サッカー大好き芸人として、業界を問わず、サポーターからも信頼を得ている平畠啓史が、9月11日(水)に雑誌『サッカーダイジェスト』(日本スポーツ企画出版社)の人気コラムをまとめた書籍『今日も、Jリーグ日和。-ひらちゃん流マニアックなサッカーの楽しみ方-』を発売。

本作は、7年以上連載している同誌のコラム「アディショナルタイムに独り言」から選りすぐり、選手の話からスタジアム以外で起きた出来事まで、幅広く綴った一冊です。

累計2万7,000部の大ヒットを記録した『平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼 -ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方-』とはまた一味違った内容となっており、早くも期待の声が挙がっています。

今回は、そんな平畠にインタビューを実施! 本作での制作過程のことはもちろん、スタジアムのおすすめグルメや今後やりたいサッカーの仕事について聞きました。

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仕事では「文句を言わないこと」がモットー

――まずは読者の皆さんに、どんな内容の書籍になるのか教えてください!

「Jリーグ日和」って言っていますけど、テーマは絞っておらず、自由に書かせてもらっています。自分がスタジアムへ行って感じたことなどを書いています。

――選手のことや試合のことというよりも、もっと引いた目線でサッカーのことを綴られていると。

どちらもありますね。自分の妄想を書いていることもあるし、練りに練ったものから締め切りに追われて絞り出したものまで、いろいろあります(笑)。

――『サッカーダイジェスト』は平畠さん自身がサッカーをされていた頃からある雑誌だと思うのですが、オファーがあった時は驚いたのでは?

以前編集長されていた方と元々知り合いで、僕がサッカー番組をしていたこともあったので「書いてみる?」みたいな話だったんですよね。ただ、自分が見ていた雑誌なので、そこで書かせてもらえているのは光栄なことですね。

――連載の「アディショナルタイムに独り言」というタイトルはどのような経緯で付けられたのですか?

ど真ん中ではなくて、外側の部分からサッカーを見ている感じがいいかなっていうニュアンスで「アディショナルタイム」って言葉が浮かびまして、編集部の方にうまくつけてもらいました。

――執筆する上で、気を付けていることやこだわりはありますか?

本に限らずですけど、変な文句は言わないようにしています。サッカーを観ていると、どうしても「あいつ下手くそやな」とか「なんであの監督あそこであの選手使うねん」とか言いがちなんですけど、仕事中は言いたくないんですよね。

サッカーって愚痴を言いながら酒を飲むのが楽しいんですけど、僕の中でそれはお金を払ってチケットを買った人だけの特権だと思っているんですよ。それなのにサッカーの仕事でお金を貰って、文句言うて、気持ちええって……そんな都合の良い話はないやろと。

もちろん僕も仲間内では文句を言うことはありますし、サッカーの仕事で理想論を語ったり、ツッコんだりすることはあるんですけど、直接「おかしいやん!」って言うのは誰でも出来ることなので、僕は言わないようにしています。

あと、ありがたい話、サッカー関係者の方と知り合いになるので「え?」みたいな話も聞きますけど、そういう話は本などには書かず、墓場まで持っていくつもりです(笑)。

“無敵艦隊”スペインのサッカーが大好き

――そもそもサッカー観戦をするようになったのはいつ頃からですか?

子どもの頃から観に行っていますけど、今くらい(真剣に観て)楽しんでいる感じは、スペインのサッカーを観始めた20年前くらいですかね。

――海外サッカーを含め毎週どれくらいゲームをご覧になっているんですか?

今はJリーグが多いですけど、15~16試合は観ていますね。

――どの国のサッカースタイルが好きなんですか?

やっぱり「リーガ・エスパニョーラ(スペインのプロサッカーリーグ)」ですね。最近はバルセロナがメジャーになりすぎていますけど、僕は「セリエA(イタリアのプロサッカーリーグ)」や「プレミアリーグ(イングランドのプロサッカーの最上位リーグ)」が日本で有名で、リーガが3番手4番手くらいの時から好きでした。「こんなオモロいサッカーしてんのにお前ら知らんやろ!?」って優越感に浸っていましたね。

――好きな選手は?

すっげーマイナーな話になるんですけど、スペインに「ベティス」ってチームがあって、そこの泥臭いサッカーが好きだったんですよ。スペイン代表のホアキンとブラジル代表のデニウソンが両翼にいて、彼らのサイド攻撃があまりにも面白くて好きでした。

――観戦した中での思い出深いゲームはありますか?

観戦に行った時よりも、テレビ中継で観た時の方が試合内容を覚えていることが多いんですよ。スタジアムへ行くと意外と内容を覚えていないもので「道渋滞してたな」とか「あの選手あんなこと言うてたな」って試合以外で起きたことばっかり思い出します。スタジアムへ行くまでや着いてからもいろいろあるし、試合がメインイベントなんですけど、なんか気になるポイントがとにかく盛りだくさんで(笑)。

平畠お気に入りのスタジアムとは……?

――ほぼ毎節スタジアムへ足を運んでらっしゃいますが、お気に入りのサッカー場はありますか?

いっぱいあるなー。たとえば「Shonan BMW スタジアム平塚」(プロサッカークラブ・湘南ベルマーレのホーム)って陸上競技場でトラックもあるし、最新鋭のスタジアムではないんですけど、僕にとってはかなり魅力的。正直新しくはないですし、もっと観やすいスタジアムもあるとは思いますが、僕はあの雰囲気が好きですね。

「NACK5スタジアム大宮」(プロサッカークラブ・大宮アルディージャのホーム)や「駅前不動産スタジアム」(プロサッカークラブ・サガン鳥栖のホーム)とかは、コンパクトでおすすめです。スタンドとピッチが近いので、大歓声の中でも選手の声が聞こえますし。

――スタジアムへ行くとグルメもチェックするそうですが、おすすめのスタジアムグルメを教えてください。

自分の中のベタですけど「三協フロンテア柏スタジアム」(プロサッカークラブ・柏レイソルのホーム)の『侍』っていう店が出している唐揚げはめちゃめちゃ美味しいです。目の前で揚げてくれますし、ジュ-シーでデカいのに5個入って500円。これはヤバイっすね。

――観戦に行く前のルーティーンなどはあるんですか?

釣り好きな人って、魚を釣るだけが喜びじゃなくて、前日からルアーを作って「明日海でこれ投げたらこんな魚釣れるぞ」って思い描いているところから楽しんでいるわけじゃないですか。僕もJリーグの試合がある前日は、夜中に前節の試合であったことをノートにまとめて、クラブチームのホームページを全部チェックして「この試合行く!」って決めたら、イベントとかその日しか食べられないグルメを探しています。だからこれも前日にルアーを作っているのと一緒ですよね。それも含めてサッカーを楽しんでいます。

――本作では、サッカーコメンテーターとして仕事が増えたきっかけについても書かれていますが、今後挑戦していきたいサッカーのお仕事は?

「スカパー!」でハイライト番組をやっていたこともあって、J2(リーグ)、J3(リーグ)もよく観ていますけど、やっぱりJ1(リーグ)と比べて露出が少ないし、情報を欲するサポーターさんはいっぱいいると思うんですよ。

J2には、元日本代表のカズさん(三浦知良)、中村俊輔、小野伸二、松井大輔もいるし、将来有望な若い選手もいっぱいいるので、J2やJ3をフィーチャー出来る番組をやりたいなってずっと考えています。あと、ラジオもいいですね。

――平畠さんがやると独自の目線があって面白そうな番組になりそうですね。最後に本作の見どころを教えてください。

この本がきっかけで日本代表が強くなることはまずないです(笑)。いわゆる“サッカー脳”は鍛えられないと思うんですけど、観る幅や楽しめる幅が広がったらいいなという気持ちで書いているので、気軽に読んでください。「何年か前にサッカー観に行ったきりだけど、久しぶりに行ってみるか!」と、少しでもサッカーを楽しむきっかけになってもらえたら嬉しいです。

平畠目線のサッカー愛を感じてみよう!

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こんな都並監督は見たことない!と思われるはず。

こんなエピソード満載の一冊。ぜひご一読下さい!

書籍概要

『今日も、Jリーグ日和。-ひらちゃん流マニアックなサッカーの楽しみ方-』

著者:平畠啓史
発売:2019年9月11日(水)
価格:¥1,400+税
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