1月19日(日)、大阪・POWAR ARTSにて『CLONES』公演概要発表会及びスペシャルワークショップが行なわれ、『M-1グランプリ2019』チャンピオンのミルクボーイ(内海、駒場)、同大会ファイナリストのからし蓮根(伊織、杉本)と、エアリアルアーティスト・品川ミズキらが登場しました。

2月7日(金)~11日(火・祝)にかけて、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて開催されるサラリーマン現代サーカス『CLONES』。日本パントマイムの鬼才・KAMIYAMAが2000年に上演したソロ舞台作品『CLONE’S・Lot-No.0067』をサーカスバージョンにリメイクした作品です。

KAMIYAMAほか、世界各国で活躍するアーティストによる圧巻のパフォーマンス、そしてストーリーに深みを持たせる日本漫画のアニメーションに生演奏のテクノポップサウンドが融合した本作は、国籍・性別・年齢を問わず楽しめるノンバーバル・サーカスとなっています。

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POWER ARTS所属パフォーマー、圧巻のパルクールを披露!

まず披露されたのはPOWER ARTS所属の朝山大雅、永井音寧、宮崎裕来による“パルクール”。本競技は、走る・跳ぶ・登るといった移動に重点を置く動作によって心身を鍛えるスポーツであり、3人は走りながらアクロバットをし、障害物を飛び越えたり、壁によじ登ったりしていきます。超人的なパフォーマンスを軽々とこなす3人に、芸人たちは「すごい!」と驚きを隠せません。

「すごすぎて意味が分からない!」と伊織。杉本は「親の気持ちになってしまって、見ていられない」と、ハラハラしたそう。

ミルクボーイ・内海も「すごすぎて、ずっとワーとかウォーと言ってました」と言葉にならない様子。駒場は「動きが速くて3人じゃないように見えました。何人もおるように見えました!」と声を弾ませました。

このパフォーマンスにからし蓮根の2人が挑戦することに。「簡単なものを」というリクエストに、永井が鉄棒を勧めます。長身の伊織は鉄棒に軽々とぶら下がるも、そっとジャンプ。そのほか、6段の跳び箱を使った“モンキーヴォルト”という技や前転にもトライし、場を盛り上げました。

世界のトップアーティストのパフォーマンスに大興奮!

続いて品川による“エアリアルパフォーマンス”が行なわれました。こちらはフープなどの道具を用いた空中競技であり、東京出身のエアリアルアーティスト・品川は、14歳で空中芸をスタート。2015年からは、カナダ・モントリオールのサーカス学校にて、天井から吊り下げられた布を使った空中パフォーマンス“エアリアル・ティシュー”を学び、2019年にフランスで開催されたサーカスの世界大会では、日本人のエアリアルアーティストとして初の“ブロンズ賞”を獲得。現在は世界のサーカスカンパニーからオファーが殺到しているという、世界中が注目する22歳の若手パフォーマーです。次々と超絶技を繰り出す品川に、芸人たちはまたまた驚嘆の声を上げていました。

ここで、からし蓮根に続きミルクボーイにも初歩的パフォーマンスに挑戦してもらうことに。“ストラップ”と呼ばれるロープに腕を通し、スピンに挑んだ内海。両手でストラップを掴んで浮いている内海の背中を、伊織がそっと押します。ゆっくりと回転する内海の姿に「日本最初の遊園地です!」と駒場。筋肉が自慢の駒場もチャンレンジしましたが、腕の動きがついていかず、その難しさを身をもって体感していました。

ミルクボーイがほぼ即興の「CLONES」漫才を披露

ミルクボーイによる『CLONES』漫才も。『M-1グランプリ』の音楽で登場し、「おかんがイベントの名前を忘れた」と始まります。そして『CLONES』とはどんなものか突き詰めていく、おなじみの“リターン漫才”で沸かせました。

『M-1グランプリ』優勝後、お題に沿った漫才を作ってほしいという依頼が増えたとミルクボーイ。駒場は「僕らでは思いつかないワードがあるので、今後の自分たちのネタでも使えるようなものもあると思う」と述べます。

現在、多忙を極める2人。4月末までスケジュールが埋まっており、駒場は筋トレをする時間もなくなったそうですが、それでも「トレーニングはほんまに行けてないのですが、今日久々に体を動かしたので、筋肉も喜んでいます」と笑顔を見せました。ただ、筋肉は衰える一方だそうで、「夏ごろにはガリガリと角刈りのコンビになっていると思います。ミルクボーイ第2章です!」と“キャラ変”の可能性もあると示唆。内海も散髪に行く時間がなく「そのうちガリガリとロン毛のコンビになると思います」と近い将来を予見しました。

また「ポールダンスを2回習ったことがある」と明かした駒場は、「その経験を活かせると思う」と『CLONES』への出演についても熱烈アピールしました。

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サラリーマン×エアリアルで幻想的な世界を描写

“サラリーマン現代サーカス”と銘打つ『CLONES』について、品川は「疲れ切ったサラリーマンとエアリアルという、キャラクターと技の組み合わせも面白いと思います。もちろんカッコよさも取り入れて、、エアリアル・ティシューではサラリーマンの夢の中を描きます。ショーを見にきてくだされば、物語が分かると思います」といざないます。

世界をまたにかけて活躍する品川。トレーニングの毎日で、良いパフォーマンスを生み出すには「刺激を受けることが大切」と話します。「パルクールの動きも普段はなかなか見ないので刺激になりました。私のアクトに活かそうと思いました」と感想を語ります。ミルクボーイの『CLONES』漫才も、「コミュニケーションの取り方とか、勉強になりました!」と楽しんだ様子でした。

品川直伝のワークショップも開催!

POWER ARTSでは、品川によるエアリアルのワークショップも行なわれました。参加者は普段からエアリアルのトレーニングを受けている11人。背筋や腹筋、股関節などのストレッチや体幹トレーニングを経て、エアリアル・ティシューでの基礎的な動きやアレンジを加えたアクトを習得しました。

最初の品川の実演に参加者たちは「おお~!」と驚きの声を上げます。いかにスムーズに、段階を少なくして上にあがっていくか、そのコツや体の動かし方を丁寧に教えていきます。“ヘリコプター”という技では、一人一人の姿勢も確認し、美しく回転するポイントを伝授。普段のトレーニングも1時間から1時間半のうちにやり切るという品川は、「だらだらやるとどんどん疲れてくるので、ぐっと集中してやります」という方針どおり、このワークショップでもぎゅっと凝縮したプログラムを展開しました。

後半になると難易度の高い上級編にもチャレンジ。体幹をしっかり使い、体重移動でバランス感覚を保ち、きれいに見せるためのコツを次々と伝授。ティシューの使い方や、きれいな落ち方などをレクチャーしていくうち、参加者もコツをつかんでいきます。世界のトップアーティスト直伝のワークショップという貴重な機会を存分に楽しんだ参加者たち。最後は充実した表情を浮かべていました。

『CLONES』は、そんな品川をはじめ世界屈指のパフォーマーが魅せる、新しい形のジャパニーズサーカスです。ぜひ劇場で体感してみてください!

『CLONES』

日時:2020年2月7日(金)~11日(火・祝)全8公演
場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
料金:6,800円(全席指定・税込)
出演:KAMIYAMA(パントマイム)、望月ゆうさく(ディアボロ)、 品川ミズキ(エアリアルストラップ)、Gregory McElroy(デュオチャイニーズポール・キューブ)、Ariel Anne Mosier (デュオチャイニーズポール)、Hugo Noel(シルホイール・ウォールトランポリン)、Jean-Denis Roy(ウォールトランポリン)、ANALOGIX(テクノバンド)
原作:神山一朗
イラストレーター:カネオヤサチコ
アニメーション:モンブランピクチャーズ
音楽:Mars(ANALOGIX)
演出:株式会社 Zero-Ten

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