10月16日(水)、大阪・なんばグランド花月1階にて、トット(多田智佑、桑原雅人)の初単独DVD『DVDだ!トットちゃん』のリリースイベントが行なわれました。

今年、結成10周年を迎えたトットが満を持して発売する本作は、漫才8本とコント3本に加え、趣向を凝らした特典映像もたっぷり120分収録されており、まさにトットの“すべて”が詰まった内容となっています。

関連記事:トット出演!話題の関西発恋愛バラエティー『やすともの恋愛島』いよいよレギュラー化! 3泊4日の無人島恋愛サバイバル開始

 

トット、東方神起超え!? 桑原「衹園よりは…」

大きな拍手に迎えられ登場したふたりは、「ついに(DVDを)出せました!」「ありがたいです」と喜びを爆発させました。そして、収録されているネタは新旧とりまぜた「ベストネタです」とキッパリ。続けて、収録時のハプニングエピソードを披露して集まったファンを喜ばせます。

ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)が所属するバンド・Runny Noize(ラニーノイズ)が本作のために制作したというオリジナルの出囃子(でばやし)は、なんと作詞と歌を多田が担当したとのこと。英語の歌詞は「日本語を翻訳アプリで英訳した」そうで、多田は「日本語にしたら鬼クソダサい」とつぶやいて笑いを誘っていました。

特典映像に収録されている『トットよ、真の緑芸人になれ!』では、緑のスーツがトレードマークとなっているトットが、さまざまな“緑のもの”を探して体内に取り入れていくというロケを敢行。「キュウリ食べたり、白菜食べたり、緑の玄関マットを舐めたり……」と、体を張ったチャレンジを試みた様子。

また、フェイクドキュメンタリーコント『トット解散』には笑い飯・哲夫やクロスバー直撃・渡邊孝平、ラフ次元・空道太郎らがゲスト出演しており、それも見どころのひとつだとか。

そして多田によると、タワーレコード梅田大阪マルビル店のTwitterでは、10月15日(火)のデイリーチャートで1位が嵐、2位がトット、3位が東方神起とツイートされていたそうで、「東方神起にも勝っているんですよ!」と大興奮の様子。一方の桑原は今後の売れ行きについて、「衹園(のDVD)よりは売れたらいいなと思う」と、ともにユニットライブを開催してきたライバルの名を挙げました。

さらに、桑原が「多田ちゃんの天然エピソードの再現VTRをやってみたい」と発言するなど、第2弾への意欲もチラリ。

その後は、DVDを購入した方を対象にサイン会も実施。一人ひとりと言葉を交わしながら、ファンに感謝を伝えました。

「調子がよかった」多田のモノボケも必見

今回、イベントを終えたばかりのトットを直撃。本作の見どころ&裏話から『M-1グランプリ2019』への思いまで、じっくり聞いてきました!

──本編はネタ11本が収録された見ごたえたっぷりの内容になっていますね。

多田「6月30日(日)に、なんばグランド花月で収録ライブをやったんですよ」

桑原「“収録ライブやのに全然ウケへんかったらどうしよう”って思っていたんですけど(笑)、お客さんがすごく盛り上げてくださって、とてもやりやすかったです。ただ、11本連続でネタをやったのでヘトヘトにはなりましたね」

──DVDに収められているのは“ベストネタ”とのことですが、どんな基準で選ばれたんですか?

桑原「賞レースでやったネタとか、代表作をバーッと出して、あとは好きなネタですね。僕は『全日本教育センター』っていうネタがすごい好きなんで、それは入れました。こうして並べてみると、自分でも“いろんなパターンのネタがあるんやな”と思いました」

多田「あと、野球のコントは、僕がやりたいって言いました。やっていて楽しいネタなんですよ」

──できあがった作品を見た感想は?

桑原「(特典映像収録の)ロケは僕たちの素の部分がいっぱい出ていて、そこがすごいよかった。(同じく特典映像収録の)『トット解散』は、映画みたいで……いいロケーションのところがいっぱいあって、画が面白いし、ゲストの皆さんも豪華。最後はすごい雨が降ってハプニング映像みたいになったんですけど(笑)、ちょっと感動的でドラマチックな結末になりました」

──ピンポイントな見どころがあったら教えてください。

多田「ロケのとき、スーパーでモノボケをやってるんですけど、珍しく僕のモノボケの調子がよかった。そんなこと、まあないんですけど(笑)」

桑原「僕は10年でベスト3に入るぐらい調子悪かったです(笑)」

多田「最低やな、大事な日に!(笑)」

桑原「(DVD内の)メニュー画面で“再生”や“チャプター”を選択するときに鳴る音も楽しんでもらえると思いますよ」

多田「これは見ていただいてのお楽しみです!」

初対面の多田は金髪で「怖かった」!?

──さて、初DVDにちなんで、おふたりの“初○○”エピソードもお聞きしたいんですが…… “初対面”の思い出は?

多田「初めて会ったのは高1のクラスで、隣の席やったんですよ。話しかけられて“名前何なん?”みたいなところから……で、“まさとってどんな字?”って聞いたら、ノートが机の上にあるにも関わらず、ペンを持って空に“雅人”って書いた(笑)。“いや、ノートに書けよ!”って言ったのを覚えています」

桑原「もう、そのときからボケとツッコミが」

多田「たまたまですけどね(笑)」

桑原「多田ちゃんは怖かった。ちょっとヤンキー調というか……」

多田「金髪やったんですよ。わりと自由な学校やったんで」

桑原「アメ村(アメリカ村)も多田ちゃんに教えてもらいました。当時の僕からしたら、アメ村なんてほぼ外国みたいな感じで怖かったから、多田ちゃんに連れて行ってもらって」

多田「古着屋に行ってんな。というのも、高1の最初の遠足に、こいつが長袖Tシャツの袖を切っただけの半袖を着てきて」

桑原「半袖のいい服がなかったから、一番気に入っている長袖を切りました。買うんじゃなく、作って着るぐらいのファッションセンスやったんですね」

多田「作ってない、切っただけやろ!周りも“あれ、長袖じゃなかった?”ってざわついていましたね(笑)。だから、服を買いにアメ村に行ったんですよ」

──(笑)。では“初舞台”は?

桑原「この話、怖いですよ」

多田「僕が直前にバイク事故で骨折して、松葉杖で登場するという……(笑)」

桑原「初めてで緊張しているから(松葉杖を)イジる余裕もなくて。お客さんはざわついていたんですけど、いっさい触れない(笑)。スベりましたねえ」

多田「ウケるわけないです。僕も全く触れずで……」

桑原「“変なことを言っているヤツ”と“変なヤツ”になっていました(笑)」

桑原、おしゃれランキングなら1位の自信あり!?

──吉本坂46や、WEGO(ウィゴー)×よしもと芸人ファッションユニット「TYGO(ティゴー)」としての活動など、最近はお笑い以外のお仕事も増えてきましたね。

多田「僕が所属している(吉本坂46の)REDには世界で1位になったダンサーさんもいらっしゃって、しゃべっていてすごく新鮮やし楽しいです。“そういう意見あるねんや”とか“ダンサーさんの世界ってそうなんや”とか。しかも、皆さんめちゃくちゃやさしくて、わかりやすく(ダンスを)教えてくれるんですよ」

桑原「多田ちゃんはすごく向いていると思いますね。頑張っている姿を見て応援するのがアイドルの醍醐味。多田ちゃんがヘタなのにダンスを頑張っているのを見ていると、応援しがいがあるんじゃないかと」

──「TYGO」でのモデルのお仕事はいかがですか?

桑原「写真を撮られるスキルがないので、皆さんに助けていただいています」

多田「ポーズとかもわからないから、カメラマンさんの “ちょっと右手をポケットに”、“顔をこれぐらい傾けて”という指示のもと動いているだけで」

桑原「ワンポーズを作るのに10個ぐらい指示をもらうんですよ(笑)。でも、いろんな服を着られて楽しいし、普段お笑いを見ない方にも知っていただけるのがすごくうれしい」

多田「袖を切っていた頃に比べたら、えらい差ですよね(笑)」

──そして『よしもと男前ランキング』が復活しますが、よしもと漫才劇場の男前ランキングで今年3位・4位にランクインしたおふたりの自信のほどは?

桑原「多田さんは1位になるんじゃないですか。ライバルは?」

多田「若手で言うと、かねちぃ(EXIT・兼近大樹)とか(パンサー)向井くんとかが上位にきそうな……あ、絶対、ダントツで(和牛)川西さんですわ!川西さんに勝てたら、若手の中では勝ったことになるんじゃないですか」

──桑原さんはいかがですか?

桑原「僕は全然(順位が)低いんじゃないですかね。おしゃれやったら今1位なんですけど……」

多田「そんなわけあるか!」

桑原「ライバルがいないぐらいです。今、猫背を直そうと骨格矯正に通っていまして。姿勢がすごくよくなって、骨からかっこよくなっていっていますから。やっぱりイケメンは骨からやな、と」

多田「なんやそれ!(笑)」

「決勝の舞台で漫才を…」M-1への想い

──本業のお笑いでは、『M-1グランプリ2019(以下、M-1)』が迫ってきましたね。

桑原「僕ら準決勝に行ったことがなくて……いい思い出がないので、今年は頑張りたいですね。この前、ルミネ(theよしもと)の『バトル・オブ・ザ・ステージ』というイベントで優勝しまして。過去に銀シャリさんやとろサーモンさんが優勝されている、『M-1』に向けて縁起がいい大会なんですよ。いい流れになってきていると思うので、このままいきたいですね」

──ではズバリ、『M-1』での今年の目標は?

多田「決勝に出て、あの舞台で漫才をする」

桑原「僕(の目標)は優勝です」

多田「去年は霜降り明星がマンゲキ(よしもと漫才劇場)メンバーとして獲っていますからね」

桑原「見取り図も(決勝に)出たし」

多田「今年は今までで一番『M-1』に向かって頑張ってきた年かなと思うから……」

桑原「そうですね。今までで一番楽しみです!」

──期待しています! では最後に、ラフマガ読者にメッセージをお願いします。

桑原「『DVDだ!トットちゃん』は内容がほんまに盛りだくさん。3,300円ですごくいっぱい楽しめるんで、コスパがいいです!あと、(画面に)緑が多いので長時間見ても大丈夫、目が休まります」

多田「いや、目を休めるには寝るのが一番ですけど(笑)、皆さん、ぜひ見てくださいね!」

 

10周年を迎えて、さらなる飛躍を誓ったトット。ふたりの魅力が満載の『DVDだ!トットちゃん』、ぜひチェックしてくださいね。

「DVDだ!トットちゃん」

本体価格:3,300円+税
初回プレス盤限定特典:オリジナル出囃子 歌詞カード

お求めはコチラ
【芸人記事まとめ】

【関連記事】