10月1日(火)、東京ドームシティホールにて、NON STYLE LIVE 2019『Re:争論~リソウロン~』の東京公演が行なわれました。

7月21日(日)の北海道公演を皮切りに、全国8カ所で開催された今回の全国ツアー。ツアーファイナルとなるこの日のライブは「DX(デラックス)公演」と題し、ここでしか見られないネタや、「井上VIPシート」「石田VIPシート」という限定席をもうけたり、全国の映画館で生ライブビューイングを実施したりなど、新たな試みも行なわれました。

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オープニングは新作コントからスタート!

オープニングは新作のコント「金魚 of the legend」。井上がまさかの金魚に扮した姿で登場し、さっそく会場は爆笑! 一気にテンションが上がります。

そして、新作漫才「理想していた未来の自分」から本編がスタート。井上が「40歳ぐらいで結婚したい」などと理想の未来の自分を語り出すのですが、なぜか話はどんどんあらぬ方向に……。

続けて「電車移動気を付けや」という新ネタを披露。井上が石田に電車移動の危険性を指摘すると、石田が先日巻き込まれたという乗客同士のもめごとのエピソードを話し出し……!? 石田の話に登場するマダムたちの会話が笑いを誘い、ノンスタならではのテンポのいい掛け合いで、次々に会場の爆笑をさらってゆきます。

さらに漫才「狼男」が披露されたあとはブリッジVTRが公開。映像では、ドッキリに引っかかる井上、楽屋で上半身裸のまま歯を磨く井上、井上の私物を石田が勝手にチェック……などなど、ツアー中の2人の素顔を見ることができました。

ふたりの「争論」が繰り広げられる漫才

続いてはコント「訪問販売」を披露。石田が訪問販売をする女性に扮し、断ろうとする井上に強引に商品を売りつけようとするのですが……。ラストはかなりサイコパス(!?)なオチのコントとなりました。

そして、3本目の新ネタ「生まれ変わったら」へ。「生まれ変わったら何になりたい?」という質問に井上がピュアなトークを展開するのに対し、現実主義な持論を展開する石田。そんなふたりの「争論」が見どころとなる漫才のオンパレードに会場も大盛り上がり。

さらに新ネタ「エンジョイ人間ドック」を披露。石田が「楽しい人間ドックを作ろう」と提案し、アミューズメントパークのような人間ドックに井上を招きます。架空のマスコットキャラクターに扮してみたり、レントゲン検査の手順をミュージカル風に歌で表現したりと、やりたい放題の石田はテンション最高潮! 終始困惑気味の井上との対照的な姿が笑いを誘っていました。

井上が「仮面ライダーになりたい」と変身ポーズを繰り返す漫才「仮面ライダー」のあとは、トークコーナーへ。今回のツアーを振り返るうちに、話題はそれぞれの“打ち上げの過ごし方”に……。

泊まりの地方公演時はベロベロになるまで飲み、その後公園に行って花火までするという石田とは対照的に、一次会が終わったらさっさとホテルに戻るという井上。そんな井上に、石田が「なにが楽しくて生きてんの?」と質問すると、井上は笑顔で「寝たい(笑)」とポツリ。そんな井上を見て「え~……、なんやろ。おまえ、幸せではないな(笑)」と、少し戸惑いながら発言する石田の言葉に客席は爆笑となりました。

20周年記念ツアー「あっというま」開催決定!

ラストは新ネタ「理想の新婚生活」を披露。「結婚したらやりたいことがいっぱいある」と、新婚生活の理想を語る井上ですが、どんなシミュレーションをしてもことごとく石田に邪魔されます。井上は屈辱的なあだ名までつけられ、ラストの記念撮影時までそのあだ名でイジられていました。

最後には、20周年記念となる2020年のライブツアー『あっというま』の告知が行なわれ、会場が大きく沸いたまま東京公演は幕を閉じました。

ライブ終了後も、ライブビューイング会場用の生コメント録りや、バックステージで行なわれたVIP席のお客さんへのポスターサイン、記念撮影と忙しいふたり。さらに、DVD購入者特典の握手会では、多くのファンが並ぶなか、一人ひとり丁寧に笑顔で対応していました。

ラフマガでは、関係者への挨拶も一通り済ませ、ようやくあとは打ち上げに行くばかり……(?)となったNON STYLEを直撃! 今回の公演や次回のライブツアーについてお話を伺いました。

東京公演の観客は笑いにシビア?

まずは今回のツアーを終えての感想を聞くと、石田は「僕たちはずっとツアーで漫才ばっかりやっていたんですけど、今回は久々にコントやトークをして、新鮮で楽しめたなって。『Re:争論』っていうタイトル通り、ネタの中でもトークでもいろんな言い合い(争論)をすることができたんで、やりたいことはすべてできたかなって感じです」と語ります。

また、井上は「僕らもお客さんも歳をとって、その中でファンの方のお子さんとかが一緒に来てくれて……。やっと二世代にわたるというか、そういうキャリア・年齢になってきたのかなと、今回のライブでは特に思いました」と振り返りました。

今回初の試みとなった“生ライブビューイング”について、井上は「せっかくライブビューイングで見てくれている方もいるので、コントでキメのポージングをするときは、なるべくカメラのタリーランプ(表示灯)を見るようにはしました!」と、カメラへの映り方を意識したことを明かします。

一方、石田はカメラをあまり意識しなかったとのことで「ライブビューイングなんで、何もしなくても臨場感は伝わると信じている」と、あくまでも生のライブをそのまま伝えることを重視していたと話しました。

各地方によってお客さんの雰囲気も違うそうで、この日の東京公演について井上は「たぶんいちばんしっとりしていたかな。今日は(火曜日で)仕事終わりの方も多いだろうし、“ちゃんと本当に面白いことしないと笑わないぞ感”がありましたね」と吐露。

石田も「広い会場なので、何度も来てくれているお客さんもいれば、若い子から結構ご高齢の方までいて、なんばグランド花月(での公演)や寄席に(来るお客さんと)近かったんじゃないかという気はしますね。なので、(笑いに)シビアなお客さんの前でファイナル(公演)ができてよかったなぁと思います」と、これまでのどの会場にも増してシビアな雰囲気を感じていたことを明かしてくれました。

石田「20周年だからこそ新しいものに挑戦したい」

また、今回初の試みとして「井上VIPシート」「石田VIPシート」という限定席を設け、グッズやサイン入りポスターのプレゼント、記念撮影などの特典をつけたことについては「高額を払っていただいて本当に申し訳ないなという気持ちで、謝罪の気持ちしかないです」と、本当に申し訳なさそうに話す石田。

すると井上が「ただ、誰が井上のVIPで、誰が石田のVIPかがまったくわかんなかったです(笑)」と、一緒に記念撮影をしたお客さんがそれぞれどちらのVIPシートを選んでいたのかわからなかったと告白していました。

また、石田は「VIPシート自体は、それぞれの顔がいちばん見えやすい席にはなっているんですけどね。僕は下見に来たりしてるんで、いちばん見えやすい場所をVIP席にしました」と、自らVIPシートの場所を決めたことを明かします。

さらに「今までにも、僕はけん玉の映像を撮ったDVDを渡したり、井上は曲を入れたCDを渡したり……みたいなこともあったんで、そういうことにもまた挑戦したいですね!」と、今後の特典についても意欲を見せていました。

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最後に、来年行なわれる20周年記念ツアー『あっというま』開催について聞くと、ふたりは「声が出るようにがんばります(笑)」とライブが続くと声が出ないことがあることを明かし「年々歳を取ってきて五感の部分は衰えてきているので、衰えないように気をつけたいなと思います」と語りました。

そして、石田は「今までNON STYLEがやってきた定番の形を見せながらも、20周年だからこそ新しいものに挑戦したいなぁとも思うんで、いろんな形の漫才や新しい漫才ができればなと思います」と、早くも来年のツアーへの意欲を見せてくれました。

20周年に向けて、さらなる新しいことに挑戦しようとするNON STYLEから、これからもますます目が離せません!

NON STYLE LIVE 2019『Re:争論~リソウロン~』東京公演

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