吉本興業の屋台骨を支え続け、現在でも不動の人気を誇る吉本新喜劇。その新喜劇が60周年を迎えるにあたり、スペシャルな公演を行ないました!

60周年の開幕イベントを開催

3月1日(金)、なんばグランド花月で開催されたのが「吉本新喜劇60周年開幕イベント〜60周年だよ!吉本新喜劇!」。112名の座員が出演するというこれまでにない大規模な公演で、会場には立ち見も含め、多くの観客が詰めかけました。

開演前、緞帳の前に現れたのは吉田裕と松浦真也の2人。「皆様のおかげで新喜劇が60周年を迎えました〜!」と挨拶すると会場から大きな拍手が起こります。そして、新喜劇のワールドツアーが3月28日(木)からスタートすること、今日の模様が明日テレビ放送されることなどが告げられると、改めて拍手が。松浦のギターボケに吉田のツッコミが冴え、開演前から会場は爆笑に包まれました。

いきなり現役座長が勢揃い!

今回の舞台のタイトルは「花月商店街60周年の歴史」。恒例のBGMからは手拍子が起こります。スタートからおなじみの座員たちに加えて、酒井藍がステージへ。会場から大きな拍手が起こると、「そうそうそう、ぶーぶーぶーぶーぶー……私人間ですねん」が飛び出します。

続いてはすっちーが登場。お決まりの飴まきに会場は歓声に包まれます。「誰にまいてるんですか?」という定番のツッコミに、すち子は「いつも応援ありがとう、60周年の感謝を込めて」と普段とは違うセリフで頭を下げます。

ここで哀愁を帯びたBGMとともに川畑泰史も姿を現し、決め顔を披露。いきなり3座長がそろう豪華な舞台となります。どうやら座長たちの働く花月商店街は寂れ気味なのに対して、ライバルの満月商店街はお客で賑わっているよう。

続いて登場の小籔千豊は、川畑の営む電器店の雇われ店員役。おなじみの畳み掛けるような理詰めの追い込みに会場は爆笑に包まれます。

そして吉田裕、清水けんじ、信濃岳夫、諸見里大介の新しいリーダー4人が一気に登場。吉田は実の嫁である前田真希と夫婦役ということで、ひときわ大きな歓声が。

さらに、すっちーとの乳首ドリルへと続くと会場は拍手&爆笑となります。

チンピラ役のMr.オクレは弱々しいセリフ回しでチンピラ役を熱演するなど、おなじみの人気座員たちも次々と登場。

ステージチェンジの合間には、アナザーストーリーともいうべき芝居も行なわれ、信濃岳夫がダンスを披露するなど、こちらもしっかり観客を盛り上げます。物語は、花月商店街メンバーたちの恋愛&別れ話や満月商店街の黒いウワサなどが絡みあったかと思うと、新喜劇らしからぬSF的展開に……。

レジェンドたちも次々登場

それからもステージ上には、花月商店街の住民として島田一の介、やなぎ浩二、楠本見江子、そして池乃めだか、スナックの従業員&ママ役には末成由美と若井みどりと若手座員たち。

めだかは「見下げてごらん〜」、末成は「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃー」の鉄板ギャグを見せてくれます。

そしてベテランスタッフとして桑原和男が登場! 会場は歓声と拍手に包まれます。おなじみのギャグをしっかり披露すると、その姿に観客から再び拍手が起こりました。

警官役として登場したチャーリー浜は最初から全開。「なんばグランド花月、良いお客さんじゃあ〜りませんか」「そうかいそうかい瀬戸内海」など、持ちギャグを連発して盛り上げます。最後は「あ、どうも」でしっかりとシメてくれました。

続いて何かを叩く音が会場に響いたかと思うと、現れたのは杖を持って大暴れする間寛平。第一声「まいど〜」の声に会場は拍手喝采です。めだかとの絡みでも、その独特の動きで爆笑をゲット。めだかも負けじと対抗すると、会場は笑いが止まらなくなるほどの盛り上がりを見せました。

懐かしのギャグも続々と飛び出すステージ

再び商店街のシーンでは、住民として内場勝則、未知やすえ、辻本茂雄、吉田ヒロ、石田靖が登場。内場とやすえは夫婦役ということで、こちらも会場が盛り上がります。辻本が登場するなり「失礼しますわよ〜ん!」とギャグを披露すると、内場は思わず「基本中の基本、やりました」とツッコミ。

負けじとヒロも「まゆげボーン!」。これには内場も「震える!」と感激の面持ち。ヒロは「30年ぶり」と笑顔を見せました。

同じく商店街メンバーとして登場した石田靖は、姿を見せるなり、ステージを右へ左へ暴れまわります。喫茶店の美人三姉妹として紹介されたのは、浅香あき恵、島田珠代、山田花子の3人。華やかに登場したかと思うと、バラバラの決め台詞で笑いを誘います。

安尾信乃助の「お邪魔しますか?」「みなさん、お元気です」のギャグ中に、石田がコケるきっかけを間違えたことを辻本からツッコまれると、ヒロがいきなりギャグを放り込むなど、舞台上は自由過ぎる空間に。続く烏川耕一おなじみの「ぴゅ〜」イジリが始まったら、今度は全員が好き放題にボケ始めます。

その姿に「自由が過ぎるぞ!」と烏川が思わずツッコミを入れるシーンも。それからも辻本と花子の爆笑の絡み、ヒロと珠代の暴走し放題のコラボ、あき恵と石田のバイオレンスなやりとりなど、見どころ満載。さらに内場&やすえのリアルさ100%の会話は、会場を大いに盛り上げました。

ほかにも中條健一は定番の緑のスーツに身を包んで登場。帯谷孝史もおなじみのご対面を披露。アキはド派手な用心棒スタイルで登場し、「い〜よ〜」を聞かせるなど、これでもかとご存知のキャラクターたちが登場しました。

物語は小籔、川畑、すっちー、酒井の4人が力を合わせることで、なんとかエンディングへ。時空を越えた展開を見せたストーリーは爆笑の結末を迎えました。

終演後は舞台上から挨拶が

座員全員が持ち味を120%発揮して盛り上げ続けた舞台はこれで終了。一度降りた幕が上がると、ステージ上には座員が勢揃いして深々と一礼。その姿に会場からは大きな拍手が起こります。

まずは小籔が「皆さん本日はどうもありがとうございました!」と挨拶。そして、今日から60周年の催しが始まること、今日の台本は川畑が作家と作ったことを明かすと、その川畑は「次は時間を気にしないで、このメンバーでの新喜劇をやりたい」と今日の舞台に手応えを感じた様子。

すっちーは「60年続いているのは先輩方のおかげ、袖から見ていてすごいと思っていた」と話しますが、緊張している帯谷さんを見てこれは情けないなと思ったと笑いを取ります。そして我々も次の世代へバトンを渡していかないと、と気持ちを新たにしていました。酒井は「60周年は先輩方、お客様のおかげ」と、会場にもお礼を言ったあと「これからもがんばりますんでよろしくな」とひとボケ。すかさず小籔から「タメ口すな!」とツッコまれていました。

勇退する内場&辻本もひと言

勇退が決まっている内場は「新生新喜劇楽しみにしています、温かい目で育ててあげてください!」と後輩にエール、観客にはお願いを。辻本は久々に絡んだ石田について「いきなり右手がピキッといった」「ホンマに変わってない」と呆れつつも笑顔。そして「僕も勇退するんですが、ベテランとして新喜劇を支えていきたいと思います、ありがとうございました」と挨拶すると会場からは拍手が起こりました。

ヒロは「俺はおまえたちが好きだ!」と絶叫。石田は「全国各地で新喜劇をやってますので、オンエアだけじゃなく劇場にぜひ足を運んでください」とアピールしたほか、桑原師匠と2ショットを撮れたと舞台裏を明かしていました。

どこでもボケるレジェンドたち

一言とマイクを向けられ「……アヘ」と答えたのは寛平。「久しぶりにみんなとやらせてもらってありがとうございました」とお礼のあと、「台本もらってセリフ通りにしゃべらせてもらった」と話すと、小籔がすかさず「ホンマかい!」とツッコミ。

続いてのめだかは、目をこすって泣いているのかと思ったら「眠たいねん」とボケたあと、寛平と年に2、3回は共演する機会があることを明かし、そのたびに寛平の凄さを知り、それに導いてくれるありがたい後輩がいる、新喜劇はみんなで作っていると再認識すると振り返りました。

チャーリーは一歩、二歩と前に出て「……帰って!」と叫び、爆笑をさらいます。

ラストは桑原が「ありがとうございます、来年は吉本新喜劇入社1年目と思ってがんばります」と話しますが、小籔から「無理でしょ!」とツッコミが。

そのあと「気持ちは皆さんといっしょ、一人でもおもしろい芸人を育てたいなと、吉本新喜劇よろしくお願いします」と挨拶。小籔も「今年1年、吉本新喜劇をさらにかわいがっていただいて。本日はどうもありがとうございました!」と頭を下げ、全員が手を振る中、スペシャル公演は幕を下ろしました。

いよいよ始まるワールドツアーへぜひ!

「吉本新喜劇ワールドツアー〜60周年それがどうした!〜」は、3月28日(木)有楽町よみうりホールを皮切りに、9月8日(日)のなんばグランド花月まで、全国47都道府県を巡ります。さらに10月からは海外公演も予定。現時点で中国(上海)、シンガポール、マレーシア(クアラルンプール)、インドネシア(ジャカルタ)、タイ(バンコク)の5カ国での開催が発表されています。これまでの集大成であるとともに、これからの新喜劇の姿を見ることのできるこのワールドツアー、お見逃しなく!

吉本新喜劇ワールドツアー ~60周年 それがどうした!~

情報は随時発表!
ツアースケジュールほか詳細は
公式ウェブサイト からチェック!

ライブビューイング も開催!

吉本新喜劇60周年特別企画も!

『ナゾトキゲキpresents 未来のすち子は君だ!?新喜劇でナゾトキゲキ!』

日時:
2019年3月21日(祝・木)〜4月7日(日) 平日11:00-18:00/土日11:00-20:00
場所:
COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール(大阪市中央区大阪城3番6号)
チケット料金:
前売大人1,200円、小人600円/当日大人1,500円、子供800円
お問い合わせ:チケットよしもと 0570-550-100
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よしもとの高学歴芸人が本格的謎解き制作チームを結成!
吉本新喜劇の新人座員として座長・すっちーからの指令を、セットや楽屋、ステージに
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