ラフマガ新企画スタート!

実は異色の経歴を持っていたり、アートや音楽などの才能、特殊技能を使って、お笑い以外にも活躍をしている「異色芸人」と言われる芸人、タレントがたくさんいることはあまり知られていません。
ラフマガではきらりと光る「異色芸人」に注目!
様々な経歴を持っているからこそ語れること、面白いものなど、その魅力を引き出していくこの企画。

第一弾として今回は、元自衛隊コンビ・トッカグンに注目!

トッカグン(小野寺耕平、佐藤昌宏)による防災マニュアル本『自衛隊芸人トッカグンの日用品で簡単にできる!! 超自衛隊式防災サバイバルBOOK』が絶賛発売中という2人、YouTubeをきっかけに知った!という方もいらっしゃるかもしれません。

自衛隊が実践する手法や自衛隊時代の経験を活かして自ら考案したものを、YouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』で発信し続け、話題を呼んでいるトッカグン。本著はそんな2人による60個のサバイバル術をまとめたものです。

■YouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』はコチラ

 

自然災害の多い日本で地震、火災、台風やゲリラ豪雨による洪水被害といった緊急事態に対応するために、日用品を利用して簡単にできるテクニックが満載の1冊となっています。

今回、トッカグンへインタビューを行ない、本著の見どころや災害への対策についてたっぷりと語ってもらいました。

必要最低限の防災サバイバル術をまとめた1冊

――本を作る上で一番こだわったのは、どんなところですか?

小野寺「災害が起きる前の準備や実際に災害が起きたときの対処法、災害後に救助を待つまでの方法といった流れを時系列にして、幅広い防災術を取り入れました。中にはYouTubeにアップしているものもあるんですけど、新しい手法もたくさん入れさせてもらいました。あと、写真ごとに説明をつけてわかりやすく、やりやすくすることも意識しましたね」

佐藤「わかりづらいものは、2ページ使って丁寧に説明して。だから、撮影も3日くらいかかりました。全て日用品でできるようにしたのも、こだわったところですね」

――実際に自衛隊での経験は、危機管理という点で今も役に立っていますか?

小野寺「そうですね。自衛隊は派遣の命令を受けてから動くので、その命令がある前に、事前にどうしたら助けやすいかを逆算しながら救助の準備をしていくんです。だから災害が起きてすぐ、自衛隊が来るわけじゃない。だとしたら、自宅が倒壊していなければ、2~3週間生きるために少しの食料と水を用意しておけばいいですし、ガラスの破片が飛び散る可能性があるので、靴を枕元に置いておくようにすればいい。そんなふうに、自分でできる最低限必要な防災術を、この本に詰め込んだんです」

――毎年、各地で台風による被害が起こっていますが、先日、台風19号が発生した際、都内ではパンやカップラーメンがスーパーの店頭から消えましたよね。

佐藤「すごかったですよね。スーパーのカップラーメンがあそこまでない光景を初めて見ました」

小野寺「ミネラルウォーターも店頭からなくなってましたけど、この本で紹介しているろ過ストローを1本持っておけば、買わなくても大丈夫なんですよ。湯船の水をそのまま飲むことに抵抗があるなら、ろ過ストローを使ってろ過すれば問題ない。家から出ることになったとしても、リュックに1つ入れておけば水溜りの水でも飲み水に変えることができますからね」

佐藤「ストロー1本、ミネラルウォーター1箱くらいの値段で売っているので、1つ持っておけば家族全員、キレイな水が持続的に飲めますよ」

小野寺「ペットボトルの水を持ち歩くのは、疲弊しますからね」

佐藤「断水を心配して水を確保したかったのだとしたら、(本著)52ページの、ラップを使った洗い物を出さない方法もオススメしたいです。これ、自衛隊でも実際にやっていることなんですよ。自衛隊の場合、専用の袋があるんですけど、キッチンラップで代用できます」

小野寺「荷物が重いと移動するときに体力を削られてしまうので、極力、1つのアイテムで3~4種類の用途があるものを使えるほうがいいですよね。例えば、キッチンラップだったらお皿を包むほか、包帯として使えたり、人を運ぶ際のロープにもできますから」

佐藤「止血もできるので、1本持っておくと便利ですね」

トッカグンが特にオススメしたい防災術は?

――本に書かれている中で、オススメの防災術をそれぞれ教えていただけますか?

小野寺「40ページのフリーザーバッグを使った圧縮術ですね。自衛隊が実際にやっている方法で、かなりオススメ。旅行や衣替えなど普段の生活にも使えます」

佐藤「かさばらないのがいいですよね。100円ショップなどでも買えますけど、安いものを使う場合は2重にしといたほうが確実です」

小野寺「自衛隊にいたときもケチって安いものを使って、途中でリュックがパンパンになっちゃった人がいたので(笑)」

佐藤「頑丈なものを選んだほうがいいと思います。僕がオススメしたいのは、(本著)19ページのツナ缶ランプ。この前、どれくらい保つのか試してみたら、40分くらい大丈夫でした。ツナはもちろん食べられますし、なんなら火を使って米を炊くこともできます。

東日本大震災で実家が被害に遭ったときに家族へいろんなものを届けたんですけど、中でも灯りがすごくありがたかったって言われたんですよ。暗いと気持ちも沈んでしまいますし、暗くて探しものが見つけられなかったり、割れたガラスを踏んで危なかったりっていう心配もあるので、この方法はぜひ覚えておいて欲しいですね。

もちろん、ノンオイル缶では灯らないのでご注意いただければ! 非常時の備蓄ならば、カロリーのあるオイル入りの缶を準備しておいたほうが、栄養面的にもいいと思います」

小野寺「オイルが入っていれば、サバ缶でもオイルサーディンでもなんでもいいですからね」

――昨今、自然災害が多いですが、いざというときのために準備はしていますか?

小野寺「相方の佐藤さんもそうだと思うんですけど、自衛隊時代のリュックに先ほどお話したろ過ストローを始め、最低限のものを詰めています」

佐藤「みなさんも“あの”バッグを買っておくといいかもしれないですね。安くて、人が入れるくらい大きいものなんですよ」

小野寺「ゴリゴリの迷彩色が嫌じゃなければ、自衛隊の中にある売店で買えるのでぜひ。(本著)82ページに載せた救助のためにヘリを誘導する方法は、この本についているDVDを使ってできますから。僕たちの本もぜひ1冊、防災用リュックに入れておいていただきたいですね」

――防災意識は、日頃から持っておいたほうがいいですよね。

小野寺「もちろんそうです。住んでいる地域や家族構成、仕事場のある建物の状況によって必要な技術や知識って変わってくるので、自分がどういう立場で生活しているのかを把握しておくことをオススメしたいです」

佐藤「東京に住んでいるのなら、防災公園や避難場所を事前に知っておいたほうがいいですね」

小野寺「例えば、台風で避難命令が出たとするじゃないですか。避難すべきなのは一戸建てに住んでいる方で、タワーマンションの5階に住んでいるなら家にいたほうが安全かもしれないんです。台風で命を落とす方って避難場所に向かっている途中で……とか、大体、外にいる方なんですよ。もし1~2階に住んでいたとしても、高い場所であれば家にいたほうが安全ですし」

佐藤「先日の台風でいうと、川の近くにいる方は台風が来る前に避難する準備を早めにしておいたほうがいいですよね。自分の家は大丈夫だろうと思わず、危ないなと思えば早めに判断するなど、命を守るために最適な方法を選んでもらいたいですね」

YouTubeチャンネル開設のきっかけは東日本大震災

――ご自身のYouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』では、いろいろな企画を配信されていますが、始めたきっかけは?

小野寺「地元の南三陸町(宮城県)が東日本大震災で被災したという経験から、元自衛隊として伝えられることが何かあるんじゃないかなと。防災のテクニックや最低限の生存方法、自活方法を発信するには、動画が一番いいんじゃないかなと思ったんです」

佐藤「真面目な内容もあれば、エンタメ的な内容もあったり、いろんなことをやっています」

小野寺「自衛隊の給料や雇用についても話したりしていますね。YouTubeをメインに活動しているので、今、定期ライブは出ていないんですよ」

佐藤「これまでの経験も活かせますし、やりたいこともやれるYouTubeでの活動が、自分たちには合っているなと思っています」

小野寺「もちろんお声がけいただければ、ライブや講演会もいろいろとやりたいですね。みなさんにもっと防災意識を持っていただくために、小学校や企業に行って直接伝えたいので、そういった依頼もお待ちしています!」

――では、最後にラフマガ読者のみなさんへ、改めて本のPRをお願いします!

佐藤「日用品で簡単にできる防災術がたくさん入っています。軽くて薄くてコンパクトなので、一家に1冊ぜひ!」

小野寺「ぜひみなさん、お手にとって防災の準備をしてください!」

 

いざというときのためのサバイバルブック。ぜひ防災グッズの1つとして、自宅に置かれてはいかがでしょうか?

『自衛隊芸人トッカグンの日用品で簡単にできる!! 超自衛隊式防災サバイバルBOOK』

著者:トッカグン
定価:1,300円(税抜)
出版社:双葉社
発売日:2019年10月19日(土)

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