2019年3月1日(金)に60周年を迎える吉本新喜劇。その新体制発表記者会見が大阪市内で開催されました。現座長の小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍に加え、次期座長候補としてリーダーに就任した清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介が会見に出席し、吉本新喜劇60周年の記念企画を紹介するとともに、今後の意気込みを語りました。

1959年3月1日に当時の梅田花月劇場オープンと同時に発足した吉本新喜劇は現在、約110名の座員によって構成されるまでに成長しました。昨年は9年ぶりに全国ツアーを行い、番組放送エリアも拡大中。

これに伴い、現座長であり長年新喜劇を支えてきた内場勝則、辻本茂雄の2人は2019年2月末をもって座長を勇退(なんばグランド花月での座長公演は3月4日まで)するものの、引き続き新喜劇座員として幅広く活動していきます!

60周年に感謝「一致団結して突き進んでいきたいです」

小籔は「諸先輩のがんばりとスタッフの皆さん、そして大阪を中心としたファンの方々に支えられ、60周年を迎えることができました」と感謝の言葉を。さらに「気持ち新たに、素敵な70周年を迎えられるためにがんばっていくと表明するため、60周年を大々的にやらせていただきます!」と言葉に力を込めました。

川畑は「現時点で劇場はなんばグランド花月やよしもと西梅田劇場、よしもと祇園花月があり、さらに60周年の全国ツアーや他の地方公演もたくさん。常にどこかで新喜劇が上演している中での60周年です。こんな時こそ一致団結して突き進んでいきたい」と意気込みました。

すっちーは「改めて吉本新喜劇の歴史の深さ、重みを感じています」と感慨深げ。「新喜劇座員の青野敏行さんという方はちょこちょこ商売をするんですが、秒速で店を潰す男として有名で(笑)、長く続けることは大変なことなんだなと感じています」と語りました。

そして、酒井は「日頃、吉本新喜劇を支えてくださる皆様に、感謝の気持ちとこれからのご挨拶を込めて、一生懸命盛り上げていきたいと思います」とにっこり。

熱い意気込みを語る新リーダー4名。次世代育成にも期待

この度リーダーに就任した清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介からも挨拶がありました。

清水は「新喜劇にはまだ世に出ていない若手がたくさんいます。その子たちをピックアップして、現座長さんたちに『こんなおもしろい子たちがいるんやな』とアピールできるようにがんばりたい」と次世代育成を語りました。

吉田は「緊張とドキドキでいっぱいです。一人では何もできないので、皆様方に力を借りて、皆様の心に残る新喜劇を作っていきたいと思います」と緊張を隠せない様子。

信濃は「60周年という節目にリーダーを任せていただき、非常に光栄です」としながらも、「今は嬉しさより責任感が芽生えています。座長の皆さんと一緒に新喜劇を支えていけたら」と表情を引き締めました。

諸見里は「関西生まれの吉本新喜劇ですが、関西ではなく沖縄出身の僕が活躍する姿を見せられたら、新喜劇座員を目指す方も全国から出てくると思うので盛り上げたいです」と目を輝かせていました。

60周年イヤーの今年は、史上最大規模の新喜劇を開催!

吉本新喜劇60周年イヤーである2019年3月から2020年3月までは、様々な企画が行われます。

その中でも注目は3月1日(金)なんばグランド花月にて開催される『吉本新喜劇60周年開幕イベント〜60周年だよ!吉本新喜劇〜!』。なんと、吉本新喜劇座員全員が出演する、これまでにない大規模な新喜劇です!

「おそらく100人以上が出演するお芝居は初めてではないでしょうか?」と川畑。この様子は、上演翌日の3月2日(土)、毎日放送にて12:54から2時間スペシャルでお届けしますのでこちらもぜひチェックを!

 

さらに吉本新喜劇史上最大規模で行われる『吉本新喜劇ワールドツアー ~60周年 それがどうした!~』の開催情報も。「去年の全国ツアーではできなかったのですが、今年は47都道府県全て回ります」とすっちー。小籔・川畑班、川畑・すっちー班、すっちー・酒井班の3チーム体制で、全国各地を回ります。

さらに今年は「ワールド」だけに、10〜12月にかけては海外公演を予定しています。10月25日・26日は中国公演(すっちー・酒井班)、11月3日はシンガポール公演(小籔・川畑班)、11月24日はマレーシア公演(川畑・すっちー班)、12月8日はインドネシア公演(すっちー・酒井班)、12月15日はタイ公演(小籔・川畑班)の5カ国を予定。会場は後日発表されます。こちらもお楽しみに!

 

そして、最後に座長を代表して小籔からの挨拶がありました。

「若い世代になると、街のおじさんたちから『今は新喜劇、観てない。花紀京が好きやったわ』と言われることがあるんです。でもそれは多分、それぞれが子どもの時によく新喜劇を観ていた頃が刺さっているだけなんじゃないかな、と。だから僕たちが歳を取り、今若い人たちがおじさんになった時『俺らの時代は川畑、すっちー、藍ちゃん、清水、諸見里、吉田、信濃やな』といつか言っていただけるようがんばりたい。僕たちは先輩たちに感謝しながら真剣にやっていますので、今一度、新喜劇に立ち戻っていただいてご覧いただけたらと思います」と締めくくりました。

小籔「劇団四季からのFA大歓迎」?新メンバー加入に意欲

そして、会見後の質疑応答で座員募集の話題に移ると、小籔は「ぜひとも元ジャニーズの方や、女優を諦めた方とか、えげつないくらいの美男美女を。すごい男前がいれば僕みたいなボケが活きるし、綺麗な女性がMr.オクレさんを『私の彼氏』と紹介したら、緊張と緩和になるでしょ」と美男美女を大募集中であることを明かしました。

また「島木ジョージさん、竜じぃ、美保姉さんを失ったのはすごく痛手」とも。「そこで、ネクスト島木さん、ネクスト竜じぃ、ネクスト美保姉さんなど、年配の方もお待ちしています。50歳を境に文学座を辞めたいと思った方とか、劇団四季だったけどノドの調子が悪くて1音外すようになった方とか……。素敵な劇団からのFAをお待ちしています」と語り、記者陣を沸かせました。

これまでの新喜劇では広がらない?座長・小籔の願いは…

今回の世代交代に関して、小籔は「50周年のときはビッグな座長2人にただ付いて行ってただけでしたが、今は僕が一番座長歴が長いので、全然重みが違います。僕も頑張らないと」と気を引き締めました。

新喜劇についても「ベテランと若手のバランスがよく、中堅が脂乗ってるという形がいいと思うんです。僕ら座長の方がより知名度はありますが、リーダー4人がお客さんにわーわー言ってもらえるのが一番の願い。世代交代は常にしておかないといけないと思います」と語りました。

また、次期座長候補である4人には「台本を作る力」を期待して「今は(台本を)座長主導で作っていく時代になっているので、若手をいい感じに抜擢したり、ベテランさんに新たなキャラをお願いしたり、そういうことが一番大切かなと思います」と語りました。

「これまでの新喜劇だと、これ以上は広がらないでしょう。今や劇場のお客さんを笑かすだけではなく、テレビ番組としての一枠なので、新たなお客さんの獲得はもちろん、他のバラエティ番組や劇団もライバルとして意識しないと。」と危機感を漏らす一言も。

「リーダーたちにそれができれば、70周年はもっとフィーバーして、80周年はもっとすごいことになるはず。僕が“こやじぃ”と呼ばれる頃に、『あの時はセリフ1つやったのに、大人気になったな』という時代が来たらいいなと思います」と期待を込めて語りました。

これを受けてリーダーたちも表情を引き締めた様子。清水は「街で『お昼ご飯食べながら見てるよ』と声をかけていただけるんですが、僕は“ながら”ではなく“見入る”ような新喜劇を作りたい。お芝居を重点的に置いた新喜劇を目指したいです」。

吉田は「45分間の中で舞台を端から端まで走り回る、暴れまくる、汗まみれになって笑いを届けるような新喜劇を」と意気込みを語りました。

 

これから新喜劇60周年イヤーとなる2019年3月から2020年3月まで、様々な企画を用意しています! 詳細は随時発表していきますのでどうぞお楽しみに!

吉本新喜劇60周年開幕イベント~60周年だよ!吉本新喜劇!~

日時
3月1日(金)18:45開場/19:15開演

出演者
内場勝則/辻本茂雄/小籔千豊/川畑泰史/すっちー/酒井藍/チャーリー浜/池乃めだか/吉田ヒロ/やなぎ浩二/Mr.オクレ/島田一の介/帯谷孝史/青野敏行/中條健一/はじめ/安尾信乃助/西川忠志/アキ/烏川耕一/清水けんじ/高井俊彦/若井みどり/末成由美/楠本見江子/浅香あき恵/未知やすえ/島田珠代/山田花子/高橋靖子 ほか吉本新喜劇座員

料金
前売:1階指定席7,000円/2階指定席6,000円
当日:1階指定席7,500円/2階指定席6,500円

 

吉本新喜劇60周年記念 吉本新喜劇ワールドツアー ~60周年 それがどうした!~

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