11月1日より東京・ヨシモト∞ホールを中心に絶賛配布中のフリーペーパー『月刊芸人/SHIBUYA』。
東京吉本に所属する若手芸人が渋谷のオススメスポットを紹介する企画「山あり谷あり、渋谷を歩く。」には、実力派若手漫才師・ゆにばーすが登場!

誌面ではマンガ・本好きの2人に、会員制の飲食店・森の図書館にてオススメの本を数冊選んでもらいました。

本選びも真逆の2人、川瀬は帰りにある行動を!?

とにかく、マイペースなはら。下ネタっぽい本のタイトルを見つけると敏感に反応して「あ、下ネタじゃなかった! 間違ってた!」と豪快に笑いながら、すぐさま1冊をピックアップ。

一方の川瀬は入店するなり、「こんなお店知らんかった!」と感嘆。大学で文学を学んでいたこともあってか、「オススメって言われると、ヘタなもん選べんからなぁ」と呟きながら、時にテーブルの下へしゃがみ込んで熟考。たっぷりと時間を使ってオススメの本をセレクトします。何よりお店自体を気に入ったようで、会員手続きを済ませて帰路につきました。

誌面では、オススメの本ほか、ホームグラウンドとも言うべき渋谷や注目の後輩芸人について語ってもらっています。 ぜひ劇場で手に取ってみてください!

昨年の『M-1』決勝で芽生えた新しい感情とは?

ラフマガでは、今年で結成5年目を迎えた2人に、熾烈な戦いが始まった『M-1グランプリ』について直撃。2017年、2018年と2年連続ファイナリストという経験によるリアルな意気込みを、コーヒーを飲みながらリラックスした雰囲気でざっくばらんに話してもらいました。

――2013年にコンビを組んで、今年で5年目。芸人としてはすごく順調に活動してきた印象がありますが?

川瀬「ねぇ? ちょっと驚異的ですよねぇ」

はら「結成3ヵ月で『THE MANZAI』の認定漫才師になれたのは、自分でもビックリしました。まぐれだと思っていたのに、2年連続でなれたのも驚きましたし」

川瀬「これまで華々しい戦績があるので、僕も順当に活動できてるなと思ってたんです。けど、昨年の『M-1』で初めてメンタル面含めてボロ負けして。今思うと、リスクヘッジできてなかったんですよ」

はら「えっ、リスクエッチ?」

川瀬「なんや、その過激な言葉は!(笑)例えば決勝の漫才中、強い言葉を使ったときに観客がどう反応するのか。強い言葉ってお笑いライブではウケるんですけど、寄席やとウケないんですよね。僕は『M-1』決勝ってお笑いライブをより先鋭化したものだと思って今まで挑んできましたし、2015年の復活から観客が温かかったこともあって、決勝ではウケるためにボケ数も多くしていたんです」

――勝つための戦略として?

川瀬「はい。けど、昨年はそういうこと全てが裏目に出ました。特に、僕らの漫才の根幹を為しているのは本来、“危険思想”と“下ネタ”じゃないですか」

はら「確かに、それは否めないね」

川瀬「前までは冗談で済んでいたことも、今は受け入れられない世界になってるからこそ、着想段階で弾くタネが多いんですよ。それに、(『M-1』決勝経験者である先輩の)トータルテンボスさんには、決勝の対策はないと言われて(笑)。優勝するって難しいことなんやなと改めて思いました」

はら「過去2回の決勝は緊張しなかった」

――昨年の経験も踏まえて、今年に向けての策はすでに考えているんですか?

川瀬「優勝できるかどうかは結果論なので、とにかく決勝で楽しく漫才しようと思ってます。決勝に出られたら、あとは運っていう気持ちで臨んだほうがメンタル的にも漫才的にもうまくいくんじゃないかなと。とにかく、優勝するまで決勝に出続けるという気持ちでやっていきたいですね」

はら「精神的なコントロールが必要ですね」

――はらさん、そのために何かやってるんですか?

はら「………………え!?」

川瀬「いや、ないんかい!」

はら「ふふっ! 思ったことを言っただけで、何もやってないです」

川瀬「適当に喋っただけやったみたいです(笑)。まぁ、はらさんの言うように、今までとは心の持ちようを変えて挑もうとは思ってます」

はら「私、これまでの決勝は2回とも緊張しなかったんです。けど、今年になってめちゃくちゃ緊張してるんです。優勝しなきゃって思っちゃって」

川瀬「お前は例年通りでいいんだよ!」

――(笑)。普段、緊張しないはらさんでもそう感じるくらい、『M-1』は格別なものなんですね。ライバルもしくは気になってる芸人さんはいますか?

川瀬「せいや(霜降り明星)が口走った“第7世代”っていう言葉が流行っちゃったっていうのがね……。作戦として口に出したものなら相当すごいですけど、(“第7世代”という言葉ができたために)この世代じゃないっていうだけで不利になることもいろいろと増えた気がします。だから、僕は2回戦が始まった辺りからTwitterのアカウント名に“@第7世代”って入れようかなと思ってますけど」

はら「文句言いながらも、結局、利用するんだよな、川瀬は」

川瀬「そりゃそうよ。そんなことで負けたくないやん。『M-1』優勝するなら、泥かぶってでも、恥を忍んででもやるわ!」

Youtubeチャンネル開設するはら、目指すは?

――川瀬さんは『M-1』優勝したら、芸人を辞めると公言してますよね。

川瀬「辞めます。そう思ってますけど、ふふふ……ちょっとナメてましたね。2017年に決勝でめっちゃウケて。じゃあ、もっと頑張ったら優勝できるやんってそのときは思っちゃったんですけど、昨年で“そうでもないんかい! 優勝するんは大変やな”とわかったんです」

はら「でもさぁ、本当に辞めるの? 言ったこと後悔してるでしょ?」

川瀬「いや、オレは辞めます。だって、プラス・マイナスさんみたいに才能のある人たちでさえ、めっちゃウケたあとの舞台で死ぬほど練習しなきゃいけない世界ですよ? はらさんみたいに練習嫌いで、ネタも書かないなヤツをいるコンビがこの先、NGKのトリなんか務められるわけがないので辞めます」

はら「川瀬は最初から舞台であり、『M-1』しか見てない。私はテレビに出たいっていう気持ちでNSCに入ったので、コンビ間で気持ちに差はあるんですよね」

――はらさんとしては、今後どうしていきたいんですか?

はら「私も『M-1』優勝は目標です。達成後どうするかっていうのは今まで考えてなかったですし、解散するとも思ってなかったんです。けど、昨年くらいから優勝して川瀬が芸人を辞めたあとのことを考えるようになって……そうですね、優勝したら休業して婚活します!」

川瀬「いやいや、婚活は『M-1』と並行してでもできるやろ(笑)」

はら「できません! 心がぶれるから!」

川瀬「はらさんは、どうやらYouTubeチャンネルを始めるらしいんですよ。だから、それを婚活チャンネルにしろ。“結婚したら閉鎖します”って宣言して始めたら、絶対に面白いから」

はら「それはいいかも! 漫才にだいぶ時間をつぎ込んできたから、今年こそ『M-1』優勝したい。で、一刻も早く私を婚活に集中させて!」

「月刊芸人SHIBUYA」創刊号特集は空気階段

渋谷・ヨシモト∞ホールが発行するフリーペーパー「月刊芸人SHIBUYA」が創刊。

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「月刊芸人SHIBUYA」では 東京吉本の10年目以下の若手芸人が出演している∞ホールで活躍する芸人を中心に、ブレイクが期待される若手をピックアップした企画を展開していきます。インタビューのほか、芸人たちがオススメする渋谷のスポット、先輩芸人が注目する未来のスター候補などを紹介していく。

創刊号の特集は空気階段。今回のインタビューに加え、水川かたまりのコラム、鈴木もぐらの映えスポット潜入レポートといった個人の企画も掲載。

「山あり谷あり渋谷を歩く」のコーナーにはゆにばーすが登場。彼らが渋谷にある「森の図書館」を訪れた様子が収められています。

「俺の後輩プレゼンテーション」ではEXITりんたろー。が気になる後輩コンビの魅力をプレゼン。このほか11月の公演スケジュールやキャンペーン情報も収録されているのでチェックしてみてください。

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