2月28日(金)、都内にて異種格闘技型朗読劇『TAMERS(テイマーズ)』の顔合わせ・本読みが行なわれ、出演者である声優・上村祐翔をはじめ、女優&声優・美山加恋、シソンヌ(長谷川忍、じろう)、俳優・加藤将、女優・宮澤竹美が出席しました。

“異種格闘技型朗読劇”とは、声優、芸人、俳優らそれぞれ異なる表現者の“声”とプロの凝った“演出”で魅せる朗読劇のこと。2019年5月には、第一弾として、声優・石田彰と芸人のNON STYLE・石田明のWイシダ朗読劇『USHIROMUKI』が開催されました。

そのシリーズの最新作『TAMERS』は、舞台芸術集団 地下空港主宰の伊藤靖朗が脚本・演出を手がける“未来”を舞台にした“サイバーサスペンス”。3月に東京公演、5月には札幌公演が決定しています。

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芸人、俳優、声優…その道のプロが集結!

顔合わせでは、キャストとスタッフそれぞれが挨拶。じろうが「僕らは朗読劇1本でやってきた」と挨拶すれば、長谷川も「相方と“朗読劇やろう”ってコンビを組んだ」と冒頭から芸人らしく場を和ませました。

伊藤によるコンセプトの説明やキャストの質問タイムがあった後、いよいよ本読みへ。感情を乗せて、登場人物に命を吹き込む面々。独特の緊張感の中にも、それぞれが役を形成し、完成度の高い物語に昇華させていきます。

本読み後、伊藤によるフィードバックもありました。伊藤は今回の作品について“人類”や“平和”などの言葉が作品中に出てくるため、1人ひとりが必然性を持ってセリフを発せられるように「準備をしてほしい」と指示を出し、「動機に基づく熱意が欲しいです」と出演者へ語りかけました。

シソンヌだけは本番中に台本を置く?

本読み終了後、出演者6名にインタビューを実施!

初対面とは思えない息の合ったトークが飛び出しました。

——職種の違う声優、俳優、芸人の皆さんが朗読劇をすると聞いた時、率直にどんなことを思いましたか?

長谷川「そうですねぇ……」

じろう「……ない(何も思わなかった)ってことでいいですか?」

長谷川「いやあるよ(笑)! でも、あの……やっぱりないですね。いやいや、朗読劇をやったことがないので、“できるかな?”って思ったのが第一印象でした」

じろう「まぁ……僕もいろいろ思ったうえで……ないですね!」

長谷川「あるだろ!」

じろう「“誰が一番最初に本を置き、立ち上がるのか?”ってことですね」

長谷川「それだと“劇”になっちゃうから。覚えたとしても持っておかないと!」

加藤「(笑)。舞台はたくさんやらせてもらっているんですけど、朗読劇は初めてなんですよ。舞台って照明があるじゃないですか。(朗読劇では)文字は見えるんですか? それが不安で視力を鍛えています! ……そう考えたらじろうさんのように、本を置く瞬間があるかもしれないですね」

長谷川「影響受けちゃダメだよ!」

宮澤「不安と緊張の一言に尽きるんですけど、今も“本をいつ置かれるか”ってドキドキもあったりして(笑)。アドリブにも対応できる覚悟とか自信を持って挑めればなって思います」

上村「朗読の経験はあります。“朗読劇”って銘打ってイベントをすることもあれば、アニメのイベントでの朗読コーナーもあったり……割と日常的に朗読に触れている身としては、“本を置く”っていうのはすごく斬新だなと」

長谷川「悪い影響出ちゃっているよ……」

上村「(笑)。ストレートな朗読ではなく、演出もかなりこだわっていて、皆さんとの“異種格闘技感”が引き出されていくのかなと思うと、すごく楽しみです」

美山「私は、自分では1回も朗読劇をやったことがないと思っていたんですけど、(上村の)話を聞いていたら、声優のお仕事をしている時にちょくちょくあることに気付いて、少し気が楽になりました。でも、私はしっかり本を持ってやっていこうと思います(笑)」

――上村さんに質問です。普段のアフレコ現場ではなく、人前での朗読になる場合、何か違いを感じますか?

上村「(アニメ)作品の朗読って、お客さんが事前にキャラクターを知っている状態で朗読するんですけど、今回はオリジナル。それぞれが思い浮かべるものだし、声だけと言いつつも、演出の部分でお客さんの捉え方とか、感じ方が変わってくるだろうなって思います」

――朗読劇の経験者として、普段から気にかけていることがあれば教えてください。

上村「台本の文字は、絶対に見えると思います(笑)」

加藤「良かったです!」

上村「あと、顔を本に近づけすぎると、表情が見えなくなりますね」

加藤「風でめくれることはあるんですか?」

上村「あると思います。(朗読中に)うっかりしていると2ページめくっちゃうことがあるので、人によっては、出る直前に自分のページを折っている方もいますね」

長谷川「へー! すごいですね……」

――美山さんは、女優のほかに声優もやられていますが、本読みの段階で役作りを考えるのですか?

美山「今回は情報量が多い作品なので、それを構築するのに必死ですね。私が演じる役は、とにかく我が道を必死に走ろうとする子だなって印象を受けました」

――自分と似ている面はありましたか?

美山「私はすべてを受け入れるタイプなので、今のところは見当たらないですね(笑)」

――シソンヌさんは、芸人、俳優と多方面で活躍されていますが、新たな一面として朗読する姿をファンの皆さんに見せられると思います。いかがですか?

じろう「いつ本を置くかですね……(笑)」

長谷川「お前フザけんな! それしか言ってないからな?」

じろう「でも不安なこともあって、本番中に寝ちゃわないか心配です」

長谷川「寝させないよ?」

じろう「いや、すぐ寝るよ?」

――加藤さんは、朗読劇が初とお聞きしましたが、いざ本読みをやってみていかがですか?

加藤「2.5次元の舞台をやらせてもらうことが多いんですけど、ストレートな舞台も2.5次元も、表現方法が違うだけで、やることは一緒だと思っているんですよ。朗読劇の中でもそれがあると思うので、どういうふうに作っていくんだろうって、今からすごく楽しみです」

―― 加藤さんは、俳優・一ノ瀬竜さんとのWキャストですよね(加藤が東京公演、一ノ瀬が札幌公演に出演)。事務所の後輩だそうですが、一ノ瀬さんはどんな方ですか?

加藤「一緒に舞台をやらせてもらったことがあるんですけど、すごく真面目でパワフルに一生懸命やる方です。東京と札幌の両方を観に来ても、キャストが変わるので、違う色になって楽しめるんじゃないかなって思います」

――宮澤さんは『USHIROMUKI』に続いてのご出演ですね。石田さんたちとは、どんな雰囲気だったんですか?

宮澤「キャストが人見知りしかいなかったので(笑)、最低限のことしか言葉を交わさなかったんですけど、その分、舞台や稽古でセリフを合わせている時が1番コミュニケーションをとれている時間だと思っていました。緊張はしたんですけど、最終的には周りの方に支えられて、楽しくやらせていただいた記憶があります」

――上村さん、美山さん、加藤さん、宮澤さんは、シソンヌさんについてどんな印象をお持ちですか?

宮澤「(ライブの)チケットがとれない!」

上村「コントが面白い」

加藤「本読みの段階で2人が揃っているのが嬉しくって、楽しくなっちゃいました」

美山「印象は……」

上村「ないな?」

一同「(笑)」

長谷川「分かるんですよ。僕らも最初の質問で“なかった”ので、僕らと同じ気持ちだなって(笑)」

美山「もちろん存じてはいるんですけど……そうですね」

長谷川「そうですね……ってことはないです!」

――それでは、最後に意気込みをお願いします!

長谷川「同じ業界ですけど、職種が違うメンバーなので、いい意味での化学反応を見てもらいたいです」

じろう「いつ本を置くか……」

長谷川「じゃあ、もう置こう! 置く、寝る、この2つ(が見どころ)です」

じろう「あと、食うも入るから、寝る、置く、食うの3つがテーマです」

長谷川「食うの!?」

加藤「素敵な方々が集まっているので、皆さんのことを観察して自分のものに出来たらいいですし、作品が良くなるように魂を込めて頑張っていきたいと思います」

宮澤「本読みをさせてもらった段階では、つかめていないところもあるので、限りある時間の中で、皆さんの雰囲気や音を感じて、本番に持っていけたらなって思うのと、前回よりは人見知りせずにコミュニケーションを取っていけたらなって思います」

上村「稽古日が数回ありますが、生のお芝居なんで、同じことをやっていてもどんどん変わっていくと思うんですよ。これも生の朗読劇の醍醐味ですので、いろいろな感じ方をした時に、その一瞬を大事にしていきたいです」

美山「私は……そうですね」

長谷川「これ、ないな?」

美山「(ツッコんでくれて)ありがとうございます(笑)。もちろん、いろいろな想いがあります! 初めてなので気合は入っていますし、台本をいっぱい読んで、たくさん情報収集して、皆さんに少しでも伝えられるように頑張りたいと思います」

その道のプロたちが集結し、一体どんな化学変化が起こるのでしょうか? ぜひ足を運んで確かめてみてください!

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朗読劇『TAMERS(テイマーズ)』

出演:上村祐翔、美山加恋、シソンヌ、宮澤竹美ほか
Wキャスト出演:加藤将(東京公演)、一ノ瀬竜(札幌公演)
【日時】
東京公演
2020年3月28日(土) 開場17:30/開演18:00
3月29日(日)  開場12:30/開演13:00  、開場16:30/開演17:00
札幌公演
2020年5月9日(土)    開場17:30/開演18:00
5月10日(日)   開場11:30/開演12:00  、開場15:30/開演16:00
【会場】
東京公演:有楽町よみうりホール(千代田区有楽町1 – 11 – 1  読売会館7階)
札幌公演:札幌市教育文化会館(札幌市中央区北1条西13丁目)
主催・企画・制作:吉本興業株式会社
チケット情報:前売・当日ともに7,000円(税込)

【チケット発売中】
<東京公演>
チケットよしもと(Yコード:108658)
チケットぴあ(Pコード:500-425)
ローソンチケット(Lコード:33102)

<札幌公演>
札幌公演のチケット発売日は後日発表致します。

※出演者は変更する場合がございますので予めご了承ください。
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。
※車椅子をご利用の方は、チケットご購入前に「チケットよしもと予約問合せダイヤル」 までお問合せください。

■詳しくは『TAMERS』公式サイトをご確認ください。

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