8月29日(水)になんばグランド花月、9月6日(金)にはルミネtheよしもとにて『スーパーマラドーナなんばグランド花月初単独ライブ スタートライン』が開催されました。

芸歴16年目にして、スーパーマラドーナがなんばグランド花月で単独ライブを開催するのは意外にも初めてのこと。

昨年行なわれた『M-1グランプリ2018』を最後に、『M-1グランプリ』の出場資格を持てる年数を終え、新たな気持ちで漫才に向き合うという強い想いが込められた単独ライブとなります。そんなふたりの新たな門出ともいうべきこの日のライブのチケットは見事に完売! 当日は、立ち見も出るほどの大盛況となりました。

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『M-1グランプリ』制作チームによる特別映像で幕開け!

オープニングは、『M-1グランプリ』制作チームに作ってもらったという、この単独ライブでしか観られない10分以上にも及ぶスペシャルなVTRからスタート!

2003年、結成当時の初々しいふたりの姿から、芸人人生を賭けて戦った『M-1グランプリ』の軌跡。熾烈な戦いの中で疲弊して追い詰められ、生まれてしまった武智と田中の深い溝。苦難を乗り越え、ついに本当の“コンビ”として心通わせた瞬間…。2人がこれまで無我夢中で走り続けた濃厚な歴史を丁寧に追ったVTRに、思わず涙をこぼすお客さんの姿も……。

特にVTRの最後、『M-1グランプリ2018』を終えたほろ酔いの武智が、カメラの前で明かした田中に対する心のこもった言葉には、胸にこみ上げるものがありました。

VTRに続いてステージに姿を現した2人に、観客からは惜しみない拍手が贈られます。

さっそくおなじみの「テッテレ〜♪ ベルト2つしてました〜」でファンを盛り上げる田中。続いて武智はオープニングVTRのことを、「多分世の中の単独ライブで一番分厚いVTR」と語りましたが、胸を打つあまりに感動的な内容に「エンディングで流したらよかったのに」と田中がひょうひょうと提案し、ファンを沸かせます。そんな満席の劇場を見渡して、武智は「我々のような不人気なコンビが…」と感無量の表情を見せていました。

武智は「ストV」、田中は“コーナー仕切り”を実現!

スーパーマラドーナの真骨頂である漫才は5本の新ネタと即興漫才1本を披露。

「田中のやりたいこと」にまつわるネタから、夏らしい怖い話を題材にしたネタまで、田中の唯一無二のおもしろキャラが際立つネタばかりで武智のツッコミが冴え渡ります。即興漫才では、会場のお客さんからお題をもらって漫才。その場で考えたとは思えない安定した笑いで大いに沸かせます。

ネタの合間には、「スーパーマラドーナのなんばグランド花月でやりたい事」のコーナーも。

そこでは、なんばグランド花月での初単独ライブ記念ということで、武智が得意とするゲームの中でも、とくに情熱を注ぐ「なんばグランド花月の大画面で『ストリートファイターV』の腕前を見せたい」という希望を叶えることに。

ゲストMCのラニーノーズ・洲崎に腕前を尋ねられた武智は「上手いところをもっとアピールして仕事にもつなげたい」と意欲満々。

そんな武智が対戦するのは、田中が探してきたという“チーム田中”。メンバーのラニーノーズ・山田、ロングコートダディ・堂前、ダブルヒガシ・大東が、武智の前に立ちはだかります。

特に堂前と大東は武智も認める腕前で、堂前は武智曰く「高校野球でいうと大阪桐蔭くらい」、大東はeスポーツの番組にも出演中という筋金入りのゲーマーです。

ルールは、武智が山田、堂前、大東の順で対戦していき、3人抜きできれば武智の勝利というもの。大画面で繰り広げられる技と技のぶつかり合い、身体が熱くなるベストバウトにお客さんは大盛り上がり! 見事に武智が3勝を飾り、“武智無双”を見せつける結果となりました。

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一方、田中の企画は、「なんばグランド花月の大舞台でコーナーを仕切りたい!」というもの。実は“仕切りたいタイプ”という田中は、田中は、武智をアシスタントに指名し、「今は僕のほうが上やから言うこと聞いてくださいよ。私語厳禁で」と偉そう(!?)に指図。

ゲストのモンスターエンジンと見取り図にも「自己紹介せえ!」とさっそく圧力をかける田中に戸惑いつつ、「パックマン」、「興味津々 田中のメガネクイズ!」という田中考案の2つのゲームに悪戦苦闘します。

田中は、ゲーム中、メンバーがおしゃべりすると「私語厳禁やぞ!」とブチ切れ、思い通りに動かない者がいれば「殴れ、武智!」と武智に殴らせるなど、荒ぶる田中は新しい才能を開花(?)させていました。

最後に田中の命令で、全員で一発ギャグを順にお披露目することになり、彼らのギャグに王様のようにふるまっていた田中も「おもしろーい!!」と素直に喜んでいました。

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田中が武智に“お尻ペンペン”の刑!

エンディングでは、武智が年末に起こした騒動について、改めてファンに深々と頭を下げて謝罪する一幕も。「芸人を辞めないといけないとあかんやろうな、というところまで考えていた」と明かしました。

しかし、この日の単独ライブのチケット完売をうけて「あんなことをして、埋まるわけないと思っていました。本当にありがたいです。僕らはM-1で優勝したくて、でも去年で終わってしまいました。僕らを応援してくれた皆さん、僕らと一緒に、僕らが優勝する姿を夢見続けてくれて、本当にありがとうございました」とファンに感謝を伝えた武智。その言葉に、ファンからは大きく、そしてこの日一番長い拍手が贈られました。

ところが、胸が熱くなる展開のなか、いきなり田中が「あかーん!」と絶叫!

「反省が全然足りてないねん!」と武智を怒鳴りつけます。そして武智にペンギンのようなポーズを取らせ、田中が武智の尻を何度も叩く“おしりペンペンの刑”に処していました。

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「これからは西に住んでいる限り、上方漫才大賞を狙っていきたいと思います」と大きな目標を宣言した武智に、さらなる大きな拍手が贈られ、なんばグランド花月初単独ライブは幕を閉じました。

いいことも辛いことも共に乗り越えてきたスーパーマラドーナ。新たなスタートラインに立った2人を、これからも応援してくださいね!

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