福岡県の文化振興に功績のあった人たちに贈られる『福岡県文化賞』。第26回目となる福岡県文化賞贈呈式が、3月5日(火)、アクロス福岡で開催され、福岡県出身の博多華丸・大吉に福岡県文化賞社会部門が贈られました。

贈呈式には小川洋県知事をはじめ、同賞の創造部門を受賞した作家・東山彰良と、名作ゲーム『妖怪ウォッチ』や『レイトン教授』を手掛けたレベルファイブ代表取締役社長の日野晃博が出席。福岡県在住の2人の受賞者が顔を揃えるなか、博多華丸・大吉はスケジュールの都合で、泣く泣く欠席となり、代理のスタッフが県知事から表彰状とトロフィーを受け取りました。

「福岡県、九州の存在感を高めた立役者」として受賞

福岡で15年活動し、拠点を東京に移して14年経った現在も、テレビ西日本のレギュラー番組『華丸・大吉のなんしようと?』や、特番などに出演中の博多華丸・大吉。朝の顔としてNHK番組『あさイチ』の司会などを務める傍ら、博多華丸主演の『めんたいぴりり』がドラマ、舞台、映画化されるなど、近年も福岡県を舞台にした作品で精力的な活動を続けてきました。

そして、今なお純度の高い博多弁を駆使したトークや、福岡の“よかスポット”を全国区のテレビ番組で紹介するなど、“福岡県”をPRし続けてきたことが認められた今回。

選考委員長からは、「博多弁や福岡県、そして九州の存在感を一気に高める立役者になってくれた。地元の活動も大事にしながら、福岡県の魅力を全国に発信し続け、そのような活動の継続性と、地域への貢献度が評価された」と選考理由が述べられ、「選考結果には自信がある」と満面の笑み。

また、小川県知事からは、「これまで福岡県の観光キャンペーンや、地元名物の商品を販売する事業では広報マンとして、本県や九州の魅力のPRに尽力していただきました。文化や芸術は私たちの暮らしに、潤いや豊かさを与えてくれるもの。ますますご活躍を大いに期待しています」と言葉が贈られ、スタッフが代わりに賞状を受けると、観客からは大きな拍手がおくられました。

授賞式の後半では、直木賞作家の東山彰と『妖怪ウォッチ』や『レイトン教授』を手掛けた世界的ゲームクリエイターの日野晃博のトークショーが行われたあと、博多華丸・大吉からはビデオメッセージが上映されました。

映像出演ながら、しっかり会場を笑いで温めた大吉・華丸

VTRでは、奇抜な色味のスーツで登場した2人。「あ、ごめんなさい! スーツの色は気にしないでください」と、いきなり博多大吉の謝罪で始まったVTRに、会場はさっそく笑いに包まれます。

続けて、会場に駆けつけられなかったことを詫びたあと、「今回で26回目という歴史ある賞を受賞したということで、なんだか恐れ多いです」と大吉。すかさず華丸が「23回目でいただけたんじゃないかって話もあるんですけどね」と口を挟み、会場はさらに大きな笑いが起こります。

「名前が博多大吉・華丸なんで、僕らが順調に活動を続けられれば、どんどん福岡県の方も盛り上がってくれると期待しています。この賞に恥じないように、より一層頑張りたいと思いますので、どっかで見かけた際は『頑張っているか?』と声をかけてください」と大吉がコメント。

華丸からは、3月30日(土)に初日を迎える舞台『めんたいぴりり』の公演への意気込みが語られ、「前回とは違った内容で、しかも新しいキャストが加わっているんです」と、初演からパワーアップした見どころを紹介します。

ラストは、福岡県の人なら誰もが知る華丸の十八番『ばってん荒川』のモノマネで締めくくった2人。一列目でスクリーンを観ていた県知事は思わず吹き出します。本人たちとしては不本意な映像出演ながら、芸人らしく会場をしっかり笑いで温めた授賞式となりました。

「賞に恥じないように、より一層頑張りたい」と、気持ち新たにした芸人生活29年目の春。故郷・福岡から全国を飛び回る2人の活躍に、一層目が離せません!