3月3日(日)に読売テレビで放送された、毎春恒例の『漫才Loversスペシャル 第8回ytv漫才新人賞決定戦』。関西を拠点に活動する、芸歴10年目までの若手芸人を対象とした同賞で、よしもと期待の若手コンビ・からし蓮根が優勝しました!

 

今年度も3回にわたる『ytv漫才新人賞』選考会を実施し、たくろう、セルライトスパ、ネイビーズアフロ、からし蓮根、紅しょうが、コウテイの6組がこの日の決定戦に駒を進めました。今回は、FIRST ROUND、そして最終決戦まで続いた激戦の軌跡をレポートします!

最終決戦進出のからし蓮根とたくろう、その差わずか4点

MCを担当するのは、千鳥と田中みな実。そして、オール巨人、ハイヒール・リンゴ、ナイツ・塙宣之、NON STYLE・石田明、木村祐一がスペシャル審査員を務めます。

まずFIRST ROUNDでは、6組の出場芸人が、事前の抽選で決定した順番に、4分間で漫才を披露。審査は、スペシャル審査員が1組あたり100点満点で評価した合計点と、スポーツ紙記者らによるマスコミ審査員10名が、同じく1組あたり100点満点で評価した点数の平均点を合計した計600点満点で行ない、上位2組が最終決戦に進みます。

 

5番手で登場した、からし蓮根は、教習所の教官と生徒に扮した漫才で、この日一番ともいえる大きな笑いを起こし575点を獲得。木村は「あげずにはいられなかった」と、なんと満点の100点をつけました。

続いて、最後に登場したのはたくろう。ねずみ講に誘ってくる同級生・きむらバンドを赤木が翻弄するというネタで571点を叩きだし、2位に。わずか4点という接戦で、この2組が勝ち抜けを決めました。

優勝のからし蓮根、肩を抱き合い思わず涙

最終決戦は、2本目の得点にFIRST ROUNDの得点を加えた総合計点で勝敗を決定。いずれ劣らぬ爆笑をさらった2組でしたが、たくろうが572点で合計1143点、からし蓮根が580点で合計1155点となり、からし蓮根がFIRST ROUND1位からの完全優勝を決めました。

紙吹雪が舞うなか肩を抱き合い、思わず涙するふたり。青空(そら)は「嬉しいです」と何とか絞り出したものの、声になりません。伊織(いおり)は、オール巨人が経営するスナックでアルバイトをしており、「ずっとお世話になっている巨人師匠の前で賞を獲れて嬉しかったです」と感謝の言葉を。

その後、巨人から「熊本のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなめっちゃ喜んでると思うわ」と祝福されると、「熊本では放送されてないんで……」と天然全開で返し、しっかり笑いもとっていました。

100万円の使い道は…伊織「巨人師匠のスナックを改装」?

生放送終了後に行われた囲み会見では、「何回も賞レースに出させてもらったが、惜しいところでずっと負けてきて悔しかったので、やっとこの瞬間が来たなという感じ」としみじみ語った青空。勝因はズバリ「出順」と答えたふたりですが、「直前にジタバタしなかったのがよかった」(青空)とも。これまでは、不安から直前でネタを差し替えたり、1秒でも間があれば何か入れようとしていたそうですが、「今回は『自信を持ってやるだけやな』という気持ちで臨んだ」ことが優勝を引き寄せたようです。

伊織によると、前日の深夜2時半ごろ、青空から「明日、獲れるような気がする」とLINEが来たとか。そんな相方の言葉に後押しされたのか、1本目のネタは「めちゃくちゃ時間がゆっくり感じた。ゾーンに入った感じだった」というほどの出来に。2本目を終えたときは「すがすがしい気持ち」「これで負けたら仕方ないという気持ちだった」と、心境を振り返りました。

賞金100万円の使い道は、「一回、ぜんぶ嫁にいきます。嫁が決めます」という青空に対し、伊織は「お礼に、巨人師匠に内緒でこっそりスナックを改装しようと思います」と仰天プランを発表!? また、190cmの長身でネタ中“巨人”と称されることも多いため、「(巨人)師匠が辞められるときには、(名前を)受け継いであげてもいい」と、なぜか上から目線で語り、報道陣を笑わせていました。

霜降り明星に続け!次なる目標はもちろん…

昨年のM-1王者・霜降り明星とは、昨年まで一緒にユニットライブを行なっていたため、「今年、続けたので本当に嬉しい」と青空。

次なる目標は、もちろん霜降り明星に続く『M-1グランプリ2019』決勝進出、そして優勝! 「一番近い人たちが夢の舞台で優勝してるのを見て、『オレらもいける!』という気持ちになった」(青空)と、今から気合十分な表情のふたりでした。

初のタイトルを手にし、さらなる活躍を見せてくれること間違いなしのからし蓮根。彼らをはじめ、決定戦出場芸人は全組、若手芸人のホームグラウンド・よしもと漫才劇場でさまざまなイベントやライブに出演中です。ぜひ劇場にも足を運んで、『ytv漫才新人賞』を戦った面々のネタやトークをお楽しみください!

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