「笑い」に「スポーツ」を掛け合わせた、よしもとならではの“おもろい”スポーツプログラム『よしスポ』。大阪・枚方市にて『こころとからだ 生き生き教室』のプログラムの一環として大阪らしい「笑い」を取り入れた新たなプログラムを開発し、より効果的な認知症予防対策に取り組んでいます。

今回のテーマは「認知症予防」。前編は座学で、後編のスポーツプログラム編をお笑いコンビ・ミルクボーイ(駒場孝・内海崇)の2人が進行します。今回は、その模様をレポートします!

ミルクボーイ登場!個性光るギャグで笑いを連発

参加者から拍手で迎えられた2人。

内海は、駒場が昨年大阪で開催されたボディビルコンテストで優勝したことに触れ、「駒場君のボディを見たいという方は拍手!」と煽ると、大きな拍手が起こります。

駒場は勢いよくTシャツを脱いで、自慢の筋肉を披露!

駒場が鍛えられた体を披露した一方、内海の特技は“けん玉”。初段の保有者らしく、さっそく技をいくつか披露していき、決まるたびに参加者からは歓声が上がります。

さらに「口にくわえたけんの上に玉を乗せる」という大技も披露し、会場を沸かせました。

今回の『よしスポ』では、そんな2人の特技を活かして考案したオリジナルスポーツに取り組みます。笑い×スポーツ×ミルクボーイ……果たしてどんなプログラムになるのでしょうか?

オリジナルスポーツ「走る茶室」で注意力を刺激

1つ目のプログラムは『走る茶室』。2人1組のペアに分かれ、1人はキャスター付きのイスに座り、もう1人が三角コーンでつくられたコースを往復してゴールを目指すレースです。座っている方は卓球ラケットを握り、ラケット上のピンポン玉を落とさないようバランスをとります。ピンポン玉を落としたら、拾ってからレースを再開するというルールです。

まずミルクボーイの2人が実演しますが、筋力のある駒場でも、大人1人が座るイスを押しながら走るのは、なかなか大変な様子。一方内海も、動くイスに座りながら、体と手元、それぞれのバランスを保つのに苦労します。このように、注意力を刺激する運動も認知機能の維持につながるようです。

参加者はA・Bの2チームに分かれ、Aが先攻に。参加者たちのスピーディーかつ安定感のある走りに、ミルクボーイの2人も「え!速い!」と叫び、驚きを隠せない様子です。

後攻のBチーム。落としたピンポン玉はイスを押す方が素早く拾うなど、こちらもてきぱきとした連携プレーを見せます。運動会の定番局『天国と地獄 』の軽快なメロディがレースをさらに盛り上げました。

白熱の戦いが繰り広げられましたが、結果は……後攻Bチームが勝利! Bチームはガッツポーズで喜びを噛みしめました。

内海提案の「ビートル相撲」で白熱バトル!

続いての競技は、内海が提案する『ビートル相撲』。額にけんを立て、玉を後頭部に回す「カブトムシ」というけん玉の技があり、それがアイデアのヒントになったそう。『ビートル相撲』は、その額に立てたけんで、相手のけんを突き落とすスポーツです。

烏帽子と軍配団扇を身に着けて行事に扮し、はりきっている内海の掛け声で試合がスタート! 頭に掛かっているけん玉のバランスを保ちつつ、相手のけんを狙いに行くのはなかなか難しいようで、参加者はみな接戦を繰り広げます。

相手と身長差がある場合は、相手との間合いを考えながら、かがんだり背伸びしたりと膝を細やかに使うので、頭を使いながら運動できるところが認知症予防向きのスポーツと言えそうです。

トーナメント戦も順調に進み、決勝戦へ。「相撲」ということで、決勝戦では両者ともまわしを締め、気合いを入れて臨みます。

さすが決勝戦まで勝ち抜いてきただけあって、両者とも一歩も譲らず。ミルクボーイの2人も思わず前のめりになり、興奮気味に実況を続けます。

激戦を制したのは、粘りを見せた青いまわしの女性! 会場からは大きな拍手が起こりました。

優勝者に訊いたところ、コツは「自分からは大きく動かないこと」だそう。細やかな動きに加え、忍耐力も試されるスポーツだったようです。

笑いあり、刺激ありの1時間に、参加者のみなさんも熱中したようで、最後は晴れやかな表情で記念撮影をしました。

次回のプログラムは「笑って認知症予防~脳に効く!吉本新喜劇」を開催。

川畑泰史座長ら吉本新喜劇の座員が、認知機能を高めるさまざまな要素をふんだんに取り入れた新しい新喜劇を披露します。