NSC(よしもとのお笑いタレント養成所)東京24期生の卒業公演『NSC大ライブ』にて、120組の頂点となった注目の新星・金魚番長が、3月23日(土)、よしもと芸人のなかでも史上最速の単独ライブとなる『金魚すくい』を開催しました。

『NSC大ライブTOKYO2019』の優勝者特典として、神保町花月で開催された本公演。NSCを卒業したばかりの金魚番長は、ボケ・箕輪智征(左)とツッコミ・古市勇介(右)によるコンビです。彼らの活躍を期待してか、会場は満員に!

今回は、ライブのレポートと2人のインタビューの豪華2本立てです!

新人とは思えないネタのクオリティにお客さんは爆笑!

まずは、医者(古市)と患者(箕輪)のオープニングショートコントからスタート! 新人とは思えない安定感を見せ、しっかり会場を温めます。

続いて、漫才を中心に渾身のネタを披露していきます。箕輪が「出たいコンテストがある」と願いを打ち明けるものや「医療ドラマ」、「時限爆弾処理班」といったテーマを題材にしたコント漫才などで、尻上がりにお客さんの心を掴んでいく2人。

単独ライブならではの企画として、ネタを一切書いたことがない古市がネタづくりに初挑戦。古市オリジナルの漫才も行なわれました。

ある難題ゲームに挑戦する男(古市)に、「このゲームは必勝法がある」と冬川(箕輪)がアドバイスを送るが……というコントでは、漫才とは違った一面を見せ、ポテンシャルの高さを証明します。

お次のVTR観賞タイムでは、『NSC大ライブ』での、それぞれのコメントや行動を検証しつつ、2人の所作に問題があったと反省したり、古市に比べてキャラが薄いとされる箕輪が『イロモネア』ならぬ『ミノモネア』に挑み、お笑いスキルの向上を図る動画を流したりと、様々な方向性でお客さんを楽しませました。

1時間のライブはあっという間に終了。終演後、2人は来場者一人ひとりに感謝を伝えていました。

単独ライブを終えた2人にインタビュー!公演を終えた感想は

大きな舞台を終えたばかりの金魚番長に感想を尋ねると、古市は「普段は“楽しんでやろう”って意識しているんですけど、今日はすっごく緊張しちゃって」と回顧。お客さんのレスポンスが良かったため「途中から楽しめました」と笑顔を見せました。

一方、箕輪は「単独ライブをやるにあたって、多くの人が携わってくれていることが本当にありがたいです」と感謝でいっぱいの様子。

満員の劇場でプレッシャーを感じたか?という質問には、「単独ライブが決まったときは、“楽しみ10”だったんですけど、昨日とか今日は“不安9”でした。だからこういう大きな舞台にも慣れないと」と古市。

この時期はNSCの卒業ウィークで、24期生による様々なライブが行なわれています。別のライブの準備もしながらの単独だったこともあり、箕輪は「“売れている人ってこういうことしているんだな”って疑似体験できました」と苦笑い。「終わってみれば、忙しいのもありがたいです」と吐露しました。

金魚番長ってどんなコンビ?古市「箕輪は笑いのセンスが抜群」

単独ライブで披露されたネタは漫才が中心。古市は「結成当初はコントを中心にやっていたんですが、8~9月のNSCの合宿で漫才をしたら結構ウケて。それ以来、ほとんど漫才です」と語ります。今回の公演では、NSC時代に作ったネタや最新作などを織り交ぜ、バラエティ豊かなライブにしようと意識したそう。

箕輪も「漫才の方が相方のキャラが立ちやすいことに気づいて、イジっていく感じに」と言い、今後も漫才を中心に勝負をしていくことを明かしました。

ここで2人に、「相方はこんな人」というテーマで、それぞれを紹介してもらうことに。まずは古市について、箕輪に聞くと「感覚が鈍い人で、普段はずっとボーッとしている」と話します。

その例として、“信号待ちをしているとき、前に立っている人につられて歩いてしまうこと”があるかと思いますが、そういった感覚なのか「信号が赤なのに、横切ったトラックについて行っちゃって『ちょっと!』って」と、古市のヒヤヒヤする一面を明かしました。

一方、古市は箕輪について「“ウケるかウケないか”の判断ができるんです。(箕輪は)普段お笑いとか映画をあまり観てないはずなんですけど、どこからそれを学んできてんのか……」と、相方の絶妙な笑いのセンスに、首をかしげていました。

コンビとしての目標は?

最後にコンビとして、または個人としての目標を聞くと、古市は「ドキュメンタリーに密着されたい」とポツリ。理由を尋ねると「小さい頃から目立ちたがり屋で、みんなに僕が何をしているのか知っていてほしい」と夢を語ります。

それを受けて箕輪は、「例えばテレビに出た場合、古市はフィーチャーされる側になると思うので、そのときに僕はどういう立ち位置でやっていくのか考えて、確立させておきたいです」と熱弁。しかし古市は「なにその悲しい目標……」とツッコんでいました。

金魚番長は、4月より東京・渋谷『無限大ホール』にてサードメンバーとして出演予定です。2人の今後に、ぜひご期待ください!