世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。日本においても未だ油断できない状況ですが、現在、新型コロナウイルスに便乗した“新手の詐欺”があちこちで発生しています。

今回、2020年4月に大阪府南警察署から寄せられた依頼に、吉本興業が協力する形で詐欺の被害防止啓発動画を制作。 『M-1グランプリ2019(以下、M-1)』(テレビ朝日系)でチャンピオンに輝いたミルクボーイ(駒場孝、内海崇)が登場。
ラフマガでは収録の様子をレポートするとともに、2人にインタビューを行ないました。

おなじみのネタで詐欺被害防止を呼びかけ

収録現場に登場したミルクボーイの2人。緊急事態宣言が解除された後ということもあり、内海はトレードマークの角刈りが復活しています。

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多忙な2人はセリフなどを簡単に確認し、早速収録をスタート。まずはネタバージョンの動画から始めます。リハーサル一発目から、ぴったりと息のあったところを見せる2人に、スタッフからは「一発OKじゃない?」という声も。撮影を重ねるたびに2人は短い言葉を交わし、精度を上げていきます。

続いて1人ずつのコメントを撮影。ここで駒場は、撮影中に自分が噛んだことにハマり、撮り直すたびに笑ってしまうというハプニングが。その姿に内海からもツッコミが入ります。最後は2人合わせてのコメント撮りを行ないますが、今度は2人で笑いだしてしまう展開に。

笑いが絶えないまま、撮り終えたシーンを2人で確認し、収録は無事に終了しました。

きよし師匠のポジションが目の前に!

収録後、ラフマガでは2人にインタビューを行ないました。

――今日の撮影について、オファーを聞いたときの感想は?

内海「コロナ関連で大阪市さんから手洗い動画のお話をいただいたんです。それがけっこうよかったということで、続いて大阪の学生さんに向けて歯磨き動画をやらせていただきました。そして次は詐欺被害防止ということで、つながっていってるなと」

駒場「なんか、西川きよし師匠のポジションが近いなと」

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内海「子どものときに見ていたら、こういうのは師匠方がやられていたので、もうその域に来てしまったかという(笑)」

駒場「もう見えてきましたね(笑)」

内海「でも、本当に見ていただいて詐欺被害防止になればいいなと思います」

新しいネタのパターンに開眼!?

――実際、収録を行なってみての感想はいかがですか?

内海「“特殊詐欺やないか”は(セリフに)あったんですけど、いつものネタとは違って“特殊詐欺ちゃうやないか”は無かったんで、なんか楽しかったですね」

駒場「なんか新しいカタチになりそう」

内海「ややこしいもんね。“特殊詐欺ちゃうやないか”ってなったら、おじいちゃん、おばあちゃんは“あ、ちゃうんか?”ってなってまうし」

駒場「ちょっと新しいネタになりそうな感じで楽しかったです。これだけでもちょっとうれしいよなあ」

内海「やっぱり漫才をする機会が減ってますから」

――詐欺被害防止についてのメッセージをお願いします。

内海「僕も給付金のお知らせとか来ましたけど、わからんからそれっぽいこと言われたら、騙されてしまう可能性が高いと思うんです。本当に気をつけていただきたいですね。僕、毎日ちょっとした時間にオカンへ電話してるんです。普段から連絡をとっていたら、(詐欺被害も)減るのかなって」

駒場「そしてこれ(今回の動画)をバンバン流してもらえれば、防止をしてくれると思うんで。僕たちのファン層って、けっこう50代以上の方が多いんですよ」

内海「YouTubeチャンネルの視聴者層も17歳から20代より64歳以上の方が多いんです。だから一番響くんじゃないかなと」

リモート漫才で思わぬトラブルが!

――2人でネタをやるのは久しぶりですか?

駒場「ソーシャルディスタンスは守りつつですが、衣装を着て、ちゃんとっていうのは久しぶりですね」

内海「テレビでリモート漫才をやらせてもらう機会が多かったので、ほかの若手に比べると多い方かもしれないですけど。でもリモートは家と家なので、実感がない感じで」

駒場「テレビ局からiPadとポケットWi-Fiが届くんです。着払いの伝票も入れてくれるので、終わったら返送するだけなんですけど、僕自分のiPhoneのケーブルを間違ってテレビ局に送ってしまったみたいです」

――苦労したことはありますか?

内海「『めざましテレビ』(フジテレビ)に出させていただいたときは、5時から家でリハーサルして、セッティングして、着替えて。でも、全部自分の家なので、本当にテレビに出ているかどうかがわからないんですよ。終わったあとは、“これでよかったんかなぁ?”って思いながら寝ました(笑)」

駒場「笑い声も反応もないので、なんかモヤモヤしながら(笑)」

内海「僕らネタ合わせもけっこうするタイプなんですけど、それもできなくて」

駒場「LINEでずっと連絡しながら……ネタ合わせにならないんですけど、直前までやってましたね」

内海「回線でもいろいろ違ってくるんです。本番とリハーサルの回線の状態が違ってくるんで」

駒場「リハーサルではスムーズでも、本番では2秒くらい遅れるとか。むちゃくちゃむずいんです。まあそんなん関係なしで、1個間違いましたけども」

これからはリモート収録もどんとこい!

――家ではどんなことをしていましたか?

駒場「“ジムに行けなくなったので、家でトレーニングをしてます”って言ったら、“その様子を撮ってください”ってカメラ2台と照明とかが送られてきて。自分で全部セットして、テレビ局の人と“照明はこの高さ、カメラはこの角度でいいですか?”とか打ち合わせしながらやりました」

内海「僕が髪を切っていただいてるおっちゃんがけっこうご高齢ということで、密にもなりますし、自粛させていただいていたら、散髪を自粛するっていうつぶやきが新聞に載りまして。それで今度は切りましたっていうのも記事になって」

駒場「羊くらいやで、毛を切ったからってニュースになんの」

内海「緊急事態宣言も明けましたので、無事に行かせていただきました」

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――今後、家でやってみたいことは?

内海「元々引っ越しを考えていて、(緊急事態宣言が)明けてから部屋を探して、急展開で、もうすぐ引っ越しをすることになりました。1件ですぐ決めて。(決め手は)今まで畳の部屋だったんですけど、1回ちょっとフローリングデビューさせていただこうかなと。だから狭いですけど、新しい部屋でゆっくりするのがめっちゃ楽しみです」

駒場「家にスタジオみたいな部屋を1個でも作れたらいいですね」

内海「そうそう、それもあって決めたんです。自分の部屋が欲しいなって思ってて」

駒場「これからまだリモートの収録とかもあると思うんで、きれいな部屋を1つ作っておいて、カメラと照明も買っとこうかな、と。そしたら迷惑をかけずに、“いつでも来てください”ってできるんで」

内海「僕も汚い部屋やったんで、映してもいいところがなかったんです。ふすまやったんですけど、なんかチャンピオンでふすまっていうのも夢がないなぁって」

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

内海「本当に特殊詐欺が増えてきてますから、ファンの方も、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにもぜひとも広めていただいて、動画を観て気をつけてください」

駒場「そして劇場も少しずつ戻ってくると思うんで、また気をつけながら、漫才も見に来ていただきたいです」

 

今回収録された動画は、吉本興業公式YouTubeチャンネルにて公開され、Twitterのリツイートにて24区への拡散を展開していきます。さらに大阪府警のホームページやInstagramなどの広報媒体、警察の機関紙にも掲載予定です。

■ミルクボーイの被害防止啓発動画はこちら

 

『吉本興業チャンネル 』

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