2月1日(土)、東京・東京大学安田講堂にて『第4回 イオン未来の地球フォーラム』が開催され、ゲストとしてココリコ・田中直樹が登場しました。

関連記事:アンバサダー・ココリコ田中が熱弁をふるう!「サステナブル・シーフード・ウィーク2019」

 

公益財団法人イオン環境財団と東京大学未来ビジョン研究センター、そして持続可能な地球社会の実現をめざす国際協働研究プラットフォームであるフューチャー・アースが共催している本フォーラムは、地球環境問題の解決に向け参加者とともに実行策を議論するもの。

全5回中、4回目となる今回は、“海洋”を取り上げ“海の環境と資源を守る”をテーマに開催。専門家による基調講演やゲストトークのあと、高校生・大学生も加わり、世代や立場を超えて“海の環境と資源の問題、そして私たちがすべきこと、したいこと”についてパネルディスカッションが実施されました。

大きなジェスチャーを交え、サメについて熱弁!

MSC(通称、海洋管理協議会、減少傾向にある世界の水産資源の回復を目指し、持続可能な漁業の普及に取り組む国際的な非営利団体)アンバサダーとしても活動する田中。埼玉県環境化学国際センター総長・東京大学名誉教授・植松光夫と共に、『海とわたし』と題されたトークを行ないました。

魚が大好きだという田中は、なかでもサメがいちばん好きで、サメがきっかけで魚全体が好きになり、そして海が好きになったというほどのサメ好きであることを明かします。

また、サメの乱獲問題にふれ、MSCのアンバサダーとしての活動も振り返って、「まだMSCのことを知らない方もたくさんいらっしゃるので、責任を持って広めていきたい」と意気込みを見せます。

さらに「海洋生物だけじゃなくて、生き物全体が好きなので、ホッキョクグマやペンギンも減ってきていると聞いて悲しい」と、地球全体の生物について話しながらも、植松教授から「サメの歯ってどんどん抜けていくんですよね?」とサメの話題を振られると、つい前のめりになる一面も。田中は「そうなんです! サメは軟骨魚類なんですけど、歯だけは硬いんです。エサが捕れないと死んじゃうので、サメは歯が命。だから、今生えている歯がいつ抜けてもいいように、後ろに次の歯が控えてるんです! 歯が1本抜けると自動的に後ろの歯が前に送られてくる。わかりやすく言うと『PEZ(ペッツ)』みたいな感じです」と、サメの歯を『PEZ(ペッツ)』に例え、大きなジェスチャーを交えながら興奮気味に説明し、笑いを誘いました。

海の水を全部抜いて、きれいにする!?

環境問題について、「地球環境の変化を感じるようになりましたが、結局はみんな人間のせい。とにかく持続してできることをやればいいんじゃないかなと思います」と植松教授が話すと、田中も「地球の環境についての関心の持ち方は人それぞれいろんな入り口があると思う。自分は海の生き物が好きなので、そこからだったけど、きっかけはなんでもいいと思ってます」と、まずは興味を持つことから始めて欲しいと語りました。

植松教授が「いっそのこと、池の水じゃなくて海の水を全部抜いてきれいにしてもらったらどうでしょう?」と提案したのに対し、田中は「一生かかっても無理だと思います(笑)」とツッコミを入れるなど、終始和やかな空気漂うトークとなりました。

講演では「チコちゃんに叱られる!」の話題も

そのほか、公益財団法人イオン環境財団 理事・岡田元也、東京大学 理事・副学長・福田裕穂、東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授・武内和彦によるあいさつに始まり、海洋研究開発機構地球表層システム研究センター センター長・原田尚美による基調講演『変わりゆく海洋環境と生態系と物質循環:その関係性の謎』が行なわれました。

また、地球温暖化によって海洋環境や生態系にどのような変化が起きているか、わかりやすく解説された講演に続き、東京大学大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻 教授・金子豊二による基調講演『海の魚と川の魚の不思議』も実施。海水魚と淡水魚の違いや、魚のエラの働きがいかに優れているかについて話すだけでなく、『チコちゃんに叱られる!』(日本放送協会)に出演した際のエピソードで会場を和ませたりと、緩急のついた魅力ある講演が行なわれました。

関連記事:ココリコ田中、「笑ってはいけない」で検索禁止!? “ナショジオ”ナビゲーター就任で環境保全をPR

 

私たち一人ひとりの問題でもある海の環境や資源の問題。暮らしに直結する身近なこの問題について、一度ゆっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。

【関連記事】