9月15日(日)、レインボー(ジャンボたかお、池田直人)とそいつどいつ(市川刺身、松本竹馬)が立ち上げた「劇団スタンディングオベーション」の第2回公演『半月』が、東京・渋谷ヨシモト∞ホールにて開催されました。

同劇場のランキングシステムにて、セカンドメンバーからファーストメンバーに昇格し、勢いに乗るレインボーとそいつどいつがタッグを組んだ本公演。同期であり、デビュー直後から切磋琢磨していた2組が、ユニットコントならではの笑いを生み出します。

息ピッタリなユニットコントを披露!

お金の貸し借りについてケンカをするジャンボたかお(以下、ジャンボ)と松本に、市川が間を取り持とうとするコントや、松本&池田のカップルが“インスタ映え”するというレストランに行くと奇妙な店員がやって来て……というコントなどを、彼らの息の合ったネタを立て続けに披露していきます。

ほかにも、池田の空気の読めない行動があからさまになる「リアルコント 池田という男」や、ドラマの草案を練るテレビマンが主役のアドリブコント、さらには懐かしい雰囲気が漂うドラマチックな物語も熱演。「劇団スタンディングオベーション」ならではの会場全体を使ったコントにお客さんも大喜びの様子で、客席は笑いに包まれました。

レインボー&そいつどいつに特別インタビュー!

イベント終了後、2組にインタビュー。劇団スタンディングオベーションのことはもちろん、ヨシモト∞ホールのオススメ芸人についても聞きました!

――公演を振り返っていかがでしたか?

そいつどいつ・市川「お客さんも一緒に楽しむ感じで、非常に優しい空間だと思いました。(レインボーとそいつどいつが)同期ということもあって、僕らのノリみたいなものを、お客さんも一緒に感じてもらっているのが嬉しかったです」

そいつどいつ・松本「前回は『冗談騎士』(BSフジ)という番組で作ったネタを中心にやったのですが、今回は全部新ネタでした。お互い賞レースもあって忙しく、なかなかネタ合わせが出来ないなかで、お互い信頼し合っているからこそ進められたと思います。(組む相手が)レインボーじゃなかったらグチャグチャになっていたと思います」

レインボー・池田「前回来てくれた方もたくさん来てくれて、楽しみ方も分かっていらっしゃると思いました。“毎回来たい!”と思ってもらえると思うので、ぜひ次も来てほしいです」

レインボー・ジャンボ「この3人のことはよく分かっているんですけど、『劇団スタンディングオベーション』の時が一番イキイキとしていますね。お客さんを楽しませることはもちろん、自分たちが楽しむのが一番大事だと思っています」

――先ほど『冗談騎士』の話もありましたが、そもそもこの劇団を立ち上げた経緯を教えてもらえますか?

ジャンボ「『冗談騎士』が行なっていたユニットコントバトルに2組で出ていたんですよ。本当に手前味噌なんですけど、僕たちが絶対王者。毎回、3組で争うのですが、4回連続で1位だったんですよ」

松本「番組の放送作家・長谷川朝二さんが、僕らのNSC(養成所)の講師もやってくださっていたんですけど“お前らはカルテットだ”とおっしゃってくれて」

市川「“これで『キングオブコント』出られねーのか”ってね」

松本「その方が“ライブをやろう”と言ってくれて、始めることになりました」

――では、それぞれコンビの魅力は? まずはレインボーさんからお願いします。

池田「大作家(松本)と大パフォーマー(市川)の天才がいるってことですね!」

ジャンボ「ピースがバチッとハマリ合っているんですよね。この2人のコントはずっと見ていたいし、入り込みたくもなりますし、すごく引き付けられます」

――そいつどいつさんはいかがですか?

松本「2人ともすごく達者なので、ピン芸人でも売れるヤツらなんですよ。何やらせても面白くしてくれる演技力もあって、いいなって思います」

市川「(フリの部分で)芸人的に笑いがなかったらしんどいところもあるし、笑いが欲しくなっちゃったりするところも、ずっと見ていられる。お笑い社会で競わせることが流行っていますけど“見ていられるグランプリ”だったらレインボーは1位です!」

松本「賞レースとか出なくていいんですよ。YouTubeと単独ライブだけで(生活ができる)」

――そんな2組が、∞ホールで嫉妬してしまう芸人さんは?

松本「僕たちは断トツで空気階段さん(水川、鈴木)さん。一番お世話になっている先輩です。『ABCお笑いグランプリ』の予選で、僕らが受かって空気階段さんが落ちた時に、めちゃくちゃ悔しいはずなのに、(水川)かたまりさんが泣くくらい喜んでくれて、それ見た時に“一生ついていこう”って思いました」

市川「恥ずかしい話で言うと、決勝始まる前に(鈴木)もぐらさんから“人生変えてこい”ってLINEがきて(笑)」

ジャンボ「もぐらさんって(クズ芸人と言われているが)案外カッコつけだからな(笑)。僕は後輩で言うとサンジェルマン(永長、あとむ)ですかね。あいつらのやりたいことが僕の好きなものと似ているのもありますし、めちゃくちゃお笑い好きなんだろうなって感じます」

池田「僕はやさしいズ(佐伯、タイ)さんですね。ネタが始まったらみんなが袖に集まるイメージがあります」

――最後にメッセージをお願いします!

ジャンボ「作家の長谷川さんをして“お前らはカルテット”だと。このチームワークを刮目せよ!と言わせてください」

松本「(カルテットになぞらえて)1×1×1×1=100万」

ジャンボ「……ちょっと数字がダサいのよ!数字が子どもなの!」

松本「いいじゃない(笑)。方程式を変えるってことですよ」

市川「100万×100万×100万×100万=計測不能」

ジャンボ「これはまいったね。市川くん!」

松本「出てきた100万はどういう100万なん?これは絶対に言い直した方がいい!」

市川「じゃあ言い直します。(自分たちが)7年目ってことは脂が乗っている頃なんで、僕らのネタを観て10年後“あの時のコント面白かったね”って言ってもらえるくらいのライブにしたいです」

ジャンボ「個々のコンビで絶対デカくなります。将来的には『チョコンヌ』(チョコレートプラネットとシソンヌのユニット)さんみたいになりたいね」

――(笑)。最後に池田さんお願いします。

池田「(方程式風に)ウインナー+卵焼き+ブロッコリー+ごはんで素敵なお弁当が出来上がります!」

ジャンボ「だからおかずがゴージャスになって……」

市川「(池田のコメントに)いい匂いした!?」

 

「劇団スタンディングオベーション」の次回公演は未定。しかし「開催はしたい!」と展望を語っていましたので、楽しみに待ちましょう。

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