今年も京都国際映画祭が連日大盛況!
10月17日(木)から20日(日)までの4日間、映画、アート、笑いを集結させた「京都国際映画祭2019」が開催されました。
「つながり、ふれあう」映画祭として輪を広げてきた京都国際映画祭。

今回は、取材に訪れた中国・インドネシアからのニュースメディアの皆さんを、京都住みます芸人「タナからイケダ」のふたりがおもてなし!
京都国際映画祭のアート展示は、淳風小学校をメイン会場に、京都市内各地で行われました。
今回はインドネシア最大のメディアグループ・Kompas社のWisnu Sujitno Kasminoさんと、中国導報社の杜海玲さんと共に、メイン会場である淳風小学校を巡ります。
見どころ満点の展示、皆さんもバーチャルツアー気分で巡ってみませんか?

ダンボールアートに興味津々!

padGALLERY OPEN STUDIO

まず京都国際映画祭期間中、淳風小学校体育館、島原地区、京都競馬場で展示されるオブジェやアートを制作している「padGALLERY OPEN STUDIO」の展示エリアに向かった面々。
細部まで作りこまれた、豪快なサイズのダンボールアートに興味津々の海外メディア班。

「普段から専門的に作っているんですか?」、「このダンボールはかぶれるんですか?」などと杜さん、Wisnuさんからは早速質問が飛び交います。
タナイケの2人も細部まで作りこまれた「かぶれるアート」に興味津々!
アーティストは、ダンボールアートについて一つ一つ説明し、普段別のものを作っているアーティストも、ダンボールアートをメインに取り組んでいる方と協力して作っていると語ります。

かぶれるアートの仕様を聞いたタナイケのふたりは、早速トライ!
紹介されるがままに田邊がかぶったのは、顔はめパネルのように顔部分がくり抜かれた立体的な鳥のアート。
完成形を見た池田は思わず「この顔部分比較的小っちゃいんですけど、(田邊は)顔がきゅって真ん中に寄ってるから成立してる!普通っぽくかぶってるけどこんなん特例やから!」とツッコみ、自分もかぶって実証すると宣言。

早速同じアートをかぶってみた池田。……確かに、顔の一部しか出ません!
これにはクリエイターの皆さんも、海外メディアのおふたりも大爆笑。
その後、全員思い思いに気になるアートをかぶって体験します。

巨大な「着れるゾウ」や「セッションミュージシャン気分を味わえる楽器」など、様々なアートに挑戦し、その姿をお互いに披露。明るい笑顔が絶えないエリアとなりました。

中でも気になったのは「大きな顔」!
Wisnuさんは早速かぶって「見てください、片目だけでこのサイズ!僕の頭がすっぽり入る!」と満面の笑みでした。

ほしいね強要!? 田邊のアートも自ら紹介

よしもと漫才劇場&ヨシモト∞ホール presents YOSHIMOTO アート

一行は、淳風小学校2階で展示されている「YOSHIMOTOアート」の展示へ移動。

こちらは、吉本興業所属の東京・大阪の若手芸人が制作したアートの展示で、よしもと漫才劇場とヨシモト∞ホールの協力のもと、人気芸人たちの作品が所狭しと並んでいます。

このエリアに並んでいる作品は、会期終了後は阪神百貨店アートフェアに出展され、現地で販売される予定となっているのだとか。
お客さんに「ほしいねカード」にシールを貼って投票してもらい、人気作品はグッズ化されるという仕組みが説明されると、面白いシステムに、Wisnuさんは興味津々。

そんな中、田邊が自身も出展していると話し、これにはメディアのおふたりもびっくり。
田邊は自身の作品を紹介します。1時間未満という短い時間で制作したと語るアートはバスケットボール選手の顔部分がくり抜かれたカレンダー。クレヨンを使って作ったと笑顔で語る田邊に、杜さんは「構図も考えて描かれていてポーズの完成度がすごい」と驚きます。
『みんな大好きダンクシュート』という左側のキャッチコピーが気になったメディアのおふたりに対し、田邊は「ダンクシュートしか描けない」と回答。この珍回答にはおふたりも大爆笑です。

当然グッズ化を狙っている田邊。メディアのおふたりに投票を半強制的におねだり!
杜さんもWisnuさんも笑顔で快諾、ほしいねシールを貼ってくれました。
「2ポイント!嬉しい!」と喜ぶ田邊に、芸人仲間たちの作品を見て回っていた池田はするどくツッコみ、メディアのおふたりも、タナイケの掛け合いが本当に面白いと笑います。

トットの絵に「なぜ服が緑色なんですか?」

田邊の作品にほしいねシールがついたところで、タナイケそれぞれのオススメ作品をご紹介。
田邊は芸人仲間が作品を作っている最中にそばで見ていたとのことで、裏話もたくさんお話し、おふたりも時折笑顔で聞き入ります。

池田のオススメは後輩のツートライブ・周平魂の作品。
「全く響かない格言!なんや意味わからないでしょう!ほら!『こじ開く』なんて言葉ないんでね!」と言いながら、かなり細かくツッコみどころを解説。その愛溢れる紹介に、おふたりは「この作品と周平魂さんへの池田さんの愛を感じた」と投票。

結局周平魂の作品にも票が入り、池田はなぜか不満そうな表情を浮かべます。

一方田邊はおススメ作品として、同期芸人・トットの描いた絵を紹介。

この絵を見たWisnuさん。じっくり絵を見つめた後、田邊に素朴な質問を投げかけます。
「この服はなんで緑なんですか?」

トットのトレードマークとも言える緑の服が青空のもと掛かっている絵を見て、トットのことを知らなかったWisnuさんの問いかけに、田邊は爆笑!
「……好きだから…ですかね…?」と笑顔で説明します。

銀シャリ・鰻の乳首アートは”Fantastic!”

OF LIFE~アート~

続いての展示は、こちらも芸人のアート作品の展示エリア。
ラフマガでもおなじみの銀シャリ・鰻の乳首アートがずらりと並んでいます。この展示はMBS「OF LIFE」の番組企画としての出展。自分の体に作品を描いているのだと説明を受けると、タナイケのふたりも、鰻が楽屋でアートを描いているところを目撃していたと語り、これにはメディアのおふたりもびっくり。

「この絵は誰かがこの人の体に描いたアーティストコラボ作品だと思った!」と、鰻自身が描いているという事実に、おふたりは「ただただすごい」「Fantastic(素晴らしい)!」と声を漏らします。
思い思いのデザインが肌の上で躍動している姿はなかなかの見もの。さらに、その乳首アートが一列にぎっしり並んでいる姿は圧巻です。

やんばるアートは蚕気分でポーズ!

伝統工芸企画

PCルームでは、伝統工芸企画として、デニムで作られた着物や京提灯とフィンランドのコラボレーション、書と日本のアイテムのコラボレーションアート作品などが展示されています。
毎年ご協力いただいている人気の展示ですが、タナイケのおふたりも釘付け。伝統工芸と現代のコラボは、日本人だけでなく海外メディアの方々にももちろん大好評!

スデル・うまれかわる

隣の教室では、今年12月から沖縄のやんばる地域で開催される「やんばるアートフェスティバル」総合ディレクター、仲程長治氏による、古の琉球の自然観、死生観をテーマにしたアート作品が展示されています。写真家、アーティスト、ディレクターと複数の顔を持つ仲程氏のダイナミックかつ繊細なアートは、今回の特別展示。

教室全体を使って、大きな繭が佇んでいる様子は圧巻の迫力!
スデルとは、琉球の古い言葉で「うまれかわる」という意味だと説明された全員は、その繊細かつスピリチュアルな雰囲気に引き込まれます。

椅子に座ると、背後は白糸一色の不思議な空間。ゆったりと何かに包まれる空気に変わります。
「蚕になりきってみてください!」というリクエストが飛び交う中、まずは田邊が挑戦。明るい雰囲気でポーズを撮った写真を見た杜さんも、続いて恐る恐る用意された椅子に座り「座ってみると不思議な感覚になりますね」と感嘆のため息を漏らします。
Wisnuさんは終始笑顔!インドネシアにも黄金の繭と呼ばれるものがあると笑顔で答えます。

沖縄ラフ&ピース専門学校・ポートフォリオEXPO

続いては、昨年沖縄で開校した「沖縄ラフ&ピース専門学校」の生徒たちによる展示エリアへ。
「沖縄ラフ&ピース専門学校」は吉本興業初の認可学校で、マンガや3DCGアニメーション、ゲームグラフィック、イラストデザイン、音楽、映像制作などが学べるエンターテイメントの総合学校です。

 

今回は、星新一さん原作「宇宙のキツネ」(新潮文庫刊『悪魔のいる天国』所収) を、生徒たちが思い思いにマンガ化した作品が展示されていたり、映像作品に関しては音が出るためヘッドホンをつけて鑑賞できるよう工夫された見た目になっており、皆そのクリエイター視点の工夫に思わず唸ります。

竹田和夫校長から、同じテーマでも描き手によって全く導入が違うのだと解説され、杜さん、Wisnuさんはそのオリジナリティーの完成度に感心しきりです。

タナイケのふたりも、在校生がコミックゼノンに掲載されたことに「ええ!?」と驚き、展示されているゼノンを思わず手に取り思わず手に取りページをめくります。

ふたりは「漫画の描き方なんかを教えてくれる学校っていうのは、インドネシアにもあるんですか?」とWisnuさんにも質問。「専門というか、これだけをっていうのはないです。だから、学生さんだということに、より驚きましたね」という返事に、ふたりも思わずうんうんと強く頷きます。

今回展示されている作品には吹き出しのない漫画も。言語が分からなくても絵だけで伝わるよう工夫されているものも展示されており、実際に手に取られた杜さんは「これならどんな国の人にでも伝わる!」と表現力に感心されていました。
Wisnuさんは、コミックスは見たことがあるけれど、雑誌サイズの紙の本は見るのが珍しかったようで、じっと興味深そうに見ていました。

プロレス de ミニミュージアム

続いてのエリアはなんとプロレスとアートの融合!
今回実際にプロのプロレスラーたちによる対決が体育館にて行われたプロレス。
筋肉や動き、マスクや衣装など、実はプロレスはアートの要素にあふれているのだとか。
展示エリアには衣装やマスク、古いフライヤーなど、貴重な資料がずらり勢ぞろい!

海外メディアのおふたりもご存知の、有名格闘家の貴重なポスターやマスクも展示され、Wisnuさんは思わずアブドーラ・ザ・ブッチャーのパンツを見て「巨人のサイズだ!」と大盛り上がり、タナイケのふたりも昔の試合ポスターを見つけ「こんなにきれいに残っていることがまず凄い…!」と興奮気味に語ります。

ご協力いただいているのは、居酒屋リングサイド。今回は、淳風小学校体育館にてプロレスの試合が行われることもあり、展示にご協力いただくことができたのだとか。

ブッチャーのコスチュームやマスクマンのマスクなど、「お宝」がたくさん展示されているとあって、タナイケのふたりからは「どんなレスラーを知っていますか?」と各国で知られるプロレスラーを急遽リサーチ。
中国、インドネシアで特に知られているのはやはりレジェンド、アントニオ猪木さんという結果に、一同驚きます。
なんでも、海外でも試合放送もあるほどの人気だったのだそう。

 

京都国際映画祭アートめぐりが終わり、この後はそれぞれタナイケのふたりがオススメする京都の一押しスポットへと向かいます。
どんなオススメのお店、スポットが出てくるのでしょうか? 近日公開、お楽しみに!

今年で6回目の開催となる「京都国際映画祭2019」は10月17日~20日までの4日間開催。
国内外の100作以上の映画作品が上映されるほか、様々なアート作品の展示、SDGsと笑いの融合企画やワークショップ、イベント、そして注目企画のプロレスまで、盛りだくさんのプログラムを展開しました。
映画、アート、笑いの三要素が集結する京都に引き続きご注目下さい!

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