ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)が5,040組の頂点に立った『M-1グランプリ2019(以下、M-1)』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。史上最高の681点を叩き出すなど、盛り上がりもこれまで1番だったと評判の高かった同大会ですが、そのDVD『M-1グランプリ2019〜史上最高681点の衝撃~』が6月3日(水)に発売されました。

DISC1では決勝の様子を、DISC2には敗者復活戦、そして舞台裏を描いた未公開映像も入ったM-1グランプリアナザーストーリー、さらにチャンピオンのミルクボーイが新作ネタを披露した撮り下ろし企画など、盛りだくさんの内容です。今回はDVD発売を記念して、ミルクボーイにインタビューを行ない、改めて、当日の裏話やDVDの見どころなどを聞いてみました。

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今でも毎日“やったー!”って気持ち

――改めて、『M-1』を振り返って、どんな大会でしたか?

内海「DVDをいただいて観たんですけど、アナザーストーリーを見ると、ぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇)はおにぎりを食べながらネタ合わせをしていて。すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)もアルバイトをしているところが映っていましたけど、今はYouTubeとかも人気になって。自分のことだけじゃなく、ほんまにみんなよかったなって」

駒場「改めて見たら、“よう勝てたな”って思いました。今見ても信じられません。みんなすごいネタやし、おもしろいし、もう1回信じられなくなったというか」

――優勝から3か月目くらいは“毎日やったーって感じです”と話していたのを拝見しましたが、現在は?

内海「全然まだ“毎日やったー!”ですよ。DVDのパッケージに写真が載ってることで、また実感しましたし、タイトルも681点ってなってるし。それともう1つ個人でいただけるトロフィーもいただいたんで」

駒場「本物のサイズを小さくしただけで、重さもちゃんと重いし。部屋に飾ったりして、毎日実感できるというか」

楽屋1番のりで最高のポジションをゲット

――改めて当日の裏話はありますか

内海「(楽屋に)14時入りでよかったんですけど、13時に入ったんです。でもほんまは、もっとはよ行きたかった。3回戦の衹園(木﨑太郎、櫻井健一朗)とかも最初の方からいましたし」

駒場「3回戦は2時間くらい前に着いてましたね」

内海「(決勝当日は)はよ行き過ぎたら、案内でけへんって言われたよな?」

駒場「で、1番早く行けそうな時間って聞いたら、“13時くらい”って言われたんで、そこに合わせて」

内海「でも1番に行ったら、楽屋の席が全部空いてるんですよ。言うたら、その日、最後までいる居場所じゃないですか、それを選べるっていう」

――ちなみに楽屋のどのあたりの場所に座ったんですか?

内海「1番下座です」

駒場「そうですね、1番入り口から近いところ。ネタ合わせもトイレも、とりあえずすぐ出られるんで。奥に行ったらなんか落ち着かないですからね」

内海「横に誰も来ませんし」

駒場「でも結局早く行っててよかった。あとからどんどん人が来て、席がパンパンになってきて、座るとこないなと。だから早めに行って、ちゃんと落ち着く場所を確保できてよかったです」

――密着取材もありましたが、いかがでしたか?

駒場「決勝当日と前日、(密着を)どっちにするか、選べたんです。だから“前日がいいです”って。で、内海が当日に(笑)」

内海「そうなんです」

駒場「2人で行っている『サモア』って喫茶店のママに“行ってきます”っていうのを3回戦からやってきてて。それを話したら、“そこを撮らせてください”ってなって。でも決勝は日曜日で、定休日なんですよ。だから土曜に事前に行きますって伝えて、昼から挨拶に行ったんです。それが、なんか自分のなかですっきりしなかったんで、夕方に個人的にもう1回行ってきました(笑)」

――そして当日のステージです。

内海「ほんまに出たかったやつ(M-1)に出られてるなって、“おもろいな〜”って」

駒場「“おもろいな〜”って言うてたな」

内海「そんで最初のつかみでウケたのと、上沼恵美子さんの笑い声が聞こえたんで、それでめちゃくちゃ楽になりましたね。上沼さんにすごく笑っていただいてるのを見たら、ネットで誰に何を言われようがどうでもいいって(笑)」

――1本目が終わったときの感想は?

内海「出来過ぎといいますか、ホンマに“いやいやいや”(の動き)ってやってるんですけど、3位に入れたらいいな、それくらいいけたかなって感じで。かまいたち(山内健司、濱家隆一)さんに迫るくらいの爪痕残せたかなって」

駒場「うん」

内海「“これでゆっくり大阪に帰れるわ〜”って思いました」

――681点という点数を見たときは?

駒場「なんか遠くの方でスタッフさんが“史上最高得点!”って言うてたんですよ。それで今田耕司さんが“ええっ?”と反応して知った感じで」

内海「97(点)、99(点)っていうので、どういうことって」

駒場「本当にダウンタウン・松本人志さんの点数が出るまで、女の子みたいな(頬に両手をあてるポーズ)感じに無意識でなってました、2人とも(笑)」

内海「でもそこでも2人で “もう十分十分”って」

駒場「だから2本目のネタ“最中”を練習せな! って急になったんです」

先輩みたいな後輩の言葉で泣きそうに!?

――優勝が決まった瞬間は?

内海「“こんなことがあるのか……。”っていう感じですかね。優勝はほんまに思ってなかったっていうか、狙ってなかったっていうか」

駒場「優勝したい気持ちはもちろんあったんですけど、なんか現実的じゃなかったですね」

内海「ちょっとその前の収録とかでもスベっていたので、ウケたいっていうだけでしたね。でも当日の空気がなんか、“自分らがイケる空気”だったんです。松本さんが言った“笑いながらツッコむ”とかも僕は笑いながらじゃないし、見取り図(盛山晋太郎、リリー)の“ズボンの裾”もちゃんとなってましたし。だから全部僕らに向いてるな〜って」

――優勝後にほかの出演者たちと話は?

内海「まず暫定ボックスへ行くときに、入れ替わる見取り図が、すごいっすね〜って声をかけてくれて」

駒場「僕の肩にポンッてリリーがやるんですけど、僕らの方が後輩みたいになって、リリーがめっちゃいい兄さんみたいな(笑)。でも、そんときにちょっと泣きそうになりましたね」

内海「あれは泣きそうになったなぁ」

駒場「ホンマに同士っていうか」

内海「だってリリー、“よかったな〜”って言うてなかったっけ(笑)」

駒場「“よかったですね〜”とかじゃなくて(笑)」

内海「それから和牛(水田信二、川西賢志郎)さんが帰られるときも、“がんばってね”って言っていただいて。優勝が決まってからは、裏でみんなから“おめでとうございます”って」

駒場「霜降り明星・せいやも、裏に入るときに“やりましたね〜、ホンマに忙しいっすよ”って言ってくれました」

――優勝が決まって、大阪に帰ってきたのは?

内海「大阪で今田さんの番組があったんで、次の日の(午後)3時か4時ごろですね」

駒場「そっから舞台があって、取材があって、最後は藤崎マーケット・田崎佑一さんのYouTubeがあったんです。田崎さんもまさか優勝するとは思ってなかったやろうし“一応入れとくけど、優勝とかなって忙しかったらもうええからな”って言うてくれてたんです。でも行けたんで行かせてもらって。でもそれがうれしかったですね、やっと近い人と普通にって感じで。朝から全然知らん世界に入ってたのが、ラストは田崎さんのYouTubeで(笑)」

優勝後の仕事はあれもこれも特別!

――では優勝から今までで1番印象に残っている仕事は?

駒場「でもやっぱり『第70回NHK紅白歌合戦(以下、紅白)』(NHK)じゃないですか? 『M-1』に出たっていうのももちろんですけど、そのあと紅白まで」

内海「『紅白』の日、漫才劇場のカウントダウンライブが入ってたんです。前の年はゆりやんレトリィバァとか霜降り明星(粗品、せいや)とかが、ちょっとカウントダウンライブに出て、東京の番組に行ったのを見ていて、すごくかっこいいなぁって思ってたんです」

駒場「それが『紅白』が理由で最初から出られないっていう。だからカウントダウンの会場に流れる動画を撮ったんです。“どうもミルクボーイです、ちょっと今日行けないんですけど”って。でも自分でも“誰がこれやってんねん!  人気者のスタンスやん”って」

内海「『VS嵐』(フジテレビ)とかもスポーティーな番組やのに、僕らは靴だけ履き替えて衣装で出させていただいて、漫才をするっていう。ほかにも漫才なんかしてない番組で漫才をやらせていただくことが多かったんで、それはすごく記念になってますね」

駒場「あの『VS嵐』(フジテレビ)の会場にセンターマイクが立ったことないじゃないですか。あのセットに(センターマイクが)立っていたもんなぁ」

内海「それから駒場は雑誌の『りぼん』(集英社)にも出ましたし」

駒場「『りぼん』(集英社)載ってます」

内海「『りぼん』(集英社)史上1番顔怖い。それと『ビッグコミック』(小学館)の表紙もですし、CMもですし、もう何もかもですよ」

DVDの必見ポイントは!

――DVDの見どころは?

内海「優勝おめでとう、わーってなって、引きの絵になって、提供が出て、最後“さあ一言”みたいなのがあるよって言われてたんです。でも優勝するって思ってなかったんで、何も考えてなくて。で、決まって、その一言のとき“トロフィいただきました〜”みたいなのやろかってなったんですけど、“どうするどうする?”って2人で言うてるのが、本番では映ってもうてたんです。そこがどうなってるんかなぁって」

――それはDVDに入っていてほしい? ほしくない?

内海「ほしくないですよ!」

駒場「でも入ってるでしょうね〜」

新作はミルクボーイらしからぬ仕上がり!?

――DISC2には完全新作漫才も収録されています。

内海「『M-1』をテーマにさせていただいたんですけど、『M-1』のことを昔から好きだったので本当に嬉しかったですし、お互いに『M-1』のことを話せばできるんで、すぐに作れたというか」

駒場「めちゃ長くなりました、7分くらい? 『M-1』の時間、4分って言われてたんですけど。こんなことあんまりないんですよ。僕らだいたい時間ちょうどとか、早くなるタイプなんですけど、めちゃ長くなって。それが全部入ってます」

――仕上がりについては?

内海「めちゃめちゃ満足してます。1番仕上げたんちゃうかな? テレビの番組とかは2分くらいでバタバタって感じなんですけど、しっかり作れました。あとの見どころはアナザーストーリーで、駒場が泣くところですかね〜。ノーカットで見たいですね、あれ」

駒場「ほんまは40分泣いてますからね」

内海「確かにそう聞いてみたら、奥さん別に泣いてないんで」

駒場「泣き止んでるらしいんですよ。最初はいっしょに泣いてたんですけど、僕が長すぎて、奥さん泣き止んで」

――最後にメッセージをお願いします。

内海「また劇場も再開して、パネルを置いて漫才をやってるんですが、演者と演者の出番の間にもスタッフさんがパネルをはけて、消毒して、違うやつを出してくれるんです。それを見て、すごく一丸となってる感じがしました。そしてネットで配信もさせてもらってますので、これをいい意味にとらえて、劇場に足を運んでもらいたいですし、配信も観てもらいたいです」

駒場「DVDに入ってますけど、CMのあとでってところで僕がコケたんがめちゃ下手やったなと。とにかくそのズッコケが下手やったんで、そこをちょっと注目してもらいたいです」

――ありがとうございました。

2人の新作漫才のほかにも、見逃せない映像がたっぷり詰まった『M-1グランプリ2019〜史上最高681点の衝撃~』は絶賛発売中。DVD購入者応募抽選特典や対象オンラインサイト限定特典など、レアアイテムをゲットできるチャンスも用意されているので、お店や対象サイトをチェックしてみてください。

今回は、ミルクボーイの貴重な裏話や、2人から見たDVDの見どころなど、盛りだくさんのインタビューとなりました。

『M-1グランプリ2019〜史上最高681点の衝撃~』

©2020 朝日放送テレビ / 吉本興業

発売日:2020年6月3日(水)
価格:¥5,280(税込)/¥4,800(税抜)

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