11月26日(火)、よしもとライターズアカデミーウエストにて、NHK大河ドラマ『秀吉』『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』などを手掛けた脚本家・竹山洋と、よしもとライターズアカデミーウエストのゼネラルマネジャー・佐藤幹夫による特別セミナーが開催されました。

西日本におけるエンターテインメントシーンの発展・隆盛を目指し、2019年10月に大阪・なんばにて開校した、よしもとライターズアカデミーウエスト。演劇、ミュージカル、少女歌劇、2.5次元コンテンツ、映画、ドラマ、ゲームなど、あらゆる分野を視野に入れたシナリオライター養成所としてスタートしています。

レアなエピソード満載のトークを展開

佐藤は「最も敬愛し、尊敬する人」と竹山を紹介、竹山が「よろしくお願いします」と挨拶すると、会場から拍手が起こりました。

佐藤は、竹山のすごいところは爆発力、人間の裏も見据えた描写力であると話し、人と違う視点で描く力がある、本をいただいたら演出する方は楽しいと絶賛。また、NHK大河ドラマ『秀吉』のご褒美として、2人でイタリアへ赴いた話など、貴重なエピソードを披露しました。

竹山は、NHK連続テレビ小説『京、ふたり』やNHKドラマ『清左衛門残日録』といった名作の当時の裏話や後日談をたっぷりと聞かせ、さらにNHK大河ドラマ『秀吉』のキャスティングについては、秀吉の魂が俳優・竹中直人に宿っていたと振り返ります。

佐藤は当時の印象として「竹山さんの(書く)スピードがものすごかった、3日に1本あげていた」と話し、ゴルフをしつつ大河ドラマを書ききったという例はほかにないのでは、と笑いを誘いました。

竹山はテレビドラマについて「視聴率は取ればいいというものでもないが、取れなければどうしようもない」と言い、そして「一作たりとも失敗したら駄目、望んだところへ行くためには勝って勝って勝ちまくらないと駄目」と熱を込めて語ります。

そして、生徒に向けて「いやなことが結果的にいいことにつながることもある、シナリオを書き続けていれば必ずいいことが起こる」「自分は他の人にないものを持っている、生きていくための武器を必ず持っている、自分は天才だ、と思ったほうがいい」などと話しました。

魅力的なキャラクター作りの秘訣とは?

質疑応答では、手書きからパソコンに変わったときの変化についての質問があり、竹山は「よくわからないが、行間や間などちょっとしたことが違ったと思う」と話し、実人生もシナリオも“黙っていることが武器”と指摘。その上で「最近のシナリオは間、沈黙が減っている気がする」と言います。

また、“魅力的なキャラクターを書く方法は?”という質問には、キャラクターを書く際、どんな音楽が似合うかなどを考えていたと告白。さらに、キャラクターの生年月日、場所、着ているもの、血液型も決めることを明かしました。

そして、“原作があるものを脚本にする場合はどうするか”という質問には、おもしろいけどドラマになりにくい原作もあるので、結局は自分勝手にやるしかないと話し、「ただ、原作者がこだわっているところがある、その宝物は大事にすること」とアドバイスを送りました。

最後に佐藤は「あまり聞いたことがない話を聞かせてもらった。皆さんにとっていい時間であったことを祈ります」と挨拶。竹山も生徒たちに礼を伝え、特別セミナーは終了しました。

よしもとライターズアカデミーウエストでは、現在2020年度4月入学生を募集中。シナリオライターを目指したいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

よしもとライターズアカデミーウエスト 募集要項

受付期間:2019年11月〜2020年3月末まで
入学資格:学歴不問(未成年で出願された方は、身元保証人の方の承諾が必要となります)
選考方法:一次選考(書類選考) / 二次選考(グループ面接)
在籍期間:1年間(2020年4月~2021年3月)
※1年間のカリキュラム終了後、6ヶ月間延長可能(ゼミ科のみ)

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