本記事は2月20日(木)に公開されましたが、3月23日(月)に公演中止が決定致しました。
チケットご購入済みのお客様におかれましては、払戻しを実施致しますので各プレイガイドへお問合せ下さい。

4月2日(水)〜5日(日)、東京・赤坂RED/THEATERにて『TOKYO 大田王 2020』が開催されます。

写真左から三上市朗、川下大洋、後藤ひろひと
出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

三上市朗、川下大洋、後藤ひろひとによる演劇ユニット・大田王(だいたおう)。これまでに、過去5回のコント・オムニバス公演を行なってきました。

そんな“大田王”の公演は、これまで大阪のみで行なわれていたものの、今回、関東のファンからの熱い声に応えて、東京公演の開催が決定。

今回、主要メンバーの川下、三上、後藤にインタビューを実施し、『TOKYO 大田王 2020』についてはもちろん、最近気になる若手芸人についても話を聞いてきました。

関連記事:令和喜多みな実・野村、脚本家として賞を総舐め!「関西演劇祭」が大盛況のうちに閉幕

 

待ちに待った、東京公演!

――“大田王”について詳しく教えてください。

川下「当時、大阪で劇団M.O.P.の看板役者だった三上と僕とで、コント公演をやろうと“田王”を立ち上げました。川下と三上の名前をうまく合わせて“田王”なのですが、2回目から演劇ユニット・Piperを一緒に立ち上げた後藤も正式に加入。“大王”(後藤の別名義)が加わったので“大田王”となりました。

コスプレ好きな三上が着たい衣装をテーマに(笑)、アメリカの映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ゴーストバスターズ』などをモチーフにしたコント・オムニバス公演をやっています」

――今回は、待望の初東京公演となりました。

川下「ずっと大阪でしかやってこなかったんで、東京の人から“なんで関東でやらないんだ”って言われて、じゃあやろうかって(笑)」

後藤「今回は“初めて東京でやってみよう”って話になっていますけど、なんだかんだオジさんになっても、チャレンジをしているんだなぁと思いますね。俺は“大田王”って聞くたびに毎回ウンザリするんだけど、こうやって(2人と)久々に会ってみると、楽しくて仕方ない。たぶん、今日も飲んで騒ぐんだろうね」

――役者で声優の多田野曜平さんや、ヒットドラマに多数出演している石丸謙二郎さんなど、注目のメンバーが参加していますね。

後藤「“天才と遊べるぞ”って思うと楽しみですね」

三上「“大田王”に出る石丸さんは、皆さんの知っている石丸さんではないと思います」

後藤「本当の石丸謙二郎をお見せしましょう(笑)」

長い付き合い…お互いのことはどう思っている?

――長い付き合いがある3人ですが、それぞれの印象をお聞きしたいです。三上さんはお二人のことをどう思っていますか?

三上「それぞれ違うタイプの天才だと思います」

――では、川下さんはどんな天才なのでしょう?

川下「それを言いたくて、前回1本作品を書いてくれたんですよ。俺は出てないんですけど(笑)」

三上「『川下大洋伝説』っていうのをやりましたね。とにかく生き様が伝説の人なんです。後藤は、自分と好きなものが似ているんですけど、自分の世界で本が書けるっていうのが僕にはマネできないところで、僕にないものをそれぞれ持っていると思います」

――川下さんはいかがですか?

川下「三上を最初に見た時は、金髪ロン毛で……」

三上「芝居を褒めろよ!」

川下「今から褒めるところだから(笑)! (当時)会津藩主のお殿様の役をしていてね。狂気に満ちていてカッコいいし、面白いし、すごかったんですよ。最近は年齢も重ねて重厚な役とか、逆に落ち着いた役とかできるようになって、前に“大田王”をやった時に“すっげーウマくなったな”って思いました。

後藤も自分の書いた脚本(の公演)にしか出なくて“役者を引退します”と宣言した人なんですけど、(“大田王”は)自分で脚本を書く公演なので、僕も好きに使えるじゃないですか。同じ公演なので、俺が書いた脚本でも出てくれますし、2人とも無駄遣いして楽しみたいです」

――後藤さんはいかがですか?

後藤「三上さんは、今までの俺の作品の中でも欠かせない役者ですし、大事な作品を生むきっかけをくれた人です。俺は(三上を)子どもっぽい人だなって思っているんで、この人がニコニコ笑っていると、たいがい成功しますね。

川下さんは、みんなすべての人間が“川下時計”というものを持っていて、最初会った時はとても印象が良いから12時に針がさしていて大好きなんですけど、ところが、だんだん進んでいくとね……(笑)」

一同(笑)

後藤「“このヤロウ!”って思う6時がきます。でも、俺は1周回って12時に指しているんで、今は可愛くてしょうがないです」

川下「時計に例える必要ある!?」

三上「あるよ。わかりやすい(笑)。だから、つかず離れずの関係で、3人のバランスはいいんじゃないですかね」

次にブレイクする若手芸人は!?

――では、最近若手芸人さんの台頭が目立ちますが、昨今の若手をどうご覧になっていますか? 好きな芸人さんなどはいますか?

後藤「“ぶっちぎっているな”って思うのは守谷日和ですね。もうちょっと待っていたら、あっという間にブレイクすると思います。ミルクボーイに関しても、ゆりやん(レトリィバァ)に関しても、僕は(ブレイク前から)言い続けていましたけど、たいがい当たりますね。即興系のイベントをやった時に、追い詰められた時のアイツ(ゆりやん)が、舞台全体に後光をもたらすようなことをするんです。圧倒的に面白いですよ。

『M-1グランプリ2019』で優勝したミルクボーイに関しては、僕の映画で駒ちゃん(駒場孝)に出てもらいましたけど、ずっとあのネタをやっていたわけですよ。年齢がネタに追い付いたのはあると思いますし、(ハイテンポな漫才で『M-1グランプリ2018』で優勝した)霜降り明星の次は、昭和の香りが残る漫才が来ると思っていたし……そうやって7つくらいの鍵がカチッとはまったのが、この間の大会(『M-1グランプリ2019』)だと思いますね」

川下「『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ)とか『ネタパレ』(フジテレビ)とか毎週観ていますけど、いわゆるお笑い第七世代の人たちはすごく面白いと思いますよ。霜降り明星も面白い」

三上「『M-1グランプリ』や『キングオブコント』は毎年必ず楽しみにしています。今年の『M-1グランプリ』は“時代が変わったな”と思いました。きついツッコミじゃなくなったじゃないですか。(ぺこぱの)肯定するツッコミはすごい発明だと思います」

関連記事:ミルクボーイ、見取り図、すゑひろがりず、かまいたち、ぺこぱが語る!「僕らにとってM-1とは…」

 

――最後に公演に向けての意気込みをお願いします!

後藤「“年寄りだけど、まだまだ元気だぜ”ってところを東京の方に見せられるんじゃないかと思います。普通だったら(自分たちの年齢は)ベテラン俳優ですよ。ちょっと舞台に出て、ボソッと言うセリフに“味があるね”で済む年齢の人が、きっと今年も、“腰ミノ”1枚で踊るようなことをするんで、楽しみにしてほしいです」

川下「腰ミノは寒いから嫌なんですけどね(笑)。やっぱり無駄遣い具合を見てほしいですね。“こんな豪華なメンバー呼んでおいて、こんなことすんのかよ!”ってところに注目してほしいですし、役者本人たちにも楽しんでほしいです」

三上「3人とも50歳をすぎて、それぞれやっていますけど、こうやって集まって舞台の上で自由に遊べるのが幸せです。このメンバーだったら面白いことしか予感できないので、自分たちもお客さん以上に期待はしています」

 

“豪華メンバーの無駄遣い”とのことで、舞台ではいったいどんな姿が見られるのか……ぜひ公演で確かめてみてください!

『TOKYO 大田王 2020』

日程:2020年4月2日(水)〜5日(日) ※2日:1公演、3日〜5日:2公演ずつ全7公演予定
会場:赤坂RED/THEATER
出演:川下大洋、三上市朗、後藤ひろひと(大田王)、石丸謙二郎、多田野曜平、久保田浩、クスミヒデオ、ボブ・マーサム、長谷椿、こうのゆうか

チケットはコチラ

【関連記事】