1月10日(水)、“天王寺区住みます芸人”であるミルクボーイ(内海崇、駒場孝)が『M-1グランプリ2019』の優勝を報告するため、大阪市天王寺区役所を表敬訪問しました。

ミルクボーイは2017年11月に天王寺区住みます芸人に就任。以後、区民まつりや成人式など、さまざまな区のイベントに精力的に参加してきました。

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ミルクボーイが凱旋!表彰状贈呈でネタ披露!?

2人を出迎えた西山忠邦区長は、「いつも(天王寺区のイベント)は(内海の)けん玉ネタや、駒場さんの筋肉ネタばかりだったのですが、今回『M-1』では“コーンフレーク”ネタで史上最高得点を獲って、あれよあれよといううちに優勝され……。これからどんどん活躍されると思いますが、天王寺区のことを忘れないで来てくれたらなぁと思います(笑)。本当におめでとうございます」と、2人の優勝を祝福しました。

続いてミルクボーイが挨拶。「天王寺区住みます芸人として、本当にいろんなお仕事をさせていただきまして。おばあちゃんとおじいちゃんと、朝からホットケーキを作って食べたり、区民まつりでおばあちゃんたちと15分間、炎天下の下でフォークダンスしたり」と内海。駒場は「僕は中学生に筋トレを教え、内海は朝から小学校にけん玉を教えに行きました。だから、天王寺区の学生は僕の教え子のようなものです! みんな、喜んでくれていたら嬉しいですね」と話します。

2人とも、天王寺区での交流やイベント活動は「楽しいことばかりだった」と振り返り、「昨年は成人式でネタをしていても誰1人見ていなかった」とかつてのエピソードを織り交ぜながらも、「天王寺区での活動や皆さんの応援が力にもなりまして、『M-1』でのグランプリを獲らせていただきました」と笑顔で報告しました。

ここで表彰状と花束の贈呈が行なわれると、2人は早速ネタのひとつである「いただきましたー。こんなナンボあってもいいですからね!」を披露。すると西山区長は「まだあるんですよ」と、『M-1グランプリ2019』最終戦で披露した“もなか”ネタに掛けて、天王寺区の和菓子屋・あもや南春日四天王寺店で販売されている『四天王寺最中 餅もちかめよ♪』を贈呈。ミルクボーイは「おもちが入っている。2個以上食べられないとネタで言ったんですけど、この『四天王寺最中』は2個以上食べられます!」と会場を沸かせました。

名前が知れ渡った今こそ、天王寺区のイベントにまた出たい

表彰状授与の後は、フリートークが行なわれました。

まずは内海から西山区長に素朴な疑問が。「気になってたんですけど、区長は僕たちが『M-1』で優勝すると思ってましたか?」すると、西山区長は大きな声で「全然!」と即答。あまりにもキッパリとした答えに、ミルクボーイの2人から「そこは思っておいてくださいよ~」とツッコミが入ります。

続いて、西山区長に優勝の気持ちを聞かれた内海は「天王寺区や、お世話になった方に恩返しできると思いました。だから、一昨年から参加させていただいた天王寺区のイベントも、もう一度回りたいんです。今年行ったら、やっと喜んでもらえるんちゃうかなと。これまでは“誰やねん”という感じだったので(笑)」と話します。駒場も「応援してくれているおばあちゃんがいて。“『F-1グランプリ』頑張ってね”と言われて。もしかしたら『F-1』のほうを見ているかもしれないんで、“『M-1』だよ”と伝えたいです(笑)」と、イベント参加への意欲を語り、笑いを誘いました。

内海は現在も天王寺区在住。賞金が入ったら引越しも考えているそうですが、やはり「天王寺区で探そうと思っています」と、天王寺へのこだわりを見せました。

西山区長は「全然優勝の予想はしていなかったですが、『M-1』というのは、決勝に残っただけでもすごい。ホンマにすごいと思うんです!  24区の住みます芸人から、浪速区のからし蓮根と、天王寺区のミルクボーイという2つのコンビが決勝に残るというのは素晴らしいことです。これからも24区の住みます芸人、全てを応援したいと思います。頑張っていただきたいですね」と改めて称賛。

吉村悟副区長も「天王寺区から出発したおふたりが、今では全国でご活躍している。僕たちも誇りに思っています」と2人の受賞を喜びました。

はっきりと宣言!「大阪で漫才を精進します」

『M-1グランプリ2019』優勝後は1日も休みがないというミルクボーイ。分刻みで移動が続いており、この日も5分という限られた時間のなか、囲み取材が行なわれました。

内海は、天王寺区のお気に入りスポットを聞かれ「四天王寺さんですね。決勝の前は四天王寺さんに、彼女とお参りに行ったんです。あのパワーもあったんかなと」という微笑ましいエピソードを紹介。

また、内海は天王寺区でまだ顔を差されたことがないとのことで、「今日もここに来るとき衣装のまま来たんですけど、みんな素通りしていましたね。ファンの方はやさしいから、気を遣ってくれているのかも。それか、すっかりなじんでるんですかね?  天王寺区に」と話します。

ミルクボーイの熱い地元愛に報道陣から「東京進出しにくいですよね?」という質問も飛び出しますが、「僕ら、大阪で漫才を精進していくことに決めたんです」ときっぱり。

「やっぱり漫才を頑張っていかなあかんなと思っています。『M-1』で史上最高得点をもらいましたので、漫才に対する責任を感じてまして」という内海の言葉に続き、駒場も「僕らは大阪でやるべきことがたくさんあるんですよね。NGK(なんばグランド花月)のトリも、『上方漫才大賞』も……まだなにも残せてないですから。これからそれを目指していかねばと思っています。天王寺区住みます芸人としても、天王寺の一番の顔になれるよう、頑張ります」と宣言していました。

また、一夜にして人気者になった2人には「女性が近づいてくると思いますが……」と、女性問題に対しての質問も。ところが「じょ、女性は全然寄って来てないです」「……寄って来ているように見えます?」と2人とも苦笑い。

結婚間近と噂されている内海は「彼女は全然心配していないです。“調子に乗んなよ”と言われています」と交際の順調ぶりをアピールしていました。

今年の大きな目標を聞かれ「オリンピックの開会式で漫才したいですね。せっかくのオリンピックイヤーなので、なんらかの形で参加したいです。交通整備でもいいので(笑)」「今年も紅白に出たいですね。今度は歌で……」など、ビッグな夢を語りながらも、最後には「とにかく、漫才で頑張ります!」としっかりと締めたミルクボーイ。

大阪を拠点に定めた2人の、マイク一本の戦いは今後さらに熱さを増しそうです!

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