3月16日(土)、東京・港区エコプラザにて「SDGsってなあに~芸人さんからネタとクイズで学ぼう!~」が開催され、次長課長・河本準一、黒ラブ教授、田畑藤本、あかもんが出演しました。

港区民を対象に行われた本イベントは、タイトル通り“SDGsとはどういうものか”を、芸人からネタやクイズで楽しく紹介してもらい、SDGsを楽しく学ぼうというものです。

「SDGsについて考え始めた人々」のダイジェスト版映像が流れ、続いて河本が登場します!

SDGsを子どもたちにもわかりやすく

まずはSDGsが「2030年に向けて、世界が合意した“持続可能な17の開発目標”」であることを説明する河本。さらに、参加している多くの子どもたちに向けて「今、地球が病気なんです。みなさん1人ひとりがお医者さんになることで地球を守ることができるんですよ」と話します。

続けて、「お母さんの作ったご飯を残したことがあるという人~?」と手を挙げさせ、「全員ですね。でも、ご飯をおなかいっぱい食べたくても食べられない子どもも世界にはたくさんいるんです」と説明。「本当のお医者さんにならなくても、食べ残しが減るだけでも、SDGsに貢献できるんです」と、SDGsが誰にでもできることだということを強調します。

子どもたちに「好きな食べ物は?」と聞くと、「マグロ!」「金目鯛!」という答えが返ってきたため、「さすが港区やな」と感心し、笑わせる場面も。

また、「勉強したくてもできない人も世界にはいる。女性というだけで差別されて、教育を受けられない人も世界にはたくさんいるんです」と、世界には偏見や差別、教育の問題など、まだまだ色々な問題があることなども話す河本。

よしもとは笑いの力でSDGsを広めようと活動していると話す河本は、「今日も、よしもと6000人の芸人の中から、おもしろい芸人だけを呼んできています」と、ここではあえて、後から出てくる芸人のハードルを上げます。さらに、芸人はスベってしまうと働きがいがなくなるといい、「これはSDGsの8番目の目標の“働きがいも経済成長も”にあたりますね」と説明して笑いを誘いながら、ネタを披露する芸人を紹介。

黒ラブ教授のユニークな「SDGs講座」

最初に登場したのは、大学で先生をしながら芸人としても活動している黒ラブ教授。大学では遺伝子組み換えで海でも育つ作物などの研究を行っているという、科学技術の側面からもSDGsに関係している黒ラブ教授は、この日はSDGsネタを披露します。

まずはSDGsの17の目標の内容をひとつずつ具体的に紹介していく黒ラブ教授ですが、本当の17の目標の中に、ときどき「芸人のネタは絶対に笑おう」「芸人がスベってもディスらない」「お金に困っている芸人に優しくする社会を」など、芸人に優しい目標を入れ込み、会場の笑いを誘います。

また、SDGsでは目標を達成するために企業がビジネスを行ってもいいことを話し、発展途上国の人々の暮らしが豊かになる商品やサービスをその国に買ってもらえれば、企業にとっても大きな利益になると説明する黒ラブ教授。

もちろん、個人でできるSDGsの活動もたくさんあるとし、「エアコンの温度調整」「エコバッグの使用」「自然に優しい商品を選ぶ」などの具体例をあげます。さらに、「意識していないとすぐSDGsの目標を破っちゃう身近な例」を面白おかしくあげ、笑いを誘っていました。

田畑藤本、あかもんがSDGs漫才を披露!

続いてはあかもん、田畑藤本がSDGsをテーマにした漫才を披露。

東大を卒業してから芸人になったあかもんは、「ショートSDGsコント」をいくつか披露します。7番目の目標「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」については、「『東大を出たのにもったいない』と言われるエネルギーを有効に使えていません」と話す山口。さらに8番目の目標“働きがいも経済成長も”にふれ、「人ごとではありません。彼(澤井)は、東大には受かりましたが、コンビニの面接には落ちました」と話し、場を沸かせます。

田畑藤本の藤本は、自身が東大出身者であることを明かし、「東大出の芸人ってどういうことかというと、東大は国立なんで、みなさんの納めている税金を使って4年間学校に行き、そのあと芸人になってるってことなんです」と淡々と説明したあとで、「だから、もしこれで笑ってもらえなかったら税金がムダ遣いになるということなんです」と、お客さんにどうしても笑ってもらわないと困ることを強調します。

また藤本は、いつも心の中にSDGsを持っているといい「S=すっごい勉強して、D=大学まで行って、G=芸人になって、s=すいません」とあいうえお作文を発表し、やんやの喝采を浴びました。

最後は○×クイズで大盛り上がり!

最後は「クイズで学ぼう!SDGs○×クイズ!」のコーナー。ここではネタを披露した3組の芸人も集合し、SDGsに関する○×クイズを出題。最後まで残った10名の方には、竹でできた折り紙やSDGsノート、ステッカー、寄せ書きのサイン色紙などがプレゼントされるとあって、会場も真剣ムードに。

「地球全体の水をビニールプール1杯分とすると、僕たちが普段使える水はコップ1杯分である。○か×か?」という問題では、○と×がほとんど半分半分になりましたが、正解は×。「実際は小さじ1杯分」という答えを聞くと、会場からは思わず驚きの声が上がりました。

他にも、「母子手帳を配るシステムは、日本が最初である。○か×か?」「絶滅危機にある生物は、哺乳類がいちばん多い。○か×か?」などの質問が出され、会場は大盛り上がり!

最後に河本が「SDGsのこと、なんとなくわかったよ、これからは家族でも話そうという人~!」と聞くと、子どもたちを始め、全員が手をあげるという結果になりました。参加者全員が、芸人のネタとクイズで楽しくわかりやすくSDGsを学ぶことができたイベントとなり、よりSDGsが他人事でない、自分にも身近なものなのだと気付いて下さる方がまたここでも増えたことに、出演者たちも笑顔。

SDGsについて知りたい!と思ったときは…

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
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国連広報センターウェブサイト
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