桂三語(かつら さんご)と柳亭小痴楽(りゅうてい こちらく)がタッグを組んでお届けする、毎年恒例の落語イベント『さる・ごりら落語会』が、8月25日(日)に大阪で、8月28日(水)に東京で開催されます!

今年、三語は落語家生活10周年。一方、小痴楽も9月に真打昇進を控えているということで、今回の『さる・ごりら落語会2019』は「真打昇進直前SP」と銘打った、より特別な落語会となるようです。そこで三語に、本公演に対する意気込みや、自身の10周年について語ってもらいました。

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三語の噺家生活10周年と小痴楽の真打昇進記念

――今年で4年目を迎える「さる・ごりら落語会」ですが、始めたきっかけは何だったんですか?

落語番組で小痴楽兄さんを初めて拝見したとき、「すごいな」と衝撃を受けたのが第一印象で。そしたらある日、「三語さんに合いそうな人がいます」とマネージャーさんが教えてくれた方が、小痴楽兄さんでした。

そして「落語会とか、やってくれますかね?」ってダメ元でお願いしたら、「いいよ」と言ってくださって。2016年から始めて、大阪で過去4回、東京でも3回ほどやらせてもらって、都合7、8回やらせてもらってます。内容は、じゅんぐりでネタをやったり、トークコーナーをしたり、いろいろです。

――今回は、とくに特別な落語会になりそうですね。

10周年というのはどの噺家さんも迎えることやから、僕自身はそこまで特別だと意識してないんです。それより小痴楽兄さんの場合は真打昇進なので、僕もうれしいし、そういう方と落語会をやらせてもらえるというのは、やっぱりありがたいです。今回は小痴楽兄さんにトリを飾ってもらおうと考えているんですが、「やだよ!」と言われるかも(笑)。そこは柔軟に対応したいと思っています。

品のある小痴楽と泥臭い三語の対比が見もの!

――「さる・ごりら落語会」も公演を重ねるごとに、進化を遂げていそうですね。

小痴楽兄さんの芸を袖で観て、肌で感じ、勉強させてもらえるのは、(落語家を)続けていてよかったことのひとつです。もともと小痴楽兄さんは、お父様が落語家(故・5代目柳亭痴楽)でサラブレッドですし、いわゆる生粋の江戸っ子で品があるんですよ。一方、泥に塗れた三語。その対比を楽しんでいただきたいです(笑)。

――ご自身も10周年で、今年1月には『第24回新進落語家共演会』で新人賞を受賞され、意識も変わったのでは?

師匠からは賞を獲れと言われ続けていたし、10周年のいいきっかけになりました。でも僕はこの10年、地道にコツコツとやってきたと自負していますので、あんまり意識しすぎんようにしています。10年経つとネタ数も増えてきますし、やりたいネタもあるんですが、背伸びしすぎず自分の身の丈に合ったネタをやり続けたいです。

そのなかで、いかに弾けられるか。10年といってもまだ若手ですから。師匠にも「歳を取ったら誰でも収まるねんから」と言われます。だから「これが落語」と型にはまることなく、なにか新しい形を生み出したいと常日頃から考えています。

落語入門者こそ「さる・ごりら落語会」を

――今年11月8日(金)には、天満天神繁昌亭で『桂三語 噺家10周年特別落語会』も開催されますね。

僕、毎年3月5日を“三語の日”として落語会をするんですが、これを10周年と勘違いした方がぎょうさん来たんです。マクラ(本題の前に披露する小噺のこと)で「ちゃいますよ」と言ったら、「えぇ〜!」ってなってしまって(笑)。11月8日(金)が、本当の10周年特別落語会です。僕、古典落語の『宿屋仇』が好きなので、10周年ではこれをやらせてもらおうと覚えている最中です。

――では最後に、「まだ落語を聴いたことがない」という方に向けてメッセージを!

僕の知り合いにも「落語を聴いたことがない」という方が多いんです。伝統芸能やし、敷居が高いような気がするんでしょうね。でも、ほんまにコンビニに行くような服装で、ふらっと立ち寄っていただけたらいいな、と。とくに「さる・ごりら落語会」はポップですし、入りやすいと思います。

「ふらっと行ってみたら、めちゃくちゃおもしろかった」というギャップを感じてもらえたらうれしいですね。気軽な格好でいいので、まずは「さる・ごりら落語会」で新しい扉を開いて、夏の最後の思い出にしてください!

「さる・ごりら落語会」の大阪公演は8月25日(日)、東京公演は8月28日(水)に開催されます。若きふたりのホープが魅せる面白くて楽しい落語を、ぜひ気軽な気持ちで聴きに来てくださいね!

真打昇進直前SP 小痴楽・三語のさる・ごりら落語会2019

【大阪公演】

日時:8月25日(日)13:30開場/14:00開演
会場:銭屋ホール(大阪市天王寺区石ケ辻町14-2 銭屋本舗南館6F)
料金:前売2,500円/当日3,000円

【東京公演】

日時:8月28日(水)18:30開場/19:00開演
会場:江戸東京博物館 小ホール(東京都墨田区横網1-4-1)
料金:前売2,500円/当日3,000円

お問い合わせ:0570-550-100(チケットよしもと)

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