2月7日(金)~11日(火・祝)にかけて、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて日本発・世界初!?のサラリーマン現代サーカス『CLONES』が上演されます。日本パントマイム界の鬼才と言われるKAMIYAMAを中心に、世界が認めた映像ディアボロアーティスト・望月ゆうさく、ワールドワイドな活躍をみせるエアリアルアーティスト・品川ミズキほか、海外からもアーティストが集結し、日本のサラリーマンの悲哀や矛盾をコミカルなパフォーマンスで表現します。

今作、演出を担当する株式会社Zero-Tenプロデューサーの松本一晃氏、そして原作兼パフォーマーのKAMIYAMA氏に創作の経緯や、大阪での初演について話を聞きました。

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サラリーマンは“現代社会の象徴”

――この公演をやることになったきっかけは何だったのでしょうか?

松本「僕とKAMIYAMAさんの付き合いは長くて、15年以上になるのかな……。昔、福岡にある商業施設「リバーウォーク北九州」でパフォーマンスイベントをやっていて、そこで出会ったのがKAMIYAMAさんであり、当時ソロ作品としてやっていた「CLONES」です。その時は、僕も若かったしイベントのお手伝いと言う感じで、KAMIYAMAさんのパントマイムをただただスゴイなと思って観ていただけで(笑)。
それから数年経って、僕らが中心となってイベントを作りあげる時に、あの時見たパントマイム作品のCLONESが忘れられなくて。当時既にお蔵入りしていたKAMIYAMAさんのCLONESを活かして、新しいショーを作りたい!と思って、改めて声を掛けさせていただきました。僕自身サーカスの企画演出をする機会が多かったので、CLONESとサーカスを組み合わせることで全く新しいショーが生まれるのでは?と、KAMIYAMAさんと一緒に色々アイデアを出して新しい『CLONES』が出来上がりました。それが一番初めですね。その時は屋外のイベント広場だったので、シアター形式にはなっていなかったのですが」

――KAMIYAMAさんはその原案をどのように作られたんですか?

KAMIYAMA「僕らが若い頃は、携帯電話などもなくて、待ち合わせして遊びに行くということがとても時間の掛かることだったんです。約束して、時間を決めて、待ち合わせの場所を決めて、相手が遅れてきたらそこで何時間も待っていたり。
でも携帯電話が普及して便利になっていく一方で、自分の時間の使い方が不便になっていくような気もしていました。場所も時間もオンタイムで携帯で連絡を取りながら出来る一方で、どこにいても連絡がつくということが不便でもあるなと。想像力もなくなりますし、相手を思いやる気持ちも少なくなります。
外に行けば戻るまで連絡が取れない時代だったのに、どこにいても連絡がつくから息つく暇も無い。
便利になっているのに、生きづらくなっている。それが現代社会の象徴のようにも見えたんです」

――その原案をもとに、今回はシアター形式の公演をされますね。一番注目してほしいのはどんなところですか?

松本「前回は屋外のイベント会場だったので、今回はシアターだからこそできる映像演出を強化しています。世界屈指のアーティストが集まってのパフォーマンスに加え、そこに日本漫画のアニメーションやテクノポップサウンドの生演奏が加わる。これまでにない現代サーカスが観られるという点にも注目してほしいです」

KAMIYAMA「僕としては、一番の注目点は、世界が誇るパフォーマーがこの作品に集結していることです。一昨年に「America’s Got Talent」に出演し一躍有名になった望月ゆうさくさん映像と融合したディアボロ演技を目の当たりにできることはそうそうないですし。品川ミズキさんもシルク・ドゥ・ソレイユの本拠地として有名なモントリオールのサーカス学校で“エアリアル・ティシュー(天井から吊り下げられた布を使った空中パフォーマンス)”を学び、サーカス世界大会でも入賞を果たした一流アーティストです。他にも、『シルク・ドゥ・ソレイユ』の作品に数多く出演している海外のアクロバットパフォーマーが揃っています」

まさに新感覚な“ジャパニーズサーカス”!

――大阪の初演に向けて、どんなことを考えていますか?

松本「実はまだ構想中な部分もあるんです(笑)。これまで、屋外でのパフォーマンスが多かったので、高さを見せる演目も多かったんです。それを劇場でやるとなると、ある程度の制限が出てきます。そこを、どうアレンジして彼らのパフォーマンスを活かせる演出ができるのか、まだまだ課題はつきません。
パフォーマーのみんなと一緒にその場でアイデアを出し合いながら、可能性を追求していく。そこでベストポジションを見つけられればと思っています」

――最後に公演に向けての意気込みをお願いします。

松本「サーカスってこれまでに、色んなショーを観られてきた人も多いと思います。古き良きサーカスを残しつつも、これまでに体験したことのない新しいサーカスの形を観ていただく。カテゴリーとしての表現が難しくて、僕らはCLONESを『サラリーマン現代サーカス』と言っているんですが……。新しいサーカス体験をしに来ていただけたらと思います!」

KAMIYAMA「まさに新感覚のジャパニーズサーカスです。ノンバーバル(言葉を使用しない)演目ばかりですので、子どもから大人まで楽しんでいただけますし、なんと言っても日本人じゃなくても楽しんでいただける。目標は大阪公演を成功させて、東京、福岡、そして世界に羽ばたいて行きたいですね。まずは大阪での日本初演を楽しみにいらしてください!」

世界屈指のパフォーマーたちが魅せる、新しい形のサーカス。ぜひ劇場で体感してみてください!

『CLONES』

日時:2020年2月7日(金)~11日(火・祝)全8公演
場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
料金:6,800円(全席指定・税込)
出演:KAMIYAMA(パントマイム)、望月ゆうさく(ディアボロ)、 品川ミズキ(エアリアルストラップ)、Gregory McElroy(デュオチャイニーズポール・キューブ)、Ariel Anne Mosier (デュオチャイニーズポール)、Hugo Noel(シルホイール・ウォールトランポリン)、Jean-Denis Roy(ウォールトランポリン)、ANALOGIX(テクノバンド)
原作:神山一朗
イラストレーター:カネオヤサチコ
アニメーション:モンブランピクチャーズ
音楽:Mars(ANALOGIX)
演出:株式会社 Zero-Ten

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