3月16日(土)、福岡のよしもと天神ビブレホールにて、『九州エンタメBIGオーディション』が開催されました。

「九州には、日本のみならず世界で活躍する才能あふれる人たちがまだまだ沢山いるはず!」「そんな人たちをそっと後押しできないか?」「応援できないか?」という想いから、クリエイティブな才能を持つ人たちを発掘するプロジェクトとしてよしもとクリエイティブ・エージェンシーが企画した本イベント。

当日は、多数の応募の中から選ばれた27組が優勝をかけて本選にチャレンジ! 今回はそのオーディションの模様をお届けします。

選ばれし27組のパフォーマンスがスタート!

本オーディションでは、福岡のテレビ局をはじめとするメディア関係者とよしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役会長・泉正隆、そして『博多のおいさん』でおなじみのマサルが審査員を務めました。参加者には、ステージ上にて持ち時間5分で才能・作品の披露と100万円の使いみちについてプレゼンしてもらいます。

そこで見事選ばれた人には、100万円の活動資金支援が提供され、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが全力で応援するというスペシャルな企画です。さて、どんなクリエイターたちがエントリーしてきたのでしょうか?

司会はケン坊田中! デビュー当時のことを語りながら笑いを誘い、会場を温めます。

トップバッターのHoney Trapの2人は力強くセクシーなポールダンスを披露。開始早々、場内にどよめきが起こります。

天竺一と嫁・萌子による夫婦漫才コンビ・めおと~ずは、優勝したら縁のある福島県と福岡県の芸人やミュージシャンを集めた『福福スペシャルライブ』を開催したいと意欲満々に語りました。

続くMc Tatamiは、4代目の現役畳職人として平日は畳屋、週末は畳屋ラッパーとして活動するという異色の肩書の持ち主。「畳で九州を明るくしたい!」と、100万円の使いみちとして博多駅前でのイベント開催を提案しました。

国内アーティストのバックダンサーとしても活躍する佐甲江里は、キレのあるダンスで会場を沸かせます。

少し変わった風貌で登場したのは、普段は大分県日田市で公務員として働くジョン森。替え歌パフォーマンスでは審査員を大爆笑させ、強烈なキャラクターで印象づけました。

次は、今年5月にTEDへの出演が決まっている、世界に3人しかいないハンドフルート奏者のなかしま拓。「TED出演まで決まってるのに、こんなところに来ていいの?」とケン坊田中も驚愕!

“障がいを持つ人でも活躍している姿を多くの人に見て欲しい”という想いから始動したユニット・24時間テレビ~武道館への道~の2人。コンビ名の通り、24時間テレビに出ることを目標にしているそうです。

炭坑節の会の2人はなんと70代! 福岡県大牟田市の三池炭鉱に伝わる炭坑節で、閉山後衰退している大牟田の町に笑顔と元気を届けています。「ぜひ九州新喜劇に出て!」と泉会長も大絶賛!

韓国人女性とオネエキャラの男性からなるK-POPダンスユニット・unprecedented(アンプレスデンティッド)の2人は、キレキレのダンスもさることながら、個性が光るトークも印象的でした。

今回のエントリー最年少! なんと8歳の岩切蒼亮(いわきりそうすけ)くん。応援に来た保護者の方によると、すべて自分で考えたオリジナルのネタとのこと。テレビ局審査員がうなる可愛らしさと、ネタの完成度でした。

女優を目指す長崎県の高校生・坂本みくは、あえて演技などのパフォーマンスではなく、工業高校時代に学んだ建築の知識をもとに、自分を女手一つで育ててくれた母と周囲の人への感謝を家の構造をモチーフにプレゼン。思わず涙ぐむ人も。

現役放射線技師の福永義教は、「健康診断の受診率を向上させたい!」という気持ちから、胸部CTの際によくある現場でのあるあるネタのコントを展開。健康寿命の延伸を目標とするこれからの日本のために、新たな視点でのエンタメの可能性を見せてくれました。

スマホゲームのアプリ開発をしている博多慶喜(けいき)は、「お笑いの要素などはないですが、e-sportsを作る側の人間として活躍したいです」と自作のゲームを披露。1回目にして、九州エンタメBIGオーディションが発掘すべき才能の幅広さがわかるプレゼンでした。

全ネタのパフォーマンスが終了!結果は…?

下は8歳から上は77歳まで、計27組による個性豊かなパフォーマンスとプレゼンは、約4時間に渡りました。

30分の休憩時間中に審査員による優勝者の審査が行なわれ、喧々諤々、様々な意見が飛び交い、ついに総評です。

総評者は泉会長とマサル。マサルは「ジャンルが様々で観ていて本当におもしろかったし、自分ももっと頑張ろうと思った」と刺激をもらった様子。そして、かつてオーディション番組『ASAYAN』のプロデューサーを務めていたこともある泉会長から、総評とともに「今回は優勝の該当者は残念ながらありません」とのコメントが。

落胆する参加者と、固唾を飲みながら見守る客席。そこで次に放たれた一言!

「ただ、“頑張って欲しいから具体的な話を進めたい”ということで、一組の方を発表させて頂きます」という泉会長のコメントに続き、まさかの展開で優秀賞が発表されました。

今日の参加者みんなが参加できる素晴らしい発想!

優秀賞を獲得したのは、「博多駅前で九州畳万博を開催したい!」と、会場使用料やギャラ、広告費などを試算し、さらには100万円で足りない分の資金繰りまでをプレゼンしたMc Tatamiに決定!

「ちょっと予算の見積もり方が甘いけど、今日参加された方々がみんな出演できるいい企画なので、ぜひ実現に向けて一緒に考えましょう」と、厳しくもあたたかい泉会長のコメントが添えられました。

Mc Tatamiは「ラップの技術を磨きながら、今日参加された皆さんと一緒に九州畳万博を開催できるように、これからもっともっと頑張っていきます!」と喜びにあふれたコメントをしてくれました。

惜しくも優勝者こそ出ませんでしたが、お笑いはもとより幼い頃からの想いを叶えたいという叫びの込もったプレゼン、社会的な課題を解決するエンタメの可能性の提案など、幅広いジャンルや世代によるパフォーマンスで『九州エンタメBIGオーディション』は大いに盛り上がりました。

これからも、よしもとクリエイティブ・エージェンシーは九州のBIGな才能を発掘し、応援し続けます。第1回目はエントリーを迷ったそこのあなたも、ぜひ第2回が開催された際は、チャレンジしてみてはいかが?