COWCOWが東京・ルミネ the よしもとで開催している人気イベント『別にええねんけど…』が、満を持して大阪のよしもと漫才劇場に初上陸! 題して『別にええねんけど…inマンゲキ』が、2月28日(木)に開催されました。

アインシュタイン、ゆりやんレトリィバァらフレッシュな若手芸人たちが顔を揃えた本公演。チケットはもちろん完売し、立ち見スペースまで超満員になるほどの人気っぷり! 今回は、『別にええねんけど…inマンゲキ』の様子をレポートします。

紳士淑女が「ぐっと腹に収めていたことを主張」する宴

「紳士淑女の皆さま! 今宵はお笑いの宮殿『よしもと漫才劇場』へ、ようこそお越しくださいました……」という厳かなナレーションからライブはスタート。「日頃、『別にええねんけど、なんか腑に落ちんなぁ』『なんかちょっとおかしくない?』と思いつつも、ぐっと腹に収めていたことを、よりよい世の中への発展を願って思いきって主張し合う、モラルにあふれた紳士淑女の宴」と当イベントの趣旨が語られ、さっそく出演者が呼び込まれます。

ゆりやんレトリィバァ、ニッポンの社長・辻、ロングコートダディ・堂前、吉田たち(ゆうへい、こうへい)、アインシュタイン(河井、稲田)……そして“「別にええねんけど…」の父”ことCOWCOW・多田が舞台へ。さらに、この会をフラットな立場で取り仕切る“マスター・オブ・セレモニー”、COWCOW・善しも登場し、今宵のメンバーがズラリと勢揃いしました。

稲田、ラーメン店で「アゴ大です!」と叫ばれる

まずはお手本を兼ねて、多田から「別にええねんけど…」なことを発表。「電車」をテーマに、「改札でICカードをかざすとき、軽く触れればいいのに『ドンッ』とやる人」に疑問を投げかけます。

これに共感したメンバーも、電車にまつわる「別にええねんけど…」を連発。東西のJRで改札の残高表示場所が違うため戸惑ってしまうという河井や、降車する人が放したつり革が頭に当たるのが許せないこうへいに、拍手と笑いが起こります。

河井は「マニュアルがそんなに大事か?」と題し、とあるカフェチェーンで遭遇した「別にええねんけど…」なエピソードを披露。臨機応変に対応してもらいたい河井と、マニュアル通りの対応を徹底する店員との食い違いに、メンバーたちも大きくうなずきます。話はカフェのインテリアの謎にまで及び、場内はまたまた爆笑と共感の渦に……。

稲田は、アゴ出汁のつけ麺を出すラーメン店で大盛りを注文したとき、厨房に向かって「こちらのお客さま、アゴ大です!」と叫ばれた経験から、「今はちゃうやん」と切実なひとこと。

さらに、後輩からの挨拶も「時と場合による」と感じたおもしろエピソードも語られました。

個室マナーから洗浄の水勢まで止まらぬトイレ談義

フリップに「ガチ眼鏡」と書いたのはゆうへい。眼鏡をかけていると「ダテ?」と訊かれることが多いと言い、「そもそも眼鏡はぜんぶガチやん! ダテ眼鏡のほうが後からやん!」と心の内を明かしました。「眼鏡で言いたいこと」として、多田が眼鏡芸人たちの“決めポーズ”に物申すひと幕も。「ネタやキャラによってはポーズを変えるべき」と具体的に提案し、爆笑をさらいます。

こうへいは「中華料理屋のれんげ」に納得できない模様。ただただ「食べにくい!」ことが気に入らないようで、実演付きで熱弁をふるいます。とくに「オムライスでコレ(れんげ)のときはテンション下がる」のだとか。

堂前が書いた「的(まと)」とは、男性用便器にある的のこと。女性のために形状を詳しく説明したうえで、「的に当ててるときが恥ずかしい! なくてもできるって!」と力説します。

多田は男性トイレの個室について、「水を流すのは終わりの合図。流したら30秒以内に出てきて!」と訴えを。ゆりやんが「温水洗浄便座の水勢がいちばん弱の人って、何のためにやってるの?」と疑問を呈すると、メーカーごとの水勢表記の違いや強弱の好み、「便座が温かいのに水が冷たいのはイヤだ」など、白熱の議論が展開されました。

ゆりやん「年齢をきいてくる人」にツッコミ

初めての飲食店で、感想のハードルが上がってしまう条件を提示したのが辻。「普通なら『美味しかった』で帰れたのに、店主が変にタメ口だったりドレッドヘアだったりすると、感想のハードルが上がってしまって……」と複雑な思いを告白します。

ゆりやんは「年齢をきいてくる人」というテーマで、とある人から歳をきかれ、「28歳です」と答えると「若っ!」と驚かれたエピソードを披露します。

「『え? 30超えてると思われてた?』って思って。何歳と思ってたのか訊いたら、『30はいってないかなと思ってた』。じゃあそれで合ってるやん!」と鋭いツッコミで笑わせていました。

コンビ格差に魂の叫び「稲田もいるよ!?」

全員、一巡してもまだまだ「別にええねんけど…」は止まらず。SNSについて「みんな『楽しかった』って写真上げるけど、ほんとに楽しかったら写真撮ること忘れてるはず」と指摘した多田に始まり、河井はとあるロケ現場で遭遇した衝撃事件を暴露して沸かせます。

いわゆる“コンビ格差”を日々実感しているという稲田は、「僕を忘れてませんか? 稲田もいるよ!?」と魂の叫び! そして、ゆうへいが「野球の審判」に対し、「誰よりもテンション高い。もっと冷静になって」と呼びかけると、多田も「『ファールボールにご注意ください』のアナウンスが遅すぎる」などのダメ出しを繰り出しました。

街で見かけた「献血バス」の名前に驚愕したこうへい。堂前は各種スイッチボタンの沈み具合が「初見ではオンなのかオフなのかわからない」と、重箱の隅をつつくような指摘を……。

さらに辻の「歌詞書いてないのに『書きました』って顔で歌う歌手、女優やん」、ゆりやんの「『充電してください』ってチカチカする電力あったらもうちょっと使えたはず」といった、共感度120%の「別にええねんけど…」が飛び出しました。

「ベスト別にええねんけど…」は誰の手に!?

三巡目に入っても、「特技がヘン顔の女性」「豆乳の注ぎ口」「定食屋のBGM」「ほのめかす供述」などなど、ピンポイントな「別にええねんけど…」が次々と登場。すべてのなかから多田が選んだこの日の『ベスト別にええねんけど…』は、スケジュールの都合でひと足先に退場した堂前の「スイッチ」に決定! 受賞した堂前には、「別にええねんけ銅メダル」が贈られました。

エンディングでは、善しから「第二回を、今年中にできたら」と嬉しいコメントも。思わず「わかる!」と声が出る、共感すること間違いなしの爆笑イベント『別にええねんけど…』、次回の開催をどうぞお楽しみに!