3月24日(火)、東京・スペースFS汐留にて、シソンヌ・じろう原作の映画『甘いお酒でうがい』のヒット祈願&公開直前報告会が開催され、松雪泰子、黒木華、清水尋也が出席しました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン
原作は、じろうが長年コントで演じてきたキャラクターの1人、“川嶋佳子”がもし日記をつけたなら……という設定で書かれた2015年刊行の小説。じろう本人も「自分の中の女性が勝手に書いている」と公言するほど、日記の中のエピソードは女性が共感するものばかりです。
今回、その中から選び抜いたエピソードをもとに、じろう自身が脚本を手掛け、大九明子監督が映像化。出版社でベテラン派遣社員として働く40代独身女性である佳子の、何気ない日常が描かれた物語となっています。
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原作とコントとのギャップに松雪もビックリ!

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佳子役の松雪は、映画出演が決まって原作を読んだそうで、「じろうさんの言葉は美しくて素敵で、かわいらしくてユーモアがある。良い行間がたくさんあることによってイマジネーションが広がっていく」と絶賛。ただ、脚本を読んだあとに初めてシソンヌのコントの動画を見たところ、「全然違ったのでびっくりしました」と、そのギャップに驚いた様子でした。

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一方、後輩の“若林ちゃん”を演じる黒木は、以前に原作を読んだことがあったそう。映画の撮影についても「(監督の)大九さんがすごく細かく指示してくださいましたし、面白さのテンポが心地良く、やっていてすごく楽しかったです」と振り返ります。また、じろうと親交があるという黒木は、「(じろうは)まだ映画を観ていないらしくて。早急に観ていただかないと」と明かし、松雪も「お願いします、じろうさん」とカメラに向かって呼びかけていました。
清水、松雪に「テレビに出てる人だ」

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また、佳子と恋に落ちる岡本を演じる清水は、「松雪泰子さんの相手役だと聞いたときに“おっ……!?”となって、マネージャーさんに“いま松雪泰子さんって言いました?”と思わず聞き返しました。僕からしたら“テレビに出てる人だ〜”という感じなので」と、オファーを受けたときは緊張を感じたことを明かします。続けて「撮影に入ってからはとても楽しくやらせていただきました」と語り、松雪も「現場ではすごく明るくて、ずっと楽しかったです」とコメント。お互いに「ありがとうございました」とお辞儀をし合う、ほのぼのした一幕もありました。

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最後には、「『甘いお酒でうがい』、大ヒット」「乾杯!」の掛け声とともに鏡開きが行なわれ、イベントは幕を閉じました。
穏やかで優しい映像と、平凡な日々に起こるささやかな喜びやときめきを描いた物語が魅力の『甘いお酒でうがい』は、4月10日(金)より公開予定です。
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4月10日(金)全国ロードショー
出演:松雪泰子、黒木華、清水尋也、古舘寛治、前野朋哉、渡辺大知、レイザーラモンRG ほか
監督:大九明子
脚本:シソンヌ・じろう
原作:川嶋佳子(シソンヌ・じろう)『甘いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)
制作:吉本興業/テレビ朝日
製作・配給:吉本興業