1月30日(木)から2月1日(土)までの3日間、吉本興業ホールディングス株式会社東京本部で開催された『吉本興業インターンシップ「よしもと冒険」コンテンツ制作コース』に、ガーリィレコードチャンネル(高井佳佑、フェニックス、秋山太郎、雨野宮将明)が参加しました。

毎年、学生を対象として行われているインターンシップ「よしもと冒険」。

「コンテンツ制作コース」の講義ではグノシーと吉本坂46のコラボ番組の見学、芸人たちによる動画制作現場の見学、TikTok社への訪問など、YouTubeを始めとしたデジタルコンテンツの制作について学びました。

学生とともに体を張った動画撮影に挑戦

YouTube公式チャンネルの登録者数が72万人強を誇るガーリィレコードチャンネルは、3つのチームにそれぞれが分かれて参加。

雨野宮は体を張ったダイエット企画、高井はモノマネをしながらの就活講座、秋山&フェニックスは秋山のかわいさを追求するドッキリ企画と、いずれも学生が考えた個性的な企画に協力。チームメイトの学生と意見を交わしながら、撮影を進めていきます。

その後、フェニックス、秋山、雨野宮は完成した動画を観ながら、ユーチューバーならではの視点を活かし、学生へ丁寧なアドバイスを送りました。

 

全工程終了後、ガーリィレコードチャンネルのフェニックス、秋山、雨野宮にインターンシップに参加した感想を聞きました。

客観的に自分のチャンネルを見つめられた

——学生のみなさんと動画作りを一緒に体験してみて、いかがでしたか?

フェニックス 年齢で言うと5~7歳くらい離れているんですけど、若い子たちってこんなことを考えているだなと感じることもありました。何より、インターンシップ制度っていいですよね。自分もやってみたかったなと思いました。

雨野宮 芸人にはない試みだもんね。ただ、みなさん、コンテンツ制作コースだとわかって参加したとしても、いきなり動画撮るんかい!って驚いただろうね。

秋山 たしかにいきなり企画を出して、動画を撮って、編集して……ってやったことがない人からしたら戸惑いしかないよね。そんな中でも、なんとかかたちにして発表までできたのはすごいことだなと思いました。

雨野宮 あと、みなさんが作った動画を観て、自分たちのチャンネルについて客観的に考えられたところもありました。

フェニックス 僕らだったら、この人がこの役割をやってたんだ、とかね?

秋山 そうそう。知らず知らず、自然と共有できていたところがあったことに気づいたよね。僕らにとっても発見のあるインターンシップでした。

――学生の皆さんが作った動画を観て、3人とも面白いと評価されていました。初めての挑戦で今回のような動画が撮れるのはすごいことですか?

フェニックス すごいと思いますよ。うちらの一発目なんて、たぶんひどかったよね?

秋山 だいぶえらそうなこと言わせてもらったけど、ひどかったかも(笑)。

雨野宮 とは言え、動画を作り始めた1年前は芸歴も重ねてたじゃない? だいぶ素っ気ない動画ではあったけど、お笑いとしてのフリはちゃんとできてたと思う。だからもっと前に振り返ってみて、今日のみんなの動画と僕らがNSC在学中の時のネタと比べてみようよ。あの頃のネタ、今、人前でできる?

秋山 ムリムリ!! だって俺、好きすぎてオードリーさんのネタ、そのままパクってたもん!

フェニックス 好きすぎて自然とそうなっちゃったんだ(笑)。まぁ、(相方の)高井は当時も面白いこと言った、みたいな顔してたけどね。

雨野宮 ははは! それで言ったら、みなさんが作った動画はちゃんと面白さが出せてたし、観ている人に伝えるということに対しても気が使えてたよね?

秋山 そうだね。一発目としては、すごくいい出来だったなと思います。

芸人とユーチューバー、相乗効果が大きい

――現在、72万人強の登録者がいるガーリィレコードチャンネルさんですが、動画作りの中でモットーとしていることはありますか?

フェニックス 何をやるかを決めて撮り始めはするんですけど、その先の展開は決めないことですかね。考えたままをやっていると想定外の笑いは起こらないけど、決め打ちしないと場外ホームランが出ることがあるんです。だから、僕らの動画はとりあえずやってみようっていうチャレンジが多い気がします。あと、4人全員が面白いと思うことを取り扱うようにもしてます。好きなこととそうじゃないことって、やっぱり気持ちの差が出てしまうので。

秋山 あとは、やっぱり楽しむことがいちばん大事。それに尽きるかもしれないですね。楽しいって感じながらやってるほうが、いいアドリブも生まれやすいですから。

雨野宮 僕はハンバーグにおいてのパン粉みたいな存在になれたらいいなって思いながら、いつもやってるというか。動画によって立ち位置を考えてながら動くようにしてるんです。例えば、この場合はここに立ってたほうがいいなとか、これは言わないといけないことだなとか。

フェニックス 全員がその時々で、自分の役割を探してるよね。

雨野宮 そうだね。まぁ、器用にできるときもあれば、できないときももちろんあるんですけどね(笑)。

――芸人であることはユーチューバーとして活動する上で、プラスになっていますか?

フェニックス なってますね。3人目でオトすなら1人目はこうするっていうお笑いのルールをわかっているということは動画撮影をする上で役に立ってますし、YouTubeはYouTubeで知名度が上がったり、僕らのやっていることを映像で伝えられるところがいい。逆にYouTubeを始めて、ライブに来てくれるお客さんも増えましたし、両方やってるからこその良さってありますよね。

雨野宮 それこそ、始める前はSNSでライブの告知をすることがなかった。もちろん面白いと思って舞台に立ってたけど、告知しても誰も観てくれないんじゃないかっていうくすぶった気持ちがあったから。けど、動画をアップし始めて観に来てくれるお客さんがいることがわかってからは、芸人をやるモチベーションもすごく上がりました。

フェニックス 芸人だけやってたら声をかけてもらえなかったかもしれない仕事のオファーもありますしね。ガチャガチャを作ってもらえたり、日本青年館っていう大きな会場でライブをやらせてもらえたり。

秋山 ガチャピンとムックに会えたりね? カジサックさんとも、芸人と芸人っていう関係性では会えなかったかもしれない。お互いがYouTubeをやっていたからこそ、お会いできた感じはありますね。

――YouTubeチャンネルを開設することで、活動の幅が広がったんですね。

雨野宮 そうですね。多くの人に知ってもらえるようになりましたから。

秋山 だから、興味ある人はやっていて欲しいなと思います。もちろん、向き不向きがあるでしょうから、絶対にやったほうがいいとは言いませんけど。

フェニックス ただ、僕らにはいいことしかなかったですね。