11月2日(土)、東京・TOHOシネマズ日本橋にて、中国芸術の京劇により現代最新3Dで映像化された『貞観盛事(じょうがんせいじ)』と『曹操と楊修(そうそうとようしゅう)』の舞台挨拶が行なわれ、主演を務めるトップ京劇俳優・尚長栄(ショウ・チョウエイ)、監督・滕俊傑(トウ・シュンケツ)、司会にキクチウソツカナイ。と山田菜々が登場しました。

『貞観盛事』は、中国唐の時代、貞観年間の皇帝・李世民(リ・シーミン)と、その家臣・魏徴(ウェイ・ジェン)とのストーリー。優れた臣の率直な諫言を名君が聞き入れ、共に大業を成した美談として語り継がれています。

また『曹操と楊修』は、戦乱の世が続いた中国後漢末期を舞台に、後漢の宰相・曹操と、曹操に仕えた賢士・楊修の壮絶な人間模様を描く物語。『三国志』の中でも根強い人気を集めるストーリーとなっています。

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山田菜々の中国語に、トップ俳優と監督の反応は…?

冒頭、中国大使館文化部公使参事官の石永菁(セキ・エイセイ)氏からの祝辞として「両国国民の友好の礎を固め、中日関係の持続的な発展に貢献することを希望する」との言葉が読み上げられ、作品が中日文化交流の役割を担うことが強調されました。

舞台挨拶では、滕監督が「200年の歴史を持つ京劇の映画化を東京で紹介できて嬉しい」と心境を語り、尚は「最新技術を駆使した映画の上映が成功することを祈っている」と話します。

さらに滕監督は、京劇を3D映画として製作した経緯として、「若者にアンケートをとった結果、京劇を含む伝統劇を新しい技術で撮影し、臨場感を与えることで多くの若者の興味を引くことが分かった」と語りました。

ここで、司会のキクチウソツカナイ。が「(同じく司会の山田が)中国語を勉強している。(作品に)使っていただけないか」と滕監督にアピールし、山田は中国語を使った挨拶を披露。

すると滕監督からは「綺麗な方なので、主役に決まっているのでは」との声が。 尚からは「一緒に主題歌を歌いましょう」との提案が投げかけられる一幕もありました。

最後に滕監督から山田に向け日本語で「一生懸命がんばりましょう」と声がかかると、会場から温かい拍手が送られました。

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狂言師・野村萬と“国宝級”の交流!

そして、尚の友人として、人間国宝の狂言師・野村萬がゲストとして登壇。野村は、能・狂言の源流は中国の散楽にあると語り、「中国は僕たちの芸能の生みの親」と敬意を示しました。

また尚は、2010年の上海万博で野村と共に歌った長寿を祝福する歌をまた歌いたいと話し、舞台上で国宝級の日中友好が交わされました。

『貞観盛事』と『曹操と楊修』は、TOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ名古屋ベイシティの3館で11月2日(土)~8日(金)までの1週間限定で上映。奥深い京劇の世界を感じに、映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

作品情報

■『貞観盛事』
監督:滕俊傑
出演:尚長栄、関棟天

■『曹操と楊修』
監督:滕俊傑
出演:尚長栄、言興朋

上映期間:11月2日(土)~8日(金)
上映館:TOHOシネマズ日本橋(東京)、TOHOシネマズなんば(大阪)、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(愛知)
※日替わりで1日1回、いずれかの作品を上映。すべて3D上映

公式サイト:https://kyogeki3d.official-movie.com/
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