2月7日(金)~11日(火・祝)にかけて、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて日本発・世界初!?のサラリーマン現代サーカス『CLONES』が上演されます。日本パントマイム界の鬼才と言われるKAMIYAMAを中心に、世界が認めた映像ディアボロアーティスト・望月ゆうさく、ワールドワイドな活躍をみせるエアリアルアーティスト・品川ミズキほか、海外からもアーティストが集結し、日本のサラリーマンの悲哀や矛盾をコミカルなパフォーマンスで表現します。

今回、都内のスタジオで、メインキャストの望月と品川にインタビューを実施。

砂時計型のコマ“ディアボロ”を巧みに操り、アメリカの人気番組『America’s Got Talent(アメリカズ・ゴット・タレント)』への出演経験も持つ望月と、天井から吊り下げられた布を使った空中パフォーマンス“エアリアル・ティシュー”を武器に各国のサーカスに出演する品川。

そんな世界で活躍する2人に、これまでの経歴や、どんな想いを持って活動してきたのか、また本作への意気込みについても話を聞きました。

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“新しい波を感じる音楽”に期待も高まる

1月某日、都内のスタジオに、KAMIYAMA、望月、品川の3人が集結。2月の公演に向け、稽古を開始しました。

――稽古初日を終えての感想を教えてください。

品川「いよいよ始まったなという感じ。(本番が)とても楽しみです」

望月「とても楽しかったです。音楽がとても心地よくて勝手にノッてくる感じがあるので、すてきだなと思います。音楽は僕にとってはめちゃくちゃ重要なので」

品川「私も、超重要です。音楽なしじゃアクトができないという感じ。ストラップの最初の演目の音楽がすごくお気に入りです」

望月「ショーの中で音楽が50%くらい占めると思っています。特に僕の場合は、タップダンスや映像とジャグリングを組み合わせた演技があったりして、音の世界観はとても重要です。新しい波を感じるような音楽だと思いました」

卒業試験はヨーロッパでの武者修行

――世界各国で活躍されるお二人。どのようにして海外で活躍されるようになったのですか?

望月「静岡の出身なので、小さいころから、(静岡で毎年開催される)『大道芸ワールドカップin静岡』を見て真似していました。毎年、シルク・ドゥ・ソレイユのジャグラーを目の前で見ることができたことはラッキーでした。もちろん、KAMIYAMAさんも見ています。僕自身が海外に出るきっかけは、2009年、ジャグリングの大会に出るためにアメリカに行ったのが初めてです」

品川「1人で?」

望月「1人!」

品川「いいじゃん!」

望月「その翌年に、10万円だけ持って、ヨーロッパで50日間武者修行をしました。はじめはパリからスタートして、ロンドンから帰ること、一つの街に3日以上滞在しないというルールだけを決めて、あとはサバイバル。ゲリラ的にヨーロッパ中の街中で大道芸をして生活していました。プロのアーティストになるための就職試験のつもりで行きました」

海外に出たことで開けたシアターサーカスへの道

――品川さんはどうしてサーカスを?

品川「私は『カレイドスター』というアニメを見てサーカスに憧れました。どうしてもシルク・ドゥ・ソレイユに入りたいと思っていたので、14歳のときに母が見つけてきてくれたエアリアルのスタジオに、無理を言って入れてもらって。そこから2年間はずっとスタジオでトレーニングしていましたね。

トップレベルまでできるようになったら、日本に(あえて)いる意味が分からなくなってしまい、高校は2年で退学してカナダのサーカス学校に入りました。行ってみると、モントリオールってサーカスが文化になっているから、みんなにとっては目新しいことではないんですよ。(日本にいたら)私には道もなかったけど、世界に出てみたらコンテンポラリー・サーカスとか、いろんな道が開けました」

――コンテンポラリー・サーカスとは?

品川「サーカスというとライオンやゾウをイメージされると思うのですが、今のサーカスはダンスやアクティング、パントマイム、ジャグリングなどがメイン。音楽やプロジェクションを使って、人間が作り上げるものなんです。ヨーロッパでは“サーカス”と“シアターサーカス”は区別されているのですが、モントリオールで“サーカス”というとシルク・ドゥ・ソレイユを指す言葉になっています」

――最後に『CLONES』をご覧になる日本のファンの方へメッセージをお願いします。

品川「スーツでサラリーマンを演じるというコンセプトがすごくおもしろいと思います。海外にはないアイデアだと思うので、どう伝わるかワクワクしています。皆さんが見たことのないエアリアルを見せるので、刺激を受け取ってほしいですね。“もう一度見に行きたい”と思ってもらえるショーにしたいです」

望月「日本ではまだまだジャグリングはマイナーなので、業界を超えたたくさんの人に見ていただく大きなチャンスだと思っています。世界で活躍する仲間たちと、大阪という素晴らしい場所からスタートできることはうれしいことです。かしこまらず自由に楽しんでご覧頂きたいと思います」

 

『CLONES』は、情報化社会に翻弄されるサラリーマンの悲哀を、スーツを着たパフォーマーたちが表現するノンバーバル・シアターサーカスです。日本発の新しいサーカスの始まりを、ぜひ劇場で目撃してください!

『CLONES』

日時:2020年2月7日(金)~11日(火・祝)全8公演
場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
料金:6,800円(全席指定・税込)
出演:KAMIYAMA(パントマイム)、望月ゆうさく(ディアボロ)、 品川ミズキ(エアリアルストラップ)、Gregory McElroy(デュオチャイニーズポール・キューブ)、Ariel Anne Mosier (デュオチャイニーズポール)、Hugo Noel(シルホイール・ウォールトランポリン)、Jean-Denis Roy(ウォールトランポリン)、ANALOGIX(テクノバンド)
原作:神山一朗
イラストレーター:カネオヤサチコ
アニメーション:モンブランピクチャーズ
音楽:Mars(ANALOGIX)
演出:株式会社 Zero-Ten

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