8月2日(金)、東京・ヨシモト∞ドームにて『ヨシモト∞ホール新CMバトル』が開催。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、ラフレクラン(西村真二、きょん)、やさしいズ(佐伯元輝、タイ)、MCにパンサー・向井慧、CM制作で数々の賞を獲得しているグランジ・五明拓弥が審査員として登場しました。

広告業界の若手で将来を有望視されるCMプランナー3名と、ブレイク必至の芸人コンビ3組がチームを組み、「ヨシモト∞ホール」のCM(コマーシャル)映像を制作して1位を決めるプレゼンバトル。 優勝したCM作品は、渋谷の街頭ビジョンにて1週間放映される権利が与えられます。

審査員は五明のほかに、お笑いナタリー編集長・遠藤敏文氏、ヨシモト∞ホール支配人・西尾彰記氏が務めました。五明は登場するやいなや「どのグループが俺の心を動かしてくれるのか楽しみにしています」と審査員モードでコメントして笑いを誘いました。

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ラフレクラン作CMにパンサー向井「むっちゃいい!」

トップバッターはラフレクラン。数々のCM賞を受賞し、テレビ番組の企画や構成なども務めるプランナー・北尾俊輔氏とタッグを組み、CMを制作。

VTRを観る前、きょんが「みなさんコンビやトリオを組んでいると思うんですけど、我々に関してはコンビじゃなかったんだなっていう視点がありますよね」と語りかけるも、西村は「?」の表情。フォローするように「劇場のいろんなところにスポットを当てたら、いたるところに言霊や命があるんじゃないかなって」とつけ加え、“芸人の奥行き”を見てほしいと熱弁しました。

CMでは、漫才に必須のサンパチマイクが喋っているていでナレーションを務める中、ラフレクランが漫才を披露するシーンが映し出されます。お笑いを愛する人は皆感動してしまう内容に向井は「めっちゃいい!」と絶賛。審査員も「ジーンときた」と感動した様子でした。ちなみに、サンパチマイク役は、ライセンス・藤原一裕が担当したそう……!

ラフレクランの作品『夢にまっすぐ。笑いにまっすぐ。』はコチラ

ラフレクランの作品『夢にまっすぐ。笑いにまっすぐ。』はロングVer.コチラ

やさしいズ・タイ、スティーブ・ジョブズになりきり!?

2組目はやさしいズ。テレビ・新聞などのマス広告やWebムービーを中心に制作している田端都望氏とコラボしました。

CMのおすすめポイントを聞くと、タイはおもむろに席を立ち「みんなCMって何だろう?」とスティーブ・ジョブズ並みのプレゼン力を発揮。街頭ビジョンに流れることを念頭に置いて制作したと言い、“ひっかかり”や“違和感”に注目してほしいと語りました。

CMでは、やさしいズがライブのビラ配りをしているものの、通行人に冷たくあしらわれてしまいます。そこで曲が流れ、歌にのせてあるものをフィーチャー。「みんな昔は……」と歌い上げるという内容でした。終始審査員ボケを続けている五明は「まとめたね~」と一言つぶやき、爆笑をかっさらいました。

やさしいズの作品『原石を、探しに行こう。』はコチラ

 

ニューヨークの感動作に五明「泣かすなよ」

ラストを飾るのはニューヨーク。クリエイティブ業界の日本最大級アワード「ACC TOKYO CREATIVE AWARD2018」ファイナリストであり、 京都広告賞ゴールドなど多数の賞を受賞している小西慶氏とタッグを組みました。

VTRを観る前、嶋佐が「若手たちが切磋琢磨している劇場だと表現したかったし、映像の力、笑い、すべてを……」と淡々と述べますが「そんなにたいしたこと言っていないのよ!」と向井が思わずツッコミ。会場を笑いに包みました。

作品は、ニューヨークが劇場で乳首相撲や熱々おでんに挑んでおり、ナレーションで小さい頃の夢を回顧。親へ「夢が変わってごめんなさい」と謝罪した後、「夢を笑え」というキャッチフレーズでしめるというもの。五明はやはり、審査員モードが抜けず「泣かすなよ」と一言。遠藤さんや西尾支配人もキャッチコピーの出来や、芸人としての覚悟に感銘を受けたことを吐露しました。

ニューヨークの作品『夢を笑え』はコチラ

 

CMバトル、優勝を勝ち取ったのは…!?

審査員が優勝者を決めるまで『僕たちをCMに起用して下さい!若手芸人プレゼンオーディション』を開催。

空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)、バビロン(ファルコン、ノリ、千葉恵)、しゃかりき(光、おっくん)、世間知らズ(西田さおり、椎木ゆうた)、令和ロマン(髙比良くるま、松井ケムリ)が登場し、それぞれCMプランナーの3人にプレゼンを行ないアピールしていきます。優勝は令和ロマンが見事勝ち取り、大和証券のCOOを父に持つケムリにプランナーたちがひれ伏すなど、会場は爆笑に包まれました。

そして、いよいよ『ヨシモト∞ホール新CMバトル』の結果発表へ。審査員3人とも票が割れたことが明かされ、それぞれの2位で決定することに。接戦の中、優勝したのはやさしいズでした!

やさしいズ&審査員の五明にインタビュー!

イベント終了後、やさしいズ(佐伯元輝、タイ)と審査員を務めたグランジ・五明拓弥に話を聞きました。

――まずは五明さんから。イベントを振り返ってみていかがですか?

五明「“審査員なんか受けなきゃよかった”って思いました。投票しても1組ずつに分かれましたし、芸人をやってて後輩を選ぶということ(辛さ)まで考えられなかった自分の落ち度です……二度とやりません(笑)。ただ、どのCMもむちゃくちゃ良くて、票も分かれて、話し合いをして審査員同士譲れないものもあって、ライブとしては大成功だったと思います」

――やさしいズが優勝したポイントは?

五明「ごめん。俺はニューヨークに入れたんだけど(笑)。3組の中で一番ポップでした。短い尺の中にいろんな要素を入れていた。テンポも非常に良かったですし、カットアウトのタイミングも抜群だった! どの年齢層にも受け入れられると思います」

――続いてやさしいズさん。まずは優勝したお気持ちからお聞かせください。

タイ「一緒にやった(CMプランナーの)田端さんをはじめ、スタッフさんと一緒に喜べて良かったです!」

佐伯「街頭ビジョンでCMが流れているところを早く観たいです。それを観て絶対にSNSに上げます!」

――作品作りの際、苦労した点はありますか?

タイ「チラシ配って投げ返された時にペラッと落ちるんですけど、じつはリハーサルでやった時にたまたま落ちたものなんですよ。だから、本番ではなかなかうまくいかなくて、チラシを落とすためだけに何十回も撮り直しました」

――田端さんと打ち合わせを多く重ねたと思うのですが、印象に残っていることはありますか?

タイ「最初何個か案を出していただいて“歌詞はこんな感じで……”って次々とアイデアを出してくれたので、僕らは乗るだけでした」

佐伯「打ち合わせして4日目くらいには、やることがほぼ決まっていましたね」

――ニューヨークさんとラフレクランさんのCMはいかがでしたか?

五明「芸人の裏側を見せるっていう方向性が少し似ていたじゃないですか。でも見せ方は違っていて、2組とも“カッコいい芸人を観に行こうかな”って気持ちになりそうですね」

タイ「もともと2組がすごくポップなイメージがあったので、それに比べて(自分たちの)トーンが暗いかな?って思っていたんですけど、蓋を開けてみたら真逆でビックリしました(笑)。あと、ニューヨークさんのCMは普通に泣きそうになりました」

佐伯「ラフレクランのをまず観て“こんな格好良いの作ってないよ?”って思って戸惑っていたんですけど、選んでもらえて嬉しいです」

――お2人が出演するCMが、渋谷で1080回流れます。お気持ちを教えてください。

タイ「歌が誰かの耳に残って検索してもらい、ヨシモト∞ホールまで行きついてくれたら最高ですね」

佐伯「流れている期間中に友だちを連れて渋谷をブラブラしたいです。“(気づかないフリをして)あ~流れてるんだ~!”って言って、売れている感じを出したいです」

 

やさしいズのCMは、渋谷の街頭ビジョンで8月10日(土)まで放送。早くも「泣ける!」「まさかのオリジナルソング!」とネットで話題のCMを、ぜひご覧ください!

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