メリークリスマス。令和初のクリスマスイブ。記念すべき聖なる夜、僕はというと1人でこたつで湯豆腐食べながらこれを書いています。

これを書き終えたらデニーズに行って朝までネタを書こうと思います。こんな夜に一緒に過ごしてくれる、お客さんも、従業員さんも、皆もう同志です。もはや抱きしめてくれるのは同志たちと、可愛いネタだけです。

寂しくなんか、ないんだぜ。

 

無限大ホール番記者、サンシャイン坂田です。

10回目を迎えました、無限大楽屋ブログ。
今回のテーマは
「芸人川柳」です。

巷ではサラリーマン川柳というものがありまして、これまたユニークな日々の暮らしを川柳で表現されています。

今回はその芸人バージョン。今年一年を振り返ったりだったり、自分の今の現状や、心情、信念を川柳にしてもらいました。

早速みていきましょう。

エントリーNo.1 アイロンヘッド ナポリさん

「エージェント 契約理解 せーへんと」

 

いきなりとんでもない作品が生まれました。
昨今の我が吉本の契約問題という旬な時事ネタを、韻を踏み、ユーモアに仕立てています。素晴らしい。いや、上手すぎるだろ。
ナポリさん多分、有段者です。初めてのレベルじゃありません。

エントリーNo.2 レインボー ジャンボたかお

「世の中で パチンコ超えるの 笑いのみ」

これはジャンボらしさ爆発ですね。さすが吉本パチンコ部部長です。本当に芸人ってやつは、ギャンブルが好きで。お金がないくせにギャンブルやって負けてくぅーとか言ってまた行くのを繰り返す、どうしようもない生き物なんですが、それでもお笑いとギャンブルどっち止めるかつったら、ギャンブルなんですよ。僕らって、そうなんすよね。素敵な笑顔だ。

エントリーNo.3 侍スライス 加藤

「冬でさえ 熱くさすのは 自分次第」

隣で加藤が書いてるのを見て僕は目頭が熱くなりました。加藤は中卒の元ヤンキーで、学業や、ましてや川柳なんかとは掛け離れた人生だったと思います。しかし今は漫才師として、M-1に命と情熱を掛け、こんな風に覚悟してるのかと。僕は本当にグッときましたね。侍っすわ。

エントリーNo.4 ネルソンズ 青山フォール勝ちさん

「笑ってる 滑った自分に 笑ってる」

これはもうそうなんですよ。笑い飛ばすしかないんですよ。一生懸命やって、それで滑ったなら、失敗したなら、笑い飛ばせばいいんです。挑戦することに意義がある。また、同じフレーズで挟むことで、より笑うということの意味を強めています。素晴らしい。しかし、当の青山さんは全然笑ってませんでした。

エントリーNo.5 ネルソンズ 和田まんじゅう

「キャラコント ネタ前 いつも不安です」

そんなこと思ってたのかよ!確かに和田さんはいかつい憑依タイプの芸人で、コント中のおじさんキャラの時の憑依っぷりは凄まじいものがあります。この写真も憑依してるのか、絶妙に不安げな顔です。それ込みでコント見ると、あのおじさんの哀愁さがより加速しますね。ちなみに、これは和田さんじゃなく違う方が代わりに書いてくれました。そうです、岸です!

エントリーNo.6 サンシャイン のぶきよ

「まいにちが たのしいきろく こうしんちゅう」

小学生でしょうか?全ひらがな。しかし、実際は大卒ですし、漢字も書けます。敢えて、ひらがなで書いて、この川柳の意味を引き立ててるんでしょうか。しかし僕には可愛いこぶってるとしか思えません。昔は本当に可愛い顔してたんですが、この生え際、もうおじさんです。それでひらがなでこれは、ちょっと、、きついですね。句自体は良いんですが、これはちょっと、、、きついですね。

エントリーNo.7 うるとらブギーズ 佐々木さん

「幸せを あげるつもりが もらってた」

完全にミュージシャンですね。ちょうどTAKAHIRO名義での、生誕祭単独ライブを終えてのこれだったので、完全にTAKAHIRO節です。しかし、いい顔してます。

「なんかさぁ、ライブ終わってさ、本当に今この気持ちなんだよな。幸せだよ。」

もう全部がTAKAHIROでした。もはやロックンロール川柳です。

エントリーNo.8 たつろうさん

「そのカツラ おれらのネタで 借りていい?」

スーパーコント師あるある。僕も200回は言ったことあります。やはり、あるあるを語らせたらたつろうさんの右に出るものはいません。 流石の腕前です。お礼を言うと、

「まだ書いてもいい?」

そう言ってたつろうさんは計7首書いてくれました。完全にあるある川柳スイッチ入ってました。せっかくなので、全てお見せします。

「コント師や 漫才師じゃねえ 勝負師だ」
「賞レース ムキにはなるな ガチになれ」
「坂の上 暴れてもがいて 捌かれろ」
「人々の 喜怒哀楽に 笑を足せ」
「ネタ飛ばす これはうつつか まぼろしか」
「おいお前 いつからインスタ グラマーに?」

天才現る。自分にこんな才能があったとはと言わんばかりに湯水のように溢れ出ていました。もはや川柳クリエイターです。最後の川柳は、たつろうさん自身への叫びなのでしょうか?川柳は心を剥き出しにしてくれます。

皆さんいかがだっだでしょうか?今回もう、大賞を決めるのはなんか粋じゃない気がしてきました。それぐらい皆、素晴らしい作品でした。もっと沢山の芸人川柳を聞きたくなりましたね。しかし個人的には、たつろうさんの
「コント師や 漫才師じゃねえ 勝負師だ」
これが僕はお気に入りです。そう、僕ら勝負師なんだよな。

最後に僕から一句

「聴こえたか 心臓の音が 合図だぜ」

いつだって胸の高鳴りを、ドキドキを信じて戦っていきたい。そう思います。

良いお年を。

【記事まとめ】