYsOqVHbIkOazrA

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