2月15日(土)・16日(日)の2日間、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟で「第61回 2020 ALL TOYOTA 春のフルラインアップフェスティバル」が開催されました。

パラスポーツに触れてみよう

本イベントは沖縄トヨタ自動車、沖縄トヨペット、トヨタカローラ沖縄、ネッツトヨタ沖縄といった沖縄県内のトヨタグループ各社が一堂に会す車両展示会で、会場内ではトヨタグループが振興、推進に取り組んでいるパラスポーツについて、よしもと芸人と一緒に体験会やトークショーを通して学べるコラボレーション企画が行われました。

初日の15日(土)には開会式が行われ、司会のスリムクラブが「やっと日の当たる場所に来れましたよ~」と自虐ネタを交えながら挨拶した後、企画内容を説明。
同日「ボッチャ」「車いすテニス」「車いすバスケットボール」の3種のパラスポーツに挑戦するデニス、ジョイマン、大西ライオンと会場内の展示車両紹介を行うありんくりん、初恋クロマニヨンを壇上に呼び、体験会への参加を呼びかけました。

開会式の後、バスケットボールだけ特別に、琉球ゴールデンキングスのアカデミーコーチによるバスケット教室を開催!
琉球ゴールデンキングスU-15コーチの清水レイさん、トヨタ自動車所属で元日本代表の久手堅笑美さんを講師に、バスケットボール芸人としても名を馳せる大西ライオンが進行と手伝いを務め、参加者を盛り上げます。
バスケットボール教室に参加した保育園から小学校低学年までの子供たちは、慣れない股下でのドリブルに苦戦したり、シュートが上手くなるコツを教えてもらったりと、普段なかなかできない体験に大満足の様子でした。

車いすで鬼ごっこや3on3に挑戦

バスケット教室後は車いすバスケットボール体験を実施。参加者が小さい子供たち中心のときは車いすで鬼ごっこをしたり、小学生以上のときは3on3で対戦したりと臨機応変にプログラムを変化させていました。

車いすの操作も器用にこなす大西ライオンは参加者に「ディフェンス!ここフリーになってるよ!」「パス渡して!」などと指示を送り、みんなが熱中できるような体験会づくりをしていました。
車いすバスケットボールに参加した7歳の前田睦未さんは「車いすに乗ってスポーツするのは初めて。みんなで力を合わせてプレーできたから嬉しかった。次は車いすテニスもやりたい」と充実した様子で話してくれました。

青と赤のボールを投げたり転がしたりして、どちらがコート内の白いボールにより近くに運べるかを競うボッチャの体験にはデニスの植野行雄と松下宣夫が参加。
昨年初めてボッチャに挑戦したという植野は、昨年ボッチャ選手の金城歩未選手にも勝利するほどの腕前を見せ、周りから驚かれていましたが、今回はさらに上達!
植野にバトルを申し込む子供たちをあっという間に打ち負かし、因縁の対決となった金城選手との戦いでも勝利をおさめます。
最終戦こそ赤と青のボールが白のボールを挟み込む大接戦になったものの、この日は全戦全勝という大記録を打ち立てていました。

大西ライオンが完答!

車いすテニスの体験会ではジョイマンの高木晋哉と池谷和志のふたりが参加。参加者たちの車いすをネット前まで押したり、こぼれ球を「ナナナナ~」と歌いながら打ち返したりとラリーのサポート役に徹します。

この日はトークショーも2回開催。1回目は琉球ゴールデンキングスステージと銘打って、司会にスリムクラブ、ゲストに琉球ゴールデンキングスU-15コーチの清水レイさん、元日本代表の久手堅笑美さんを迎え、大西ライオン、初恋クロマニヨン、ありんくりんも参加し、バスケットボールの魅力やオリンピックでのメダルの可能性などについて語ってもらうはずでした…が、初恋クロマニヨンとありんくりんがどんな質問をしても大西ライオンが先に答えてしまい、清水さんから「僕、もうマイクを置いていいですか」の発言が飛び出すほど。スリムクラブ真栄田も「大西、白イス(ゲスト用の背丈が高い椅子)に昇格!」と宣言し、来場者を笑わせていました。

その後客席からも質問を募りますが、照れてしまって手を上げられない様子に、真栄田が「どうすればプロ選手になれますか?」と会場の子供たちの気持ちを代弁。
久手堅さんは「(客席に低学年の子供たちが多かったため)この年齢なら、まずはバスケを心から楽しむことですね」と話し、清水さんは「達成しやすい目標を作ってください。中学生になったらこれができるようになる、高校に行ったらこんなことができるようになる、って、頑張れば手が届く小さい目標がたくさんあったほうがいい」と会場に語りかけました。

オリンピックへの期待値については、二人とも「スピードでは負けないし、世界で活躍している選手がいるからぜひ期待してほしい」と述べ、トークショーを締めくくりました。

打倒デニス植野!?

2度目のトークショーはパラアスリートトークショー。司会は引き続きスリムクラブ、ゲストに車いすバスケットボールチーム、沖縄シーサーズの神里和彦選手とボッチャの金城歩未選手を迎え、デニスとジョイマンが参加し、2つのスポーツについて疑問を投げかけます。車いすバスケットボールは選手の持つ障がいの重さに応じて持ち点があり、既定の点数を超えないようにメンバーを組み合わせるため、障がいの軽い人も重い人も一緒にプレーできることや、ボッチャには個人・ペア・団体の3形式あることなど、それぞれのスポーツの特徴を知ることができ、来場者らは感心した様子でした。

そしてここで話題になったのはデニス植野の快進撃。金城選手が連敗していることや、ボッチャの体験者に向かって植野が「もっと強くなってから来いよ」「誰か俺に負けを経験させてみろよ」等の言葉であおるため、「5歳の子がな、『ご飯食べ終わったらまた来るから!』って言って再戦しに来たり、家族で時間空けて再チャレンジに来たりとか多いねん」と松下。「子供相手でも気を抜いたらだめってラモスさんが言ってたから」と反論しつつ、「俺、お笑いじゃなくてボッチャの選手になるべきだったかもしれない。遅咲き選手デビューって、ブラジルから声がかかるかも」と冗談を言い、会場の笑いを誘います。また「東京オリンピックでは残念ながら選手になれなかったので、一生懸命応援します」と語った金城選手に向かって「4年後、2人でペア選手目指してるかもよ?よしもと沖縄花月をボッチャスタジアムに変えてさ」と素敵な誘いの言葉をかけ、金城選手も「ぜひ!」と笑顔で応えていました。

最後にパラリンピックについて聞かれた神里選手は「障がい者スポーツという概念を外して試合を見てほしい。コートの広さもリングの高さも同じだから、純粋に競技として楽しみ、日本がメダルを取れるように応援してほしい」と述べ、金城選手は「ボッチャをまず見て知ってほしい。日本がメダルを取れるように応援したい」と話しました。また、ジョイマン池谷が「一度車いすに乗ると、パラスポーツのすごさがわかると思う。視線の高さとか、車いすを動かしながらラケットを使ったり、ボールを投げたりとかがどれだけ大変かわかる。体験してもらえたらパラリンピックを見るときの感覚が変わるはず」と話し、体験会への参加を呼び掛けていました。

池谷の願いが通じたのか、パラスポーツ体験会は体験終了時刻まで大盛況。また、展示車両の紹介やバルーンアート、キッズエンジニア体験など、会場は1日中多くの人で賑わい、第61回2020 ALL TOYOTA 春のフルラインアップフェスティバルの初日は幕を閉じました。

オリンピック、パラリンピックに向け、パラスポーツはもっと注目を集めていくことでしょう。
ぜひ、注目してみてくださいね!

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