セレッソ大阪が7月28日(日)、ヤンマースタジアム長居でファン感謝デーイベント『「セレッソ笑店街 SAKURA祭〜笑いと涙の25年〜」』を開催。吉本新喜劇とのコラボ企画として『セレッソ新喜劇』を上演し、清武弘嗣や柿谷曜一郎といった人気選手と新喜劇メンバーが、夢の共演を果たしました。

演目は、『セレッソ大阪、恋物語』。とあるラーメン屋台を舞台に起こる様々なドタバタを、生き生きと描きます。

新喜劇からは内場勝則(ラーメン屋台の店主役)、安尾信乃助(ラーメン屋台の従業員役)、小寺真理(喫茶店店主役)、はじめ(借金取り役)、けんたくん(警官役)が出演。セレッソ大阪からは、瀬古歩夢(新人警官役)、清武弘嗣と柿谷曜一郎(借金取りの子分役)、水沼宏太と丸橋祐介(内場の後輩役)、そして圍謙太郎(喫茶店の新人アルバイト・カーコ役)が出演しました。

新人警官役・瀬古が爆笑をかっさらう!

舞台は、けんたくんがラーメンを食べに店に訪れるシーンからスタート。けんたくんは「今日も平和。こんな日は歌を歌いたくなるなぁ~」とセレッソ大阪の応援歌を歌い、開始早々にサポーターの心をばっちり掴みます。

そこに「お邪魔します……か?」とお馴染みのセリフで安尾が登場。続いて内場も登場し、サポーターの熱気に「えらい人やなぁ~」と感心します。

ここで瀬古が新人警官役で登場すると、観客からは大歓声が! 先輩警官のけんたくんが「瀬古君、遅いやないか」と言うと、「すんません」と応える瀬古。遅れた理由を伝えようとするも、「今日、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪のファン……かん、かん、やったんで」と、「感謝デー」を上手く言えずに噛みまくり、会場から大爆笑が起こります。

続いて、水沼と丸橋も爽やかに登場。先輩の内場に女性を紹介しに来たそうで、丸橋が「とりあえず写真を持ってきたので、気に入った子がいたら紹介します……か?」と、不意に安尾のギャグを投下! 油断していた安尾は「それ僕のヤツ!」と大慌てし、会場は再び爆笑に包まれました。

圍謙太郎のまさかの役に会場がどよめき

続いて、内場が恋い焦がれる“マドンナ”の小寺が登場。小寺は新人アルバイトのカーコ(圍謙太郎)を内場と安尾に紹介します。

女性でありながら190センチ近くある長身のカーコに、内場も安尾も思わず「でかっ!」と驚かずにはいられない様子。会場からも、笑いとドヨメキが起こりました。

小寺を引き留めたり、去り行く後ろ姿を見つめ続けていたりする内場の素振りにピンときた安尾は、小寺に告白するようアドバイス。内場は「本人を目の前にしたら緊張する」と弱気ですが、「格好よく、背中で告白したらいいんですよ」という安尾のアドバイスに納得します。

すると、ド派手な黄色いスーツに身を包んだはじめが登場。同じく鮮やかな色のスーツを着た子分の清武と柿谷を連れ、「じゃまするで~」と言いながらずかずかと入ってきます。

内場が「じゃまするんやったら帰って〜」と返事をすると、本当に帰って行く清武と柿谷の2人にはじめが慌てる場面も。「今から借金の取り立てに行く」と出かけていく3人の様子に、ただならぬ空気を感じる内場でした。

カーコの猛アタックに内場もタジタジ!

内場は告白のために小寺を呼び出しますが、なかなか切り出せず……安尾のアドバイス通り、背中を向けて想いを伝えることに。その間にカーコが現われ、用事を伝えられた小寺はその場を去ってしまいます。意を決して告白し、振り向いたところ、そこには残っていたカーコの姿が!

必死に誤解を解こうとするも通じず、本気にしたカーコに「キスをさせろ!」と追いかけられる羽目に。必死で逃げたものの俊足のサッカー選手にかなうはずもなく、あっという間につかまる内場でした。

その騒ぎに安尾が駆けつけて来ると、なんとカーコは「内場に襲われた」と嘘の報告をします。必死に否定する内場に、安尾が「何をやってるんですか?」とぴしゃり! 観客からは笑い声とともに拍手が起き、大盛り上がりとなりました。

物語は急展開に!内場の恋の行方は…

物語はいよいよクライマックスへ。借金取りに捕まった小寺を内場が勇気を出して救い出し、そのまま借金取りたちはお縄に。瀬古が「悪いことした罪で逮捕や!」と叫ぶと、その言葉遣いに内場が「あんまり賢くないんちゃうか」とするどくツッコみ、会場ではまたもや笑いが起こりました。

「悪い3人組に比べて、セレッソ大阪のサポーターの方々は素晴らしい」と、日ごろの感謝を告げる瀬古。客席に向かって「サポーターさんは家族!」と瀬古が叫ぶと、内場も「我々もファミリーって言葉に敏感になってますが」とボソッと呟き、ここでも大爆笑が起こりました。

一件落着したところで、改めて内場は小寺に告白しますが……小寺が選んだのは、内場ではなく安尾! 落ち込む内場を、「あなたには私がいるじゃない」とカーコが抱きしめます。「あんたは嫌や!」という内場の絶叫と、観客の笑い声のなかで「セレッソ新喜劇」は幕を下ろしました。

たった1回の稽古ながら、抜群の連携プレーで観客を魅了した「セレッソ新喜劇」。続編に期待したくなるほどの大盛り上がりとなりました。

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