世界各地で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっている昨今。日本では緊急事態宣言が解除されたものの、まだまだ油断はできない状況が続いています。

そこで気になるのが他国の現状。日本とは文化や風習が異なる海外に住む人たちは、一体どんな生活を送っているのでしょうか? ラフマガでは“住みますアジア芸人”として活躍している芸人たちに、現地の状況を語ってもらいました。

今回は、“マレーシア住みます芸人”のKLきんじょーにリモートインタビューを実施。ライブを中心に活躍するきんじょーの仕事の変化や、マレーシア人の妻と子どもとの家庭の様子などを振り返ってもらいました。

※インタビューは6月23日(火)に実施しました。現在とは状況が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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ジョギングだけで逮捕…国民はOK!?

――現地はどのような状況ですか?

マレーシアは3月中旬頃から6月中旬までロックダウン(活動制限令)がありました。現在は、だんだんと緩くなって今は日常と変わらないような状況です。

――コロナが入ってきた当初は、どのような規制が張られていたんですか?

緊急の用がない限りは外出禁止です。緊急というのは、病院と買い物ですね。その買い物も、家族の代表者だけしか行けないし、スーパーやコンビニなども営業が20時までだし、徹底していたのかなと思います。以前は、ジョギングしていた日本人が捕まったことがあったほどで、その時に比べれば自由になりました。

――マレーシアに住む方々もストレスを抱えていそうですね。ロックダウン中に、何か新たな楽しみは見つけましたか?

SNSを活用していなかった飲食店が一斉に使い始めたり、一般の方がSNSを使ってオモシロ動画をたくさん投稿したり、日本よりも“家で楽しむ動画”をアップする人は多かったと思います。テレビのコンテンツも無くなっていくので、そういうおもしろ動画をピックアップして紹介する番組も増えましたね。

――外に出る方もいたのでしょうか?

いたみたいですね。隠れて友達の家へ行って「隣の家がうるさいんだけど」って通報された……とか。あと、外を歩いていただけで警察に囲まれて「どこへ行くんだ」って聞かれて、「買い物だ」って答えて怪しいと疑われたことも(あるみたい)。また、地方に住む老夫婦が、趣味のバードウォッチングをしている最中に捕まったこともあったようですよ。

――厳しく取り締まりされていたんですね。

封鎖もすごくて、道の至るところに警察がいました。サラリーマンの方は、在宅勤務しかほぼダメだったらしくて、会社から“移動許可書”をもらわないと通勤できなくて。でも、そういったコロナに対する政府の徹底ぶりに、国民が安心している部分もあると思います。

そんな中で、「ジョギングOK」「ソーシャルディスタンスを保てるスポーツならOK」「店も22時くらいまで開けてOK」とか、一時期、規制を緩くしたことがあったんですけど、解除の5日くらい前にネットで「まだロックダウンは続けるべきだ」っていう運動もありました。最初はロックダウンがかなりストレスになっていたんですけど、感染者数がどんどん下がる傾向になったので“もっと徹底してやるべきだ”って考えられていたのだと思います。

――政治的な面で信頼している人も多かったと。

コロナの影響が大きくなる直前に、前の首相が辞任したんですよ。新しい首相は感染拡大の真っ只中に就任することになったのに、しっかりと対策を行なったので、めちゃめちゃ信頼が高まりました。

自分の子どもを守るために!

――ご自身のプライベートには、どのような変化がありましたか?

前からバンバン仕事があったわけではないですけど、こんな状況になってからはイベントがすべてキャンセル。なので現在は、オンラインでできる仕事にフォーカスしています。僕自身も、以前から“オンラインも取り入れてやろう”と思っていたので、在宅で忙しくやっています。だからこそ、いいコンテンツを作って仕事に繋げないと、と考えています。

――ご家族とはどう暮らしているんですか?

奥さんと1歳の子どもといるんですけど、ほぼ一緒に家にいて、買い物の時は交代で行っていました。家にいること自体がストレスに感じてしまうので、奥さんにも気分転換してもらいつつ……って感じで。

――お子さんがいらっしゃるとより怖いですよね。どのようなケアをしたんですか?

今は気を使ってくれてそういうことは少ないんですが、マレーシアって何をしてても、子どもを触ってくれたり、あやしてくれたりする文化があるんですよ。前の話ですが、ご飯に行ったときに、子どもが泣き叫んでゆっくり食べられなかったんです。そうしたら店員さんがバーっとやって来て抱っこしてあやしてくれて、奥さんがあたたかいご飯を食べられるっていう……(笑)。

(そんな背景があるので)活動制限令が解除になって散歩ができるようになったんですけど、ベビーカーにカバーをするようにしました。でも、ベビーカー用のカバーってあまり売っていないんですよね。だから、マットレスを入れるカバーを切って装着しました。子どもに優しい文化だからこそ、少し気をつけた部分はあります。

イスラム教の女性とのデートは…?

――先日、住みますアジア芸人の皆さんがそれぞれ『SILKHAT(吉本興業のクラウドファンディング)』にて『住みますアジア教室』を行ないました。改めてどんなことをしたか教えてください。

いろいろあるのですが、僕たちは、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアの住みます芸人のメンバーで、YouTubeチャンネル『住みますアジア芸人チャンネル』を配信しているんですけど、その4人で、いつもならできない国の体験話や、どうやって活動してきたのかをトークしていきました。

――いざ『住みますアジア教室』をやってみていかがですか?

今まで劇場で喋ることが多かったのですが、オンラインはよりお客さんを近くに感じたというか。今までにない新鮮な気持ちになりましたし、回数を重ねれば、もっと密になってお客さんも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。

――参加者はどんな方がいらっしゃったんですか?

海外に住んでいる方も多くて、言葉の壁、食事の面、生活の壁など、いろいろぶち当たっていると思うんですよ。僕らはローカルの中で生きているので、どうやって生きてきたのか、というのを学んでいただきました。

――一部分で良いので、どんな話をしたのか教えてください。

僕の場合は“イスラム教の方とデートをした”っていう話をしました。マレーシアはイスラム教信者が多いんですけど、「豚肉を食べてはいけない」「お酒を飲んではいけない」とかいろいろある中で、恋愛から結婚に至るまでも厳しい部分が多い。結婚する前の性交渉やキスもダメだし、触ってもダメっていう中で「デートをした」っていう……。もちろん批判するわけではなく、紹介するような形で話しました。

――なるほど、ありがとうございます。それでは今後の活動予定を教えてください。

YouTubeの活動を増やしていきたいです。企画を通じて、今までお世話になったマレーシア人に恩返しをしたいと思っています。「お皿を洗ってほしい」「子どもをあやしてほしい」とか。

あとマレーシアのレストランでは、他国出身のコックを国へ帰してしまったので、いま作り手がいないんです。そういう方々を助けたいですし、デリバリーをしたり……。いろいろとやってみようと思っています。

取材・文:浜瀬将樹

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住みますアジア芸人 関連情報

■YouTubeチャンネル:『住みますアジア芸人チャンネル』

■『住みますアジア教室』(SILKAT)

クラウドファンディング『SILKHAT』にて、アジア各国からビデオチャットで現地の魅力や、移住・ビジネス進出を考える方への有益な情報をお届け!

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