12月23日(月)、大阪・よしもと漫才劇場にて『Tawake戯LIVE』が開催され、前日22日(日)の『M-1グランプリ2019』で見事チャンピオンに輝いたミルクボーイ(駒場、内海)が出演しました。

同番組の放送終了後から休みなしで取材やテレビ出演をこなしている2人ですが、その合間を縫ってホームグラウンドに凱旋。会場には『M-1』チャンピオンのネタを一目見ようと多くの観客が詰めかけ、立ち見も出る大入満員となりました。

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一躍、時の人に!「1分も寝てない」

前半のネタブロックでトリとして登場したミルクボーイは、大歓声に迎えられ「いつもこんなんちゃうやん!」と思わず本音がポロリ。鳴り止まない拍手に包まれながら、栄養ドリンクをテーマにテンポのいい掛け合いを繰り広げ、爆笑に次ぐ爆笑で、王者の貫録を見せつけました。

続くコーナーにも出演した2人は、後輩芸人たちからお祝いを受けるも、いまだに信じられないという表情。MCの令和喜多みな実・河野から「優勝の実感は?」と聞かれると、「(優勝したらその後)寝られないというけど、ホンマに寝てないんですよ。1分も寝てない」と内海。朝から全国ネットの情報番組にも多数生出演しましたが、「(アナウンサーの)軽部(真一)さんとか隣におって、わけわからへん……」と、一躍、時の人となった戸惑いものぞかせます。

『見ざる・聞かざるグランプリ2019』と題したコーナーでは、爆音ヘッドホンとアイマスクを装着し、勘だけで漫才に挑戦。内海は「今、アイマスクしたら寝てしまう」とおびえながらも、決勝の1本目で披露した“コーンフレーク”がテーマのネタを披露します。途中からボケとツッコミのタイミングが完全にズレてしまい、駒場が先に終了し、内海の“ソロ”が延々と続く展開で、会場に笑いを巻き起こしていました。

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“「M-1」ドリーム”を体感した1日

終演後、劇場ロビーで囲み会見に応じた2人は、優勝してから初めて舞台に立った感想を聞かれ、「あんなに大きい拍手を聞いたことがない。本当にあったかくて、いつもより楽しく漫才させていただきました」と内海が話し、駒場は「いつもなら(拍手は)あの半分以下ぐらいやと思うんですけど(笑)。うれしかったですね」と感激の面持ちです。

この日は朝から6本のテレビ番組に出演。今年、『M-1』までに出演したテレビ番組が4本だったため、「一夜にして倍になった」と2人。“『M-1』ドリーム”を体感した1日だったようで、「今どこにいるかわからん状態で、“次、こっち行きます”って。めっちゃ楽しい体験をさせてもらいました」と駒場からうれしい悲鳴が漏れます。一方、「決勝が終わった後の記者会見では、ボケゼロでいってしまった(笑)」と反省し、「まず1回寝て、頭をリフレッシュしたい」とも話していました。

気になる東京進出については、「“ウケて気分よく大阪に帰ってこられたらええな”と思ってたら、優勝してしまったので……」と、まだ考えてもいない様子。内海は「僕らは漫才をしたいんですけど、『M-1』優勝者としての責任もある。この後に続く皆さんのためにも、テレビで活躍することも大事なんかなと思ったり。いろんな人に相談して考えようかなと思っているところ」と、複雑な心のうちを明かしました。

ネタの題材にした“コーンフレーク”や“最中”のメーカーからは、SNSに好意的な反響が寄せられており、内海は「皆さん、本当に心が広い」と感謝。「結構(名前を)連呼するから“逆に食べたくなった”みたいな声も聞くので、ぜひCMに呼んでいただきたい」とアピールも忘れませんでした。

2人の“オカン”も優勝に涙

家族や芸人仲間など、周囲の反応についても質問が。ミルクボーイの“陰の主役”とも言える2人の“オカン”については、「LINEが止まらんって言ってました」と駒場が話すと、「うちのオカンは家電(いえでん)が鳴り止まんって言ってました。携帯持ってるんですけど(笑)」と内海。同時に、母親同士が連絡を取り合い、2人で泣いたという感動のエピソードも明かします。

駒場のもとには、夜中にギャロップ・林から電話がかかってきたそうで、「あの林さんが号泣しながら“これから漫才だけしといたらええねや、お前らは”って言ってくれたんです。めっちゃうれしかったです」と話します。内海は最終決戦で3組が並んでいるとき、司会の女優・上戸彩から小声で「今田(耕司)さんがネタの間も“ミルクボーイがんばれ、ミルクボーイがんばれ”って言ってましたよ」と教えてもらったことを告白。漫才に集中するため、3年ほど前から先輩芸人の誘いを断ってきたという駒場は、「(決勝の舞台で今田に)やっとお会いできた」と感無量の表情で振り返っていました。

内海の結婚は「給料が30万になったら」!?

2人は“天王寺区住みます芸人”として活動しているため、「天王寺で優勝パレードをしたい」との夢もあるとか。内海いわく「区役所の皆さんにも喜んでいただいていて、いろいろ検討してくださっている」とのことで、何らかの形で実現する可能性もありそうです。

さらに、話題は内海の結婚にも波及。8年付き合っている彼女がおり、結婚を視野に入れているものの、「給料が30万ぐらいになったら結婚できるかな、と。優勝したので、もしそれに届いたら、来年にでも考えようと思います。温かく見守ってください」と内海。彼女からは優勝を喜びつつも「漫才以外のコメントは全然おもんなかった」とダメ出しもされたそうで、駒場は「シビアやね(笑)」と苦笑いでした。

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また、駒場は昨年、大阪市オープン・クラシックボディビル選手権で優勝しており、今回の『M-1』と合わせて自称・2冠を達成。来年、再びボディビルでも頂点に立ち、3冠を狙いたいとの野望も持っているそうです。しかし大会が行なわれる夏には、かなり体重を絞って真っ黒に日焼けするため、「ウケなくなる」という悩みも……。内海は、「『M-1』が夏だったら優勝できなかったと思います」と胸をなでおろし、笑いを誘っていました。

最後には、この日、よしもと漫才劇場で発売されたオリジナル卓上カレンダーも宣伝。発売初日にして既に100部以上を売り上げているそうで、2人は「ぜひ買いに来ていただいて、漫才も見ていただければ」と呼びかけていました。

『M-1』史上最高得点を叩き出し、新たな伝説となったミルクボーイ。今、日本中の注目を集める彼らのこれからの活躍に、どうぞご期待ください!

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