1月2日放送『新春大売り出し!さんまのまんま』(関西テレビ/フジテレビ系)の毎年恒例「おすすめ芸人コーナー」に登場し「石原さとみ賞」を受賞した侍スライス(加藤、門田)。

コンビ共に“最終学歴が中卒”を武器に『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)敗者復活で披露した「裁判」ネタで一気に名を広め、主戦場であるヨシモト∞ホールでも活躍中のコンビです。今回、番組に出たことで、ネットでも賞賛の声が。またひとつブレイクへと近づいています!

侍スライス(左から加藤、門田) 出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

そんな2人の生態を探るべく、彼らに【ラフマガ的30問30答】を投げかけてみました。これを読めば、謎多き侍スライスのことを知ることができますよ!

侍スライスは芸人が驚くほど仲が良い?

Q1 簡単なプロフィールを教えてください。

加藤「1987年02月28日の32歳、A型、群馬県佐波郡玉村町出身です」

門田「1987年12月15日の32歳、B型、愛媛県今治市出身です」

Q2 お二人とも名字のみの芸名ですが、何か理由があるんですか?

加藤「最初はフルネームでやっていたんですけど、占い師に見てもらったら(フルネームが)最悪だったらしくて……。『名字だけだと良い』ってことだったので、名字だけにしました」

門田「結構(加藤が)占いを信じるタイプなので、僕もそれに乗っかった形です」

Q3 芸人になろうと思ったきっかけは?

加藤「もともと何かしらで有名になりたくて、ボクシングやったり、バンドやったり、歌のオーディションを受けまくったりとか……でも、全部中途半端だったんですよ。18、19歳くらいの時に、家で暇だったのでレンタルショップに行って、たまたまアンタッチャブルさんのDVDを借りまして。あんまりお笑いに興味なかったんですけど、めちゃくちゃ笑ったし、“お笑いの人カッコいいな”と思って、芸人もアリだなと。その時はノリで、バイト先のヤツとかに声をかけていました」

門田「お笑いを始めたのは、相方に誘われたのがきっかけです。学校で催し物があったら吉本新喜劇の真似事したり、遊んでいた友だちの中ではムードメーカーだったり、人を笑わすことは嫌いじゃなかったです」

Q4 侍スライスが結成されたのはどういう経緯ですか?

加藤「20歳の頃、僕が相方を探していた時に、SNSに地元のサークルみたいなものがあって、そこに『愛媛から引っ越してきました。まぜてください』って門田が来たんですよ。そのBBQ大会で初めて会って、その場のノリで誘いましたね。NSCに入る前に、3年間群馬県で活動していました」

門田「僕からオーラがあったらしくて、それを感じ取ったって。酔って言うてたんですよ。『売れる可能性があるからコンビ組まないか?』って(笑)」

Q5 群馬県で活動していたのはなぜですか?

加藤「東京に行きたかったんですけど、とにかくお金がないし、ビビっていたっていうのもあります」

門田「東京に出て何をすればいいのか何も分からなかったですからね」

  侍スライス・門田         出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

Q6 東京行きを決意した理由は?

加藤「1年くらい群馬でやっていた時に、だんだん漫才が形になってきた気がしたんですよ。養成所と言えばNSCしか知らなかったんで『てっぺん獲ろうぜ』みたいな。ただ、そこから2年は本当に金がないからって理由だけで東京に行けなくて。貯めようとしたんですけど、4月になったらまた金なくて、これ行けねーなって。3年経ったときに、行くしかないってお金を借りて無理やり上京しました。で、(埼玉県)所沢に引っ越して」

門田「最初(所沢が)東京やと思っていたんですよ(笑)」

加藤「周りに『東京行く!』って言うて、市役所に住民票届けに行ったら『埼玉県やん!』みたいな(笑)」

Q7 同期はどんな方がいますか?

加藤「NSC17期生で、空気階段、ラフレクラン、オズワルドとかですね」

Q8 同期で仲良いのは?

加藤「(ラフレクラン)きょんとか同期4人で住んでいるので毎日会いますし、(オズワルド)伊藤とか、(空気階段)もぐらとも定期的に飲みに行ってますね。もう辞めたんですけど、同期にヤノっていう金持ちのヤツがいて、仕送りだけで生活しているから、その子の金で飲みにいく「や飲み」っていう飲み会をもぐらとしていたこともありました。グループラインで、もぐらとか俺が『殿! 何されていますか?』って連絡して(笑)」

門田「僕は、あんまり吉本芸人がいないですね。モンローズ(サンミュージック)のまえのとか、納言(太田プロ)の薄幸とはよく行きます。幸とは仕事の話をすることが多いです」

加藤「コンビで飲むことの方が多いかもしれないです。芸人さんからも『珍しい』とは言われるんですけど、その方がいろいろ早いんですよね。袖とか楽屋でネタの話し合いはしないんで、酒飲んで言い合って解決するみたいな。最終的には『頑張ろうか』って」

Q9 影響を受けた芸人さんは?

加藤「きっかけはアンタッチャブルさんで、ボケまくってツッコんでって漫才をやりたかったんですけど、その後『この人みたいに…』っていうのは…誰かなぁ…」

門田「ネタとかではないですけど、(加藤が)よく言うてたのはダイノジ・大谷さんのラジオが面白いとは言うてたな。僕は、テレビコントを観ていたくらいで、相方が漫才を教えてくれたようなもんなんですよ。で、まだYouTubeが普及していない頃に、中川家さん、フットボールアワーさん、ブラックマヨネーズさんとか、『M-1』チャンピオンの漫才動画を観てめっちゃ勉強しました」

Q10 憧れている先輩芸人さんは?

加藤「千鳥さんです。喫煙所のロケとか、お酒を飲んだりとか、自分の好きなことを仕事にできている人たちはすごいなって思います。自由というか自分の位置を確立していて尊敬します」

門田「近場で言うとニューヨークさんですね。芸人のスタンスとして『カッコイイな』って思っています。あと、ウーマンラッシュアワーの村本さんのことが、ものすっごい好きなんですよ。『THE MANZAI』(フジテレビ系)で政治を斬っているじゃないですか。僕中卒なんで言っている内容は分からないですけど、叩かれたり、炎上したりするのを覚悟の上でやるのが、すごくカッコいいなって思います」

2度の解散を乗り越えた侍スライス

Q11 相方のことをどう思っていますか?

門田「誰よりも接しやすくて何でも話せる人なんで、簡単に言うと兄弟みたいな感じです。死ななきゃいいなって思うくらいで、あとは自由にやってほしいです」

加藤「組んだ時から勢いで行くタイプのヤツだったんで、急に心が折れたりするんですよ。『俺お笑いダメかもしれん』っていう時期もあるんですけど『俺は大丈夫や!』って自分で解決したり……感情の起伏が激しいのでムズい奴だなとは思います(笑)。あとは、急に辞めないか心配です。僕ら2回解散して、3回目の結成なんですけど、2回とも門田のわがままで解散しちゃったんですよ。で、組むときは毎回土下座しにくるんです(笑)」

Q12 これまでの解散歴を教えてください。

加藤「1回目はNSCの在学中です。その時は『(門田が)周りに面白いヤツいっぱいおるやん。アイツと組みたい』みたいな感じで解散して、1年目のデビューの時に再結成。で、2年目突入するくらいの時に解散して、そこから5年空いて、2017年に組み直しました」

門田「1回目は面白いヤツがたくさんいて『もっとできるのかな』って可能性を感じちゃうこともあって……。2回目はデビューして『先輩たちに勝てるのかな?』って弱気になっちゃう部分もありました」

Q13 お互い直してほしいところはありますか?

加藤「相談なしに坊主にするところですね(以前、門田はリーゼントにしていた)。その刈る作業を動画にするとか、1個アンテナを張ってほしいです」

門田「うーん。直してほしいところですか……。特にはないんですけどね」

加藤「毎回飲んでいて『悪いことある?』って聞いても『ない』って言うんですよ(笑)」

Q14 リーゼントはなぜやめようと思ったんですか?

門田「衝動的にやっちゃいました」

加藤「もったいないって(笑)」

門田「(『M-1グランプリ2019』の)準々決勝で落ちたのが悔しすぎて……。毎回、家から頭をセットして劇場に向かっていたんですけど、リーゼントにしていることがめっちゃ恥ずかしくなったんですよ。じゃあ“刈ってから行こう”みたいな。一応相方にLINEしたんですけど、寝てたみたいで返ってこなくて、(劇場の)入り時間も近づいているし、“先やったれ”と思って」

加藤「ちょうど結果発表の日で、起きて自分で結果を見ようかなって思ったんですけど、先にLINE見たら坊主の写真があって、“絶対落ちてんじゃん”って(笑)」

Q15 いわゆる中卒ネタをやりはじめたのは最近ですか?

加藤「2018年の『M-1』からです。『裁判ネタ』は、もともと(門田と組む前の)前のコンビからあった没ネタだったんですよ。その時も相方が中卒だったんで、入りだけ書いてあったんですけど、それを拾いました。去年1回戦で落ちて再エントリーで『中卒ネタを使おう』ってやりはじめて、そこから急に準決勝に行った感じです」

侍スライス・加藤  出典: ラフ&ピース ニュースマガジン

Q16 ネタを書く上で心がけていることは?

加藤「2人ともの発言でウケたいので、どちらかに偏るネタは作りたくないです。門田の天然のボケを出しつつ、俺がツッコむけど、こっちもおかしいこと言っている……みたいな」

Q17 芸人を辞めようと思ったことはありますか?

加藤「ないですね。まだスタートに立てていない感覚があるんですよ。全部自分を出せてダメなら諦めるでしょうけど、まだ出せてないんで」

門田「加藤と再々結成する前、違うコンビでやってはいたんですけど、結果も出ないし、“無理かもな”って思っていました。当時、焼肉屋のバイトをしていて、バイトリーダーみたいになってたんで“このまま社員になろうかな”って思うくらい、バイトに生きがいを感じていたこともありました」

Q18 これまで辛かった仕事は?

加藤「『明石家さんまの熱中少年グランプリ』(TBS系)でロケに行かしてもらったんですけど、その時はロケがムズすぎました。子どもにどう振る舞っていいのか分からなくて、迷惑かけちゃうんで正直『帰りたいな』って思って(笑)。自分に対して嫌になりました」

門田「確かに辛かったですね」

Q19 嬉しかったお仕事は?

加藤「1年目の時に『吉本百年物語』の手伝いをやったんですけど、演者で南野陽子さんがいらっしゃったんですよ。裏で小道具を渡す仕事をしていて毎回会話をしていたら、南野さんが焼肉に連れて行ってくれて……。南さん、旦那さん、僕ら2人、あと同期と5人くらいで行って、“やっていてよかったな”って思いました。ミーハーですけど、親にめちゃくちゃ自慢しました」

門田「僕も嬉しかったですね。(月亭)方正さん、中川家さん、小籔(千豊)さんとかがいらっしゃって、裏方ですけど、先輩方と一緒になれたのが嬉しかったです」

Q20 これだけは仕事でもやりたくない苦手なものは?

加藤「できないとは言えないですけど、お化け屋敷とか絶叫系とかダメです。バンジージャンプとか絶対嫌だなって思います(笑)。地元のヤツとお化け屋敷に行った時、ダダこねまくって入らなかったこともあったんで」

門田「僕は特にないです。一人で海外行ってロケするのは行きたいですけど、半分怖さもある感じですね」

石原さとみ賞に選ばれた2人の想いとは?

Q21 共演したい芸能人は?

加藤「壁に切り抜き貼っていたくらいジャッキー・チェンが大好きです。映画もめちゃくちゃ見まくりましたし、どこかで会えたら嬉しいですね」

門田「井上真央さん、嵐の松本潤さんとか、『花より男子』(TBS系)の人たちと共演したいです。特に『キッズ・ウォー』(TBS系)から井上真央さんがめちゃくちゃ好きやったんですよ」

Q22 いま一番出たい番組は?

加藤「酒好きなんで、飲み歩くロケとかやってみたいですね。バイトばっかりやっている時は、給料ほとんど一人酒に使っちゃっていて、新しい店を見つけては入って……みたいなことしていましたから」

門田「僕はお芝居するのが好きで、ドラマとか映画に出たいです。『今日から俺は‼︎』(日本テレビ系)とか、ヤンキー的な自分の経験を生かせる作品に出てみたいですね。将来的には、阿部サダヲさんみたいに、コミカルなおじさんみたいになれれば嬉しいです」

Q23 好きな番組を教えてください。

加藤「『フリースタイルダンジョン』(TBS系)です。もともとラッパーの人がバイト先にいて、その人が出ていたこともあって、ラップ好きになりました」

門田「そういうことがきっかけで、僕らのライブに(ラッパーの)輪入道さんが観に来てくれたことがあったんですけど、すごい光景でした(笑)。僕は『絶対零度』(フジテレビ系)が好きで、次続編やるらしいので楽しみです」

Q24 好きなドラマは? 門田さんは『花より男子』?

門田「最近は『絶対零度』ですけど、やっぱり『花より〜』が好きで、続編の『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)も好きです。あと海外ドラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』もめちゃくちゃ面白い」

加藤「『池袋ウエストゲートパーク』は何回も観直しています。東京に出てきた時……まぁ所沢なんで東京じゃないんですけど(笑)。不動産屋に『池袋まで30分で行けますよ』って言われて“そんなに近いんだ”って思って、沿線も『西武池袋線』ってついてるから誇らしくて」

Q25 好きな漫画は?

加藤「あんまり漫画を読まないんですけど、『今日から俺は‼︎』、『GTO』とかヤンキー漫画が好きでした。唯一集めたのが『人間凶器カツオ』。それも全10巻ですからね」

門田「僕は『るろうに剣心』、『ワンピース』、『ドラゴンボール』とか集めてましたね」

Q26 好きな映画は?

加藤「やっぱりジャッキー・チェンっすね。『酔拳2』は何回も観ました」

門田「僕はアベンジャーズ系ですね。むちゃくちゃ好きで、特に『エンドゲーム』が一番スゴイと思います」

Q27 好きな女性のタイプは?

門田「良く笑う子、一緒にいて落ち着く子……恥ずかしっ!」

加藤「ガチじゃん。僕は優しい子ですね」

門田「なんか中学生みたい(笑)」

Q28 最近YouTubeに進出する芸人さんが増えていますが、動画はやってみたいですか?

門田「この先時間があればやりたいですけどね」

加藤「やることが明確になればやりたいです」

Q29 舞台、ネット、テレビ、活躍したいフィールドは?

加藤「舞台で飯食っていけたら最高ですね。とにかくネタはやっていきたいです」

門田「同じ気持ちですけど、ちょこちょこ合間にドラマとか出られたら(笑)」

Q30 最後に「石原さとみ賞」を受賞した気持ちをお聞かせください。

門田「獲れるとは思っていなかったですけどね。普通のことしか言えない状況で、唇めっちゃ乾いたんですよ。芸能人の方が目の前にいてネタをするのが初めてで、流れとかも分からないし、緊張するし」

加藤「賞がなかったらめちゃくちゃへこんでいると思います。石原さんに賞をいただいたことで、今後の勇気や元気につながると思います」

門田「その日は全然ウマくいかなくてヘコみ過ぎて、賞を貰った時も『なんで選んでくださったんだろう』と思っていたくらいで……。後から“頑張らなきゃいけない”って思いました。以前から素敵な方だと思っていましたけど、石原さんのこと大好きになりました!」

加藤「単純だな! でも嬉しかったよね」

侍スライスはヨシモト∞ホールを中心に活動中です。彼らの活躍にご期待ください!

侍スライス

加藤Twitter:https://twitter.com/katoyuuji
門田Twitter:https://twitter.com/KadotaA

【関連記事】