2月23日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて、ガリットチュウ・福島善成による単独ライブ『ガリットチュウ福島の哀愁プンプンLIVE』が開催されました。

ダレノガレ明美や船越英一郎などの有名人モノマネで、昨年ブレイクを果たした福島。普段はコンビとして活動していますが、自らに責任を課すため、1人で行なうことを決意した単独ライブは、立ち見客でいっぱいになるほど大入りに!

福島は、ブレイクのきっかけとなった“モノマネ”をふんだんに取り入れたポップなコントや企画を披露しつつ、最後には相方・熊谷を半ば強引に改名させるというバラエティに富んだ内容で観客を大いに楽しませました。

オープニングアクトには「ガリノガレ明美」が登場!

キクチウソツカナイ。と観客による「福島さーん!」「大好きー!」というコール&レスポンスで幕を開けた単独ライブ。オープニングアクトでは、福島扮する“ガリノガレ明美”が教える、“こっそり流行るであろうファッションアイテム”を紹介。その後、舞台袖から顔だけ覗かせて「はーい! ほんでもって、単独ライブスタートです!」と宣言します。

改めて登場した福島は、立ち見席までいっぱいの会場を見渡し「こんなに入ってくれてたんですね」とびっくりしつつも感謝。自身のインスタグラムで紹介している一般人モノマネの新作15作を、一挙に公開します。

続く『貴乃花ファミリーレストラン』は、そっくりすぎる貴乃花のモノマネを取り入れたコント。貴乃花に扮した福島が登場すると、観客からは待ってましたと言わんばかりの歓声が起こります。

終始、マイペースな貴乃花に翻弄されるのは、チャド・マレーン演じる外国人旅行客。「ワンオペ? ファミリーがいないファミリーレストラン?」などシニカルな笑いがふんだんに盛り込まれた内容に、客席からも大きな笑いが起こりました。

「福島善成、ギネスに挑戦!」では、せんとくんに扮した福島が、相方・熊谷を含めた5人が着用しているズボンから素手ではぎ取ったお尻のポケットをつなぎ合わせて、縄跳びを10回跳ぶという企画です。

縄跳び10回をクリアしなければいけないことがわかっていながら、ツノのあるせんとくんの格好で登場してしまった福島。司会のキクチウソツカナイ。に「なんでその格好で来たんですか? 絶対にツノが邪魔でしょ」とツッコまれると、しまった!という表情を浮かべます。

Whiteberryの『夏祭り』の曲中の間奏50秒でクリアを目指しますが、最後の1人で手こずってしまいクリアならず。達成できなかった要因として、福島は「Whiteberryじゃなく、JITTERIN’JINN(ジッタリン・ジン)の方がよかった」と楽曲のチョイスミスを挙げつつ、「また挑戦したいと思います」と次回へ意欲を見せました。

2時間ドラマの帝王、ルミネに見参!?

『土曜サスペンス劇場 湯けむり温泉旅館殺人事件』は、キクチ扮する店主が営業する屋台のラーメン屋で起こった殺人事件に、福島扮する船越英一郎が警部補役として挑むというサスペンス劇。

屋台の店主と榊原徹士演じる旅館支配人が話しているところへ、『貴乃花ファミリーレストラン』にも現れたチャド扮する外国人旅行客がお腹を空かせて登場。ラーメンにふりかけた一味に混入していた“おさむちゃん毒キノコ”を口に入れてしまった旅行客は「おさ、おさ……おさむちゃん!」と言い残し、その場に倒れてしまいます。

事件を解決すべく現れたのは、警部補と2人の刑事。警部補は捜査そっちのけで女性警官とイチャついたり、金銭トラブルで支配人の弟を恨んでいた兄が犯人であることを見抜いた男性警官の手柄を横取りしたりと、やりたい放題です。

支配人役の榊原と、金にだらしない兄役の土橋竜太による白熱した演技に、キクチが「急に芝居が締まったからビビりましたよ!」と驚いたり、榊原がボケまくったりと、自由な笑いがふんだんに盛り込まれた喜劇となりました。

そのほか、福島がこれまで手がけた有名人のモノマネを100位から1位まで紹介するVTR企画『有名人ものまねカウントダウンTV』の発表も。1位にはPefumeが輝きます。

幕間には、鈴木ふさ子と熊谷による『PERFECT HUMAN』『本能寺の変』のパフォーマンスも。必死で踊る2人を、観客は大きな手拍子で盛り上げました。

ガリチュウ解散!? 福島の非情な除名通告、その理由は…

「重大発表」では、記者会見のように長テーブルとパイプ椅子が並べられた舞台に、スーツを着たガリットチュウの2人が着席。福島は立ち上がると、「いろいろと協議を重ねた結果、熊谷さんをガリットチュウから除名処分としまして、キクちゃんと新生ガリットチュウとして活動します」と発表し、キクチを呼び込みます。

驚きとショックでテンパった熊谷は「なんでだよ! 俺、ピン芸人ってこと?」と絶叫。福島は「熊谷さんとは業務提携というかたちでやっていきたい」と淡々と告げます。

その言葉を聞いて、いっそう慌てふためく熊谷は「か、解散ってこと?」と聞きながらも、「じゃあやめるよ、この世界! 1人じゃなにもできねぇもん!」と断言。潔すぎる発言に笑いが起こるなか、福島が「キクちゃんと回ったほうが営業でもウケるし」と業務提携へ格下げした理由を語ると、「そう思うのはよくわかる」と納得する熊谷。

ここで福島から、番組の収録時に先輩芸人の前で熊谷が、六本木の社長との飲み会をやめると宣言したにもかかわらず、その夜に早速、飲み会へ参加していたことを暴露されると、「それ以降は飲んでない。1の1を、3の1にしてます」と謎の言い訳をし始めます。

さらに福島から「一昨日も飲みに行っていた」と指摘されると、「あれは社長じゃない、部長です」とまさかの弁解! なんとか除名処分を免れようと急に優しい口調で「こんなところで発表することはないだろう?」と諭しにかかりますが、客席を観て除名を悲しんでいる人が皆無だとわかると「悲しんでる人……いなーーーい!」と悲しげに叫びました。

もちろんこの除名処分は、ある仕掛けを実行するためのドッキリ。しかし、気づかない熊谷はなおも焦りながら「トリオになりましょうよ!」と提案。福島に「3人になると、給料の取り分が減りますよ?」と指摘されると、「4(福島):4(キクチ):2(自分)でいいから! いや、1.5でいい!」と発言。追い討ちをかけるようにスケジュールの管理方法が若手芸人と同じになると聞かされると、「そこから這い上がる自信ねぇよ~~!」とうなだれます。

解散回避のため熊谷、改名!本当のコンビ愛とは…

そんな熊谷に、福島は業務提携を回避するための条件として改名を提案。ごねながらも「じゃあ、(改名案を)見てから考える」と言う熊谷に、福島は「ダメです。決めてください」と言い切ります。

渋々と条件を飲んだ熊谷に提案された名前は「熊谷茶」。福島は「後輩のみなさんは今後、“茶先輩”と呼び、親交の深い同期と先輩は“くまちゃ”と呼んでください」と呼びかけます。

すると、「『くまちゃ』はイヤだ。『くまちゃちゃん』がいい! 『くまちゃ』は『ロクシタン』みたいだからイヤだ」とよくわからない理由でごね出す熊谷。そんな相方を、福島は「ぬるいよ!」と一蹴しました。

熊谷がようやく受け入れたところで、新生ガリットチュウ爆売れ宣言が! 福島は「最初は1人でやると言ってましたが、みなさんに助けられました。ご来場のみなさんもありがとうございます」と協力してくれた出演者、スタッフ、そして約2時間のライブを楽しんでくれた観客に感謝します。

この場で、“熊谷茶”としてのサインも決定。コンビとして歩み続けるにあたって、福島は「我々は仲が悪くてもコンビを組んでいる。これこそ、本当のコンビ愛だということを見せていきたい」と改めて決意表明。熊谷茶も「改めて福島くんをサポートして、ともに頑張っていきたいと思ってる次第です」と意気込みました。

今回の改名で、コンビとして爆売れすることができるのでしょうか? 新生ガリットチュウの今後に、ぜひとも注目してください!