2月18日(火)、大阪市・東成区役所にて、相乗効果(トキ、閑歳けいすけ)が麻野篤東成区長と萩純一郎東成副区長との対談を行ないました。

よしもと若手芸人たちが、大阪市の24区いずれかの地域に実際に住み、地域活性化のお手伝いをする『大阪市24区住みますプロジェクト』。同プロジェクトにて、相乗効果が東成区“住みます芸人”への就任にあたり、今回の対談が実現。

早速「ようこそ、東成区へ!  今さっきまで動画を(ネタを)見てたんですよ。王道のスタイルですよね。私が好きな漫才のタイプです」と麻野区長と萩副区長から笑顔で迎えられ、和やかにスタートしました。

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軽快な麻野区長のトークに二人がツッコミ!

閑歳は、現在東成区在住。この日も区役所まで自転車で来たといいます。2年前に引っ越してきたと自己紹介すると「2年ですか。まだまだですね~」と麻野区長がツッコむも、「僕は着任して3年です!」とにっこりとした様子。この言葉に思わず「まだまだじゃないですか!」と相乗効果2人でツッコミを返し、区長も大爆笑するという場面も見られました。

さらに閑歳は、ここで東成区在住の意地を見せます。東成区の人口を聞かれ、「8万人くらいですよね」と即答し、会議室に感心のどよめきが! 「しかもここ数年ほど、毎年7000人くらい増えているんですよ。東成区は、戦争の前から商売している方や町工場が多くて……。そういえばお2人は平成生まれですよね。昭和っていう時代が昔ありましてね」となぜか昭和の説明から始めようとする麻野区長。「知ってます、知ってます」「学校で習いましたから!」と相乗効果もツッコミを重ねました。

イベントの観客は、1歳から80歳まで!

現在、そんな東成区で力を入れているのが持続可能な開発目標“SDGs”。

その“SDGs”について、意見を求められた相乗効果は、「はい。あの、そうですね、諸説あるとは思うんですけど、えー……」と真面目に悩み始め、萩副区長が「あまりいじめないで!」と麻野区長に茶目っ気たっぷりにツッコむ一幕も。

これに麻野区長は「環境問題、国際的には貧困の問題などを考えていく目標なんです。覚え方としては“スワローズ(S)”、“ドラゴンズ(D)”、“ジャイアンツ(G)”と覚えていただければ。住みます芸人として、どんどん勉強していってくださいね」とユーモアを交え、アドバイスを送りました。

これから、相乗効果は“住みます芸人”として地域のイベントに出ることになります。

「福祉や健康づくりをテーマにした内容が多いので、お客さんの年齢層が平均年齢80歳とか」という区長の説明に、若者が集まる劇場に出演することが多い2人は「今まで経験したことがないですね! 楽しみです」と声を弾ませます。さらに「若いお母さんやお父さんが孤立しないよう、その関係を作るため、小さな子どもに向けたイベントもやるんですけど、こちらは(お客さんが)平均年齢1歳とか」という説明に「は、幅広いですね! 頑張ります」と戸惑いを隠せない様子……。

「実は東成区役所には吉本課があるんですよ」という冗談も飛び出すほど、相乗効果との掛け合いは、早くもチームワークの良さを期待でき、終始和やかな雰囲気の対談となりました。

中学の初舞台から10年、地元から愛される芸人に

相乗効果はNSC38期、現在23歳の若手コンビです。大阪・なんばグランド花月(以下、NGK)前での呼び込みや、トキが「お客様から見えない一面もお届けしたい」という思いで始めた、“NGKの舞台裏モノマネ”動画も人気。

小学校5年からよしもと入りを目指していた閑歳が、中学校で同級生のトキを誘い結成したのが相乗効果。正真正銘の“初舞台”は何と修学旅行だったといいます! “相乗効果”というコンビ名は、その時に命名されましたが、もう1つの候補は、当時野球をしていたトキが挙げた“粉骨砕身”だったとか……。

今も同じコンビニで2人ともバイトをするほど仲が良い2人。“住みます芸人”についても、「なりたかったんです! 嬉しいです」と口を揃えます。そんな2人に、区長との対談の後にインタビューを敢行しました。

――“住みます芸人”に決まったときの様子を聞かせてください。

トキ「ぼく、電話を受けたのが病院の控室だったんですよ」

閑歳「(トキを指して)インフルエンザにかかってたんですよ」

トキ「1月4日(土)頃だったので“なんかやらかしてもうたかな”とドキドキしましたけど、“住みます芸人”の知らせで、嬉しかったですね。おかげでインフルエンザも治りました」

閑歳「ぼくもなりたかったので嬉しかったですね。家族で引っ越してきたんですが、東成区はすごく住みやすい静かさがあって」

トキ「隠れた名店も多いしね。おいしい店がいっぱいあるんですよ。諸先輩方が通っておられたりとか」

――東成区“住みます芸人”として具体的にどういったことをしていきたいですか。「公約」を教えてください。

トキ「そうですね、ぼくらがたいそうなことができることはないんですけど、住みやすい街づくりのお手伝いをしたいです。第一に環境問題に取り組んでいきたいと思います。CO2削減、大気汚染問題……」

閑歳「そこまで言う? 気持ちはもちろんあるんやけど、荷が重いね!」

トキ「それと居酒屋によく行かせてもらうので、東成区の居酒屋の椅子を、座り心地の良いようにフカフカにしていきたいです」

閑歳「うん、そこは店長さんにお任せしたらいいから!」

――“住みます芸人”としての、意気込みをお聞かせください。

トキ「僕らがよく出る劇場は、若い女性のお客様が多いんです。東成区のイベントでは、普段なかなか見ていただけない世代の前で漫才ができるのが楽しみです。 芸の幅も広がるんじゃないかなと思います」

閑歳「幅広い層の人が住んでいる地域なので、ここで愛される芸人になりたいですね。古くから続く伝統や祭りが多くて、この区が大好きで住んでいる方が多いとすごく感じる街なんです。そこに僕らが新しく入ることで、“相乗効果”を起こせたら嬉しいです。自転車でウロウロしてますので(笑)気軽に声をかけて下さい」

コンビ名、相乗効果に掛けた閑歳の意気込みに思わず「おおーうまい!」とトキが感心する場面もありました。

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“24区住みます芸人”からは、ミルクボーイ、からし蓮根など『M-1グランプリ』決勝で活躍するコンビが多数輩出されています。伝統深き東成区と、伸び盛りの若手・相乗効果との“相乗効果”に、ますます期待が膨らみます!

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