12月20日(金)、光ママ(しゃかりき・光)が絵本『光ママ! 光ママ!! 光ママ!!!』を発売しました。

出典: ラフ&ピース ニュースマガジン
Instagramを中心に“光ママとヒロちゃん(おっくん)の日常”の動画をアップしているしゃかりき。“お母さんあるある”がママ世代から共感を得て人気を博し、数多くのテレビ出演を果たすなど、2019年は大忙しの1年となりました。
愛情あふれる親子の日常をまとめた絵本『光ママ! 光ママ!! 光ママ!!!』は、光ママが考えたストーリーに、イラストレーター・友澤里子氏がリアルな描写で絵を施した1冊です。
今回、発売に際し、光ママ&ヒロちゃんにインタビューを行ないました!
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2019年は「感謝、感激、光ママ」

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――2019年、光ママとヒロちゃんは大活躍の年となりましたね。
光ママ「そうなんです。“感謝、感激、光ママ”といつも言ってますけれども。本当にびっくりな1年だったね」
ヒロちゃん「確かに。昨年とは全然違うもん」
光ママ「こんなに景色が変わることはこの先、生きててもないんじゃないかというくらいに。この先、生きていってもこんなに環境とかいろんなことが変わるなんてことはなかろうねぇ。みなさんのおかげでここまでしてもらってると思います」
ヒロちゃん「僕ら、昨年からのふり幅で言ったらすごいもんね」
――SNSから火がついて、テレビなどでの露出も増え、先日には日めくりカレンダーの発売もあり、そしてなんと今回、絵本を発売しましたね!
光ママ「いや、もうびっくりたいね。たった数か月前までは私の絵本が出るなんてこれっぽっちも思っとらんけんね。こっちはなんもやっとることは変わってないばってん。フォロワーさんがこんだけ増えて、あの小学館さんから絵本が出るなんて」
ヒロちゃん「ね! 『コロコロコミック』よう見てたもん。そんな小学館からってすごいよね!」

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――そもそもどういう経緯で絵本を出すことに? 光ママから出したいとお話しされたんですか?
光ママ「あたしから絵本を出そうなんてそんな図々しいこと言えんよ! 話が来たときは、もうびっくりたいね。絵本を出すって言われても、絵本ってどういうものか想像がつかんけん、ストーリーとかどぎゃんしようかと。
でも、担当の方に“親子の日常の中のあるあるを、光ママの目線で子どもにもわかりやすく伝える絵本にしましょう”と言われまして。それで考え始めたらどんどん頭の中にストーリーができていって。大人が読んでも“こういうことあったなぁ”と思い出に浸れる本かなと。一家に1冊あって間違いなかね!」
ヒロちゃん「僕はただただ、オカン、すごいなと。僕は絵本の制作には全然絡んでなかったので今日、見るのが初めてです(と言って本を読み始める)」
光ママ「絵以外のストーリーから、構成からと全部考えたよ! 絵はイラストレーターの人にお願いしたんやけどね」
ヒロちゃん「僕の絵、めっちゃ似てる! すごいリアル! しかも、うちのカーペットとか細部もちゃんと同じ! これ、ほんと、学校にあってもいいですよね! いい子が増えるんじゃない?」
光ママ「ね! 学校とか、小児科の待合室とか、子どもがちょっとした時間に本を読める、そういうとこに置いたらいいと思うばってんね」
――イラストの話が出ましたが、このイラストがまた独特の味を出していて、すごく良いですよね。
光ママ「最初に、光ママなのでかわいい系の絵ではなくて、本当にリアルな感じの絵で行きましょうとお願いしたんです。それがすごくいい感じになって」
ヒロちゃん「リアルだけど、ちょっと笑える感じのタッチでいいよね。迫力もあるし」
――1冊の中に光ママの名言にまつわる4つの話が入っていて、それが自然につながって読めるという展開の仕方が面白いですよね。
光ママ「30ページでひとつの話とかっていうのは私、考えたこともなかけん。それで光ママとヒロちゃんの日常を“あとでやろうはバカヤロー!!”とか4つのテーマを決めて詰め込んだんよ。時間がないときは一気に全部読まなくても、ひとつのテーマのところだけを読んであげるって形もできる」
ヒロちゃん「確かにいつも僕が家で光ママに言われているようなことばっかり。これ、寝るときにお母さんに読んでもらったらええもんな」
光ママ「そう! お母さんが子どもに読ませたくなる本にしたかったんよ。雨降るから傘持っていきと言っても、小さい子は今は降っとらんけん持って行かんからね。それで結局、雨が降ってきて傘持ってくとか、私はイヤたい!
インスタにもね、毎日のようにメールが来るばってん。その内容がだいたい“私の言うことは聞かんけど光ママの言うことは聞きます”という声がすごく多かけんね。絵本もそういう風になってくれたらよかね。
あとは“うちの子が宿題しないのでそういう動画お願いします”とかも来るとばってん。いや、もう上げとるよと(笑)。遡って探してみてと。ばってん300も動画を上げてるから探し切らんのね。だから、300ある動画の中でも、さらに大事と思ったものを絵本という形で詰め込んでるけん」
2020年は目立たないように端っこで謙虚に!

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――この絵本はどんな人に読んでもらいたいですか?
光ママ「インスタとかで光ママを知ってくれてる人はもちろん、光ママを知らない人にも手に取って読んでもらえたらと思っとるけん。絵本から入って光ママを知るのもあり。絵本読んだ人が“え! 光ママって実在するの!? 絵本とそっくりじゃん!”みたいな逆の入りがあっても」
ヒロちゃん「なるほど。そっち入りね! それは絶対あるだろうね」
光ママ「あとは、絵本って子どもたちを楽しませる目的のものが多いけど、これは、お母さんが子どもに読ませたくなる絵本。子どもはもしかしたら最初はイヤがるかもしれん。でも、子どもが生きていくうえで“あ、あのときお母さんに言われたあの言葉、なんかずっと残っとるな”と後から思い出してもらえるようにと、そんな思いで作りました。大人になって分かればよかたい。それでその子にまた子どもができたら、親になって改めて子どもに読んであげるような本になってほしい」
ヒロちゃん「世代を超えて! すごいな(笑)。何十年もベストセラーになってるかもしれないってことだね。傘持っていけと言われても晴れてたら持って行かない子どもっていうのはずっと変わらないだろうしね」
光ママ「そうたい! お母さんから娘へ、そしてまたその次の子どもへ。受け継がれていくような本になって、広がっていってくれたらって思うね。それとね、隠れた見どころとしては、裏表紙の帯の下に隠れてるイラスト! このイラストが良すぎて、デザインの配置にもこだわったけん」
ヒロちゃん「確かにいい! 家族愛に満ちた感じがする!」
光ママ「そう思って手に取って読んでみたら、めっちゃ怒られてるっていうのがいいと思うんよ(笑)」

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――絵本の出版も含めて、大活躍だった2019年でしたが、2020年はどんな年にしたいですか?
光ママ「今年1年忙しくさせてもらって。でも、ぽーんと世に出て、そっからが一番大事だと思う。継続は力なりって言うけど、その通り。継続していくことが必要なのね。そら、そうたい。こんな風に出るのも大変よ。宝くじ当たるぐらいの人数しかテレビに出れない。そこで出たって、1年で終わる人だってたくさんおるたい。でも、なんとか息長く5年、10年、20年とやっていけるように。だけん、あんまり出しゃばりすぎんことね」
ヒロちゃん「謙虚に謙虚にちょっとずつね(笑)。僕は2019年いい年にさせてもらったので、2020年、2021年と1年ずつ塗り替えられるように」
光ママ「塗り替えんでよかよ! 2019年の怒涛の日々を超える日なんて来んけん! とにかく今の流れを維持して、端っこのほうで目立たんごつ目立たんごつ、でも、地道になんかずっといるなっていう感じで生きていくのがいいと思う。ママ世代と一緒に歩んでいきたいなと思っとるよ」
ヒロちゃん「なんか、いつもみたいに怒られてしまいましたけど(笑)。でも、ずっと出てるなって思われたいです」
光ママ「だから、今、目立たんごつって言ったとこでしょ! ほんとにあんたは、逆なこと言って筋の通らんこと言って! 2019年を超えるなんて無理よ! なんば言おっと!」
――そのぐらい2019年が濃かったということですね(笑)。
光ママ「それはそうたい! 旦那の稼ぎを超えたからね(笑)。ばってん、旦那には黙っとるけん、内緒にしておいてね。とにかく、絵本出していただけて、本当に“感謝、感激、光ママ”! みんな読んでください!」
親世代は親目線で、子ども世代は子ども目線で、それぞれに共感のツボがたくさん詰まった光ママの絵本。ぜひチェックしてみてください!
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判型:B5判/32ページ
出版社:小学館