10月31日(木)、大阪・関西テレビにて、舞台『はい!丸尾不動産です。〜本日、家に化けて出ます〜』の制作発表会見が行なわれ、W主演を務める矢野・兵動の兵動大樹と落語家の桂吉弥ら、キャストが出席しました。

今年6月に上演され大好評を博した舞台『はい!丸尾不動産です。』シリーズ第2弾の本作には、続投の主演2人に加え、三船美佳、吉本新喜劇・佐藤太一郎、たこやきレインボー・清井咲希、明石陸が新たに参加。

とある一軒家で孤独死したおばあちゃんの遺産をめぐり、家族と不動産屋、詐欺師など、ひとクセもふたクセもある面々が繰り広げる、ワンシチュエーションコメディとなっています。

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第2弾にかける“本気度”をアピール!

丸尾不動産の営業マン・菅谷を演じる兵動は、「1回目の記者会見はきっちゃん(吉弥)と2人でしたが、今回はオールキャストが揃ったということで、(企画・制作の)関西テレビさんの力の入れようがすごい!」と、スタッフやキャストの“本気度”をアピール。

菅谷の顧客となる林田を演じる吉弥は、「1回目の公演が終わったとき、お客さんから“次の公演を早く観たい”とすごく言われたんですよ。僕らやスタッフみんなの思いが届いたのかなと思って……だから2回目に出られるのがすごくうれしい。ただ、台本のセリフの量を見ると“やめてもよかったかな”と思いました(笑)」と笑いを交えて心境を語ります。

林田の妻を演じる三船は、1作目を観客として見た際にその魅力にすっかりハマったそう。「今回、お仲間に入れていただけると聞き、本当に光栄な気持ち」と笑顔を見せます。

詐欺師役の佐藤は、「たくさん笑いもあるし、最後は心に刺さるメッセージ性もある作品。全力で、いち役者としてこの作品で生きられたら」と力を込めました。

謎の女子高生を演じる清井は「コメディのお芝居をずっとやりたかったので、呼んでいただけてとてもうれしい。観ているお客さんに笑顔で帰ってもらえるよう、全力で頑張ります!」とやる気十分。“女子高生の姿で化けて出てくるおばあちゃん”という難しい役どころのため、祖母に会いに行き、しぐさや言葉を勉強したいと明かします。

林田夫妻のひとり息子を演じる明石は、「芸能活動を始めて2つ目のお仕事で……」と緊張気味。しかし、「新人らしく、がむしゃらに全力でぶつかっていきたい」と話す声には力がみなぎっていました。

「ボケなし」強調の佐藤に兵動「ホンマに…?」

兵動は本作品について、「(コメディと聞くと)面白さを求めて来てくださるお客さんが大多数だと思う」としつつ、「人間の感情が入り乱れるところとか、個々のキャラクターの面白さというところを味わっていただきたい。“こういうのもコメディっていうんや”というところで笑っていただけるのでは」と説明。

そして、15年ぶりに本格的な舞台へ出演するという三船は、「“生まれ変わったら関西に生まれたい”という夢が、なんと今世で(芝居の中で)叶ってしまった。死ぬまで大阪にいたいと願っているので、“大阪のおばちゃん”になるためのエキスをこの舞台で学ばせてもらえたら」と喜びを語ります。

兵動は「今日も、メイク室のドアをガチャッと開けて“美佳で〜す!”って入ってきた(笑)。芸人よりテンションが高い女優さんはあまりいらっしゃらないので、見どころ満載だと思います」と、その天真爛漫なキャラクターを絶賛していました。

会見中は、「ボケは一切なし」と強調する佐藤に対し、兵動が「ホンマにギャグせえへんの?」と確認するひと幕も。さらに兵動が「ひょっとしたら、太一郎のギャグをさきてぃ(清井)がやる可能性もありますよ!」と畳みかけるなど、早くもチームワークはバッチリの様子。

また、兵動が「この2人が夫婦というのが既に現実的じゃない。腹立つねんなあ〜(笑)」と嫉妬心を燃やすなど、終始、笑いに包まれた和やかな会見となりました。

小狡いおっさん役は「通じるところがある」!?

会見終了後、兵動に舞台の見どころや共演者にまつわる話を聞きました!

──まずはシリーズ第2弾への意気込みを聞かせてください。

1回目に観に来ていただいた方々から「面白かったよ」ってたくさん言っていただいたので、プレッシャーも多少はあるんですけど、やっぱり楽しみに待っていた、という感じですかね。前回とはまた違うメンバーと絡めるのもすごく楽しみです。

──前作に続いての営業マン・菅谷役ですが、役作りはどのようにされているんですか?

基本“僕”なんで、役作りも何にもないんです(笑)。そのまんまの“大阪のおっさん”。悪人ではないんですけど、契約を取りたいがために、小狡いこと言うたりするっていう設定で、僕にも通じるところがある。

ちょっとしたウソとかは、嫁にもまあまあついているし……「風邪引いてるからちょっと上で寝るわ」って言うて、ホンマは眠たいだけとか(笑)。そのあたりはちょっと似ているので、全身を使って表現していきたいなと思ってます。

──会話劇ということで、吉弥さんもセリフ量の多さに触れてましたが、そのあたりのご苦労は?

すごい役者さんなんて、相手のセリフまで覚えてるって言うじゃないですか。僕、1ミリも覚えていないし(笑)。不動産屋さんの役なんで、今回でいうとおばあさんの遺産をめぐる部分とか、普段使わない専門用語が出てくるんですよ。それが困りますね。日ごろ使わへん言葉やから「あの〜、あれあれ」と言いながら出てこない。

だから、そのへんの言葉を極力なくしたろかなと思っているんですけど、稽古でバレて「抜けてましたよ」「あ、すいません」ってなると思います(笑)。

見終わった後「不思議な気持ちになりに来て」

──キャストの皆さんの印象やエピソードなども教えてください。

みんな真面目ですよね。記者会見の前、男子の楽屋に入ったら、全員台本を読んでいたんです。そんなん、ありえます?(笑)。ピュアな人の集まりなんで、お互い、どう接していいかわからんから台本に目を落としていた、みたいな感じなんかもしれませんけど、真面目には違いないと思っています。

女子は、むちゃくちゃ元気な2人。三船さんなんて、意味不明なことや面白いことを言われるから思わずツッコんでしまうんですけど(笑)、真面目やからそうなってるっていうか。さきてぃは、会見でもちょっと言いましたけど、向こうから廊下を走ってきて「おはようございます!」て言われたとき、「ああ、こんな高校生活送りたかったな」て思いました(笑)。元気をもらえますよね。

──最後にラフマガ読者にメッセージをお願いします!

今回は、これから誰もが直面するであろう予言めいたお芝居というか。僕なんかもそうですし、今、若い方もゆくゆくは両親が年老いていったときに直面するであろうことが、結構出てきます。でも、じいちゃんばあちゃんのほうは、あなたたちが想像しているようなことを本当に思っているのか?とか。そういう問題提起もあるので、笑っていただいてから「あ、なるほどな……」という空気になるお芝居です。

難しいお芝居じゃないんですけど、“してやられる”んですよね。ぜひ、見終わった後、不思議な気持ちになりに来ていただきたいと思います!

 

話芸の達人が、ひと味違うしゃべりと掛け合いの面白さに挑む『はい!丸尾不動産です。〜本日、家に化けて出ます〜』は、11月30(土)からABCホールにて上演。ぜひ劇場でお楽しみください!

『はい!丸尾不動産です。〜本日、家に化けて出ます〜』

【日時】
11月30日(土)①14:00開演 ②18:00開演
12月1日(日)①12:00開演 ②16:00開演
12月2日(月)①15:00開演

【会場】
ABCホール

【出演】
兵動大樹、桂吉弥、佐藤太一郎(吉本新喜劇)、清井咲希(たこやきレインボー)、明石陸、三船美佳

【料金】
6,000円(全席指定/税込)未就学児童入場不可
※ローソンチケット、e+(イープラス)、セブンチケット、CNプレイガイドでチケット好評発売中!

【お問い合わせ】
0570-063-050(ローソンチケット内 丸尾不動産 公演事務局/10:00〜20:00)

公式サイト:はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます~
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