『アメトーーク!』(テレビ朝日)や『しゃべくり007』(日本テレビ)に出演し、ネクストブレイクが期待される女性芸人として注目のぼる塾(きりやはるか、あんり、田辺智加、酒寄希望)。ネタはもちろん、あんりの毒舌や田辺の“コナン愛”など、それぞれの個性を活かした出演も続き話題となっています。

ぼる塾は、田辺と酒寄による“猫塾”と、はるかとあんりによる“しんぼる”という2つのコンビが合体し、2019年12月に結成された女性芸人カルテット(4人組)です。

現在、酒寄は育児休暇中のため、田辺、はるか、あんりの3名でのトリオとしてネタを披露しています。昨年の『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ・テレビ朝日系)では3回戦まで進み、話題となりました。

さらに、楽屋での食事風景や3人での旅行の様子など、ほんわかした空気の動画を度々YouTube『ぼる塾チャンネル』にアップ。何十万回と再生される動画もあり、ぼる塾の注目度の高さがうかがえます。

今回ラフマガでは、ネタはもちろん、それぞれの個性も輝くぼる塾にロングインタビューを実施。結成に至るまでの話はもちろん、最終兵器であるという“はるか”のことなど、じっくり語ってもらいました。

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パーツがうまいことハマった結成秘話

――昨年の12月に“ぼる塾”の結成を発表し、そこから女芸人の“第七世代”と呼ばれるなど、活躍が続いていますね。

田辺「まぁね~(田辺の持ちギャグ)」

あんり「そう言ってもらえるのはありがたいんですけど、不安なことがあって。というのも、田辺さんは年齢的に第七世代ではないだろうなと」

はるか「36歳だもんねー」

田辺「大丈夫。同い年のぺこぱさんも(第七世代に)いらっしゃるんだから」

あんり「“ネクスト第七世代”と言ってもらうこともあるんですけど、それだと年齢的にもっとヤバイですからね(笑)」

――あんりさんとはるかさんは25歳で、田辺さんは36歳なんですよね。そんなぼる塾の結成の話から伺いたいのですが。

あんり「2019年の12月7日(土)、結成の発表をしました。それまでは私とはるちゃんで“しんぼる”、田辺さんと酒寄さんで“猫塾”というコンビをそれぞれ組んでいました」

田辺「でも、酒寄さんは2018年の大みそかのライブに出てから産休・育休に入って。そこからぼる塾結成までは1人でやっていたんです」

あんり「結成発表の日は酒寄さんも一緒に舞台に立って、4人でぼる塾結成を披露したんですけど。今のところ4人での活動はそのときだけです」

田辺「せっかくの結成発表だったのに、残りの30分は私がいかにしてKAT-TUNの亀梨和也くんに出会えるかの話で終わってしまって。本当にせっかくの4人の良い時間だったのに(笑)」

――ぼる塾結成前から4人は仲が良かったんですか?

あんり「猫塾さんは2年先輩で、最初にかわいがっていただいた先輩なんです。形式が似ているというか、比べられやすかったというか、よく“猫塾を見たほうがいいよ”と言われていて。しんぼるとして、猫塾さんに対しては意識していました」

はるか「猫塾さんはすごく面白くて。ライブでご一緒していたときも絶対にウケていたイメージでしたね」

田辺「あら! そんなもんじゃないわよ~。“そんなもんじゃ”って言うのもなんだけど」

あんり「いや、猫塾さんがスベっているのは見たことなかった」

はるか「田辺さんがピンになったときも、ピンでもウケていましたから。毎回(客席を)あたためてくれるのでその後の人もやりやすそうで」

田辺「まぁね~。私から言わせてもらえば、しんぼるの2人のことは意識はしていましたね。面白かったので」

はるか「ふふ、まぁね~」

田辺「自分はいつまでも後輩的な立ち位置だと思っていたので、そんな自分に後輩ができて先輩になったときに、ちょっと“ハッ!”ってなりました。なんだろう、突き上げられる感じ。でも、後輩だけど友達みたいな感じもあって」

はるか「あんりと田辺さんが先に仲良くなった感じがする」

あんり「確か、ゆにばーす(はら、川瀬名人)さんの単独ライブで、はらさんと田辺さんと私の3人で『グータンヌーボ』(フジテレビ)風のガールズトークをするっていう企画があって。それまでは楽屋でおしゃべりする仲だったけど、そのライブがきっかけで徐々にご飯に行く仲になっていきました」

――そんな仲良しの2組で、一緒に活動しようとなったきっかけは?

あんり「最初はしんぼると猫塾の2組のライブを一緒にやってくれないかと頼みました。それを猫塾さんも快諾してくれて。そのライブの名前が“ぼる塾”だったんです。

そのライブの公演のとき、酒寄さんは妊娠中でつわりがひどくて、ライブ直前に出られないとなってしまって。猫塾もしんぼるもお世話になっていた構成作家さんから、“せっかくだから3人での漫才を作れ”と。無茶なこと言うなあと思ったんですけど。

でも、その作家さんが“しんぼるでは、私がはるちゃんを否定する漫才、だから3人での漫才はそれに加えて私が田辺さんのことを肯定する形にすれば?”とアドバイスをしてくださって。それをもとに作ってみたら、やっていてすごく楽しくて。“あ、見えたな”と何かが変わった瞬間でした」

田辺「その間に酒寄さんにもネタを送ったりして。酒寄さんもそのネタを面白いと言ってくれたり。それで劇場でやってみたらウケたんですけど、酒寄さんが産休だったので(猫塾としては)その年の『M-1グランプリ』に出られなかったんです。でも、“この3人の形なら『M-1』に出られるかも”と。それで私から“ぼる塾というユニットで『M-1』に一緒に出てくれないか”とお願いしました」

あんり「“私たちも楽しかったのでぜひ”と。なので、昨年の『M-1』はしんぼるでも出たし、ぼる塾でも出ました。でもぼる塾のほうが手ごたえというか、やっていて楽しい感じはあったんですよね」

田辺「結局、ぼる塾では3回戦まで進んで。でも、しんぼるでは準々決勝まで行ったので、ぼる塾でやろうってなったとき“本当にいいの?”って何回も確認しました」

あんり「はるちゃんと2人で話していたのは、ぼる塾でのユニット出場がなかったら、しんぼるとしての準々決勝もなかったよねと」

はるか「うん。ぼる塾があることで、しんぼるの漫才も楽しめたんだよね」

あんり「それで、3人の形での漫才がすごく楽しかったんだけど、その時は4人っていう選択肢は浮かばなかった。だから、酒寄さんをどうすればいいんだろうかってものすごく悩んで。田辺さんのことをいちばんわかっているのは酒寄さんだっていうのは間違いない。田辺さんは欲しいけど、酒寄さんのいる田辺さんじゃないと意味がない。田辺さんには酒寄さんもセットなんですよね。かといって4人でどういう形にすればいいのかもわからず……」

田辺「本当に今までの人生でいちばん悩みましたね。どうすればいいんだろうと。何回もあんりと話し合って」

あんり「そこでお世話になっていた作家さんに相談したら、あっさりと“なら4人でやればいいじゃねえか。とりあえずは3人で産休・育休に入っている酒寄を待っていればいいじゃん”と言われて。私たちは“あ、それやっていいんだ”と目からウロコ状態でした。今、育休中ではありますが、ネタ作りとかは酒寄さんに入ってもらってますし、今の状態でも4人でやっている感じ」

田辺「それぞれのコンビでやっていた時は、酒寄さんとあんりの2人が思いつめちゃうことが多くて。酒寄さんにも相談されるんだけど、全部面白いって言っちゃうから“田辺さんは信用できない”的なことを言われてたんです」

あんり「私もまったく同じで。悩んでいてはるちゃんに相談しても、欲しい答えは返ってこなくて、伝わらないなっていう思いが正直ありました。それを酒寄さんに初めて話したときに、酒寄さんから“ほんとうーーーにわかる!”と。2人でめちゃくちゃ共感しあえました(笑)。

でも私からしたら、はるちゃんの気持ちはわからなかった。わからなくて葛藤していることとか、でも、そういうのを今度は田辺さんがわかってあげられる。そういう意味でも、ものすごくバランスが良くなったんです。みんなが1人じゃないって思えた」

田辺「ネタを作っているとき、いつも苦しそうな酒寄さんしか知らなかったんですけど、4人になってからネタ作りが楽しそうで」

――いろんな意味でタイミングがすごく良かったんですね。パズルがハマったというか。

あんり「全部がうまくハマりました。何かひとつでも違ったらこうなってなかったと思います。酒寄さんが子どもを産んでなかったらこういう形じゃなかっただろうし。

私たちもぼる塾になる前、しんぼるとして解散を考えたりしたこともあって。このままやっていて大丈夫なのかと悩みの真っただ中にいたとき、田辺さんが入って漫才をすることで、こんなに楽しく漫才ができるんだって本当にパッと開けました。芸人をやめたくないと思えて。今、この形になって本当に良かったです」

田辺「唯一残念だったのは、いちばん仲の良い後輩がしんぼるだったので、そんな仲良い後輩がいなくなったことですね(笑)」

ぼる塾の女神“田辺”と最終兵器“はるか”

――ネタはどんなふうに作っているんですか?

あんり「はるちゃんを否定、田辺さんを肯定っていうのが軸にありつつ。それでいて、酒寄さんも私も心がけているのが、はるちゃんや田辺さんが思っていないことは言わせない。セリフも本当に思っていることを言わないと(お客さんに)バレちゃって笑いにつながらない。“ボケだから言って”とたまに言っていたけど、それだとウケが来ない。そこで酒寄さんがさすがだなと思うのは、田辺さんが言いそうなことを考えられるところで、私も酒寄さんを見習って心がけています」

――ネタの空気感も面白いですけど、YouTube『ぼる塾チャンネル』での、のんびりまったりした3人の様子も面白いですよね。

あんり「あれは私たちも食ってしゃべっているだけなんですけど。こうしようみたいなことは全然、考えずにやっています」

はるか「なんも考えてないもんね(笑)」

田辺「結成と同時に私たちも作っちゃおうと。YouTubeでは酒寄さんも参加できるから、ちょうど私たち4人だよって知らせる意味でも良いよねと」

あんり「最初は大食いをやろうかとか企画も考えてたんだけど、“とりあえずぼる塾結成パーティーをやってみよう” と。で、いざ撮ってみたらやっぱりいつもの私たちの感じになって。単純にホームビデオみたいな感じで(笑)」

はるか「でも、それがハマったんだよね」

あんり「“企画とかいらないじゃん”となって。なら普段の様子、私たちが楽しんでいる様子をアップしていこうと。だから何も決めないです」

田辺「テーマとか決めてそれを器用に話せるタイプでもないからね」

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――では田辺さん、はるかさんから見てあんりさんはどんな存在ですか?

田辺「あんりがいてくれて良かったと本当に思います。とにかくしっかりしてるし、ぼる塾のまとめ役」

はるか「私たち2人じゃ何もできない。しゃべれない。やばいですから(笑)」

田辺「あんりのいなかったときの仕事、大変だったもんね」

はるか「そうそう。あんりがいなくなった瞬間、2人して“……”ってなっちゃって(笑)。“ボケを考えてほしい”ってスタッフの方から言われたんだけど、私、どうしようと思って。ずっと黙っていたら、田辺さんが“私たち考えるのに時間が……。ちょっとすぐには出てこないので”って言ってくれて」

田辺「結局、いったんまとまらないままで終わって、打合せが終わった瞬間、すぐに酒寄さんに連絡して“どうすればいい?”と助けを求めました(笑)」

――ではあんりさん、田辺さんから見てはるかさんはどんな存在ですか?

田辺「はるちゃんは、めちゃくちゃ面白い。このやばさが伝わったらやばいです」

あんり「はるちゃんって今はまだ自分に自信のないところがあって。“すごいのは酒寄さんと田辺さんとあんりだから”って一歩引いちゃっているんです。でもこっちから言わせてもらうと“あんたには敵わないよ”って感じ。天性のものって何より強いと思うし、それをつかんだらすごい爆発するだろうから、“激強”だと思います」

田辺「はるちゃんは“世界でいちばん高い山は?”って聞かれて、自信もって“富士山!”って答えますから。“いや、それ、日本の一番高い山!”ってツッコみたくなる」

あんり「おバカキャラなんだけど、はるちゃんは扱いやすくない。イチかバチかではあるけど、爆発力はハンパない」

はるか「えへへ。爆発しちゃうの~?」

あんり「……うん、いつか爆発しちゃうと思う」

はるか「“私がいないほうが2人が引き立つじゃん”って思うんですよ」

あんり「そんなこと考えんじゃねーよ、めんどくさい」

田辺「そうだよ。引き立てなくていいんだよ。そのままでいい」

――では、田辺さんと酒寄さんはどんな存在ですか?

あんり「女神みたいな存在です。酒寄さんは影の女神、表の女神が田辺さん。私単独の仕事が来た時、私は緊張するタイプなので酒寄さんに相談することも多くて、だいぶ支えてもらっています。田辺さんは一緒にいて無理して気を使って、盛り上げてくれているというよりは、いるだけでなんか盛り上がる。存在がすごい人なんだなと」

はるか「確かに。ここってポイントを言うっていうか、全部がすごいよね。めちゃめちゃ優しいですから」

あんり「年齢も離れているんですけど、全然感じないんです。いちばん流行とかに詳しいですから。コンビのときは、私のキャラがハマらなかったら終わりだなって思っていたんだけど、ぼる塾になってからは“私がハマらなくても、田辺さんがどうせハマるだろう”と思える。そこがあるから気負わずにやれるのは強みですね」

田辺「それはすごく分かる! 私も同じ気持ち。どっちかがハマれば良いって思える。ちなみに、今年中に私とはるちゃんは一緒に住み始める予定で」

はるか「お互い実家を早く出たいという話をしていて。一緒に住もうと」

あんり「私はずっと一緒はきついからと遠慮して(笑)、遊びに行く予定です。2人の家は酒寄さんが旦那さんとケンカしても行けて、私が家に帰るのが面倒になったときにも泊まれてっていうのが条件で」

田辺「だから2LDKには住みたいよねって思ってるんです」

はるか「私も田辺さんもそれぞれの部屋があって、それでいて酒寄さんやあんりも泊まれるぐらいの部屋が理想だよね」

――ぼる塾はあんりさんの毒舌も面白くて、今後ますます求められるんじゃないかと思いますが。

あんり「毒舌を吐いているとき、私、記憶がないんです。たぶん(スイッチが)入っちゃってる状態というか。“これ言おう”とか準備していたわけではなく、あの場に追い込まれるとスラスラ出てくる。だから同じことは2回はできないと思います。

いつ(スイッチが)入るかわからないから、自分でコントロールがまだできない。だからできないときもあって。思い起こせば1年目のころから、フリートークで先輩たちに振られることも多かったんです。もちろん全然うまくいかなかったときもあった。でも、先輩たちがそれも許してくれてきた。そういう経験がきっと今、うまく回っているんだろうなと思います。だから、あの毒舌は自分から引き起こすというより、周りがいてはじめて生まれる笑いなんですよね。私たちがどんだけ周りに恵まれているかって本当に思います」

――では、今後の目標を教えてください。

田辺「ひとまずは女芸人のNo.1を決める『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』(日本テレビ)だよね」

はるか「うん、優勝できたらいいなって思います」

あんり「昨年優勝した、3時のヒロインのかなでが私たちと同期なんですよ。あっちもトリオなので比べられることが多いんですけど、3時のヒロインはぼる塾ができないことを全部している。すごいんです。私たちは踊れないし、歌えない」

はるか「あんな器用にコントできないよね。タイミングよく声合わせたり」

あんり「でも、3時のヒロインの優勝はものすごくうれしかった。女芸人にとっても良いこと。私はかなでとは恋バナをする仲で、恋愛人間っていうグループを作って週2~3で『Zoom』とかでおしゃべりをするぐらい仲良しです。でも、だからこそ、私たちも3時のヒロインに続くように頑張りたいと思っています!」

YouTubeチャンネル『ぼる塾チャンネル』

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