ほんこんの著書『日本のミカタ〜ボク、この国のことを愛してるだけやで!〜』。

誰もがどこかで思うことはあってもなかなか表現できない日本についての記述に注目が集まっています。

東野幸治がMCを務めるニュース番組『教えて!NEWSライブ 正義のミカタ』(朝日放送テレビ ※関西ローカル)にパネラーとして出演するほんこん。政治や世間を揺るがす事件についての発言は、たびたびTwitterのトレンドに上がり、ネットでも注目を浴びています。本作は、憲法改正や領土問題、社会に対するほんこんの思いなどがまとめられた一冊です。

今回は、著者のほんこんにインタビューを実施。お笑い芸人としてではなく、いち国民としての発言に注目してご覧ください。

著書で語っているのは「当たり前のこと」

――本書を出版することになった経緯を教えてください。

毎週『正義のミカタ』で言うたことがTwitterのトレンドに上がっていたということで、興味を持った出版社の方が話を聞きたいと連絡くださった。自分と同じ考えを持って世の中に伝えたいと思っている人がおんねんな、喜ばしいことやなって思いました。

――番組と同じく、本書でも本音が語られていると。

本音というか、当たり前のことを言うてるつもりやからね。テレビのニュースでは流れないことも、専門家の方の話を聞いて調べてみたら、考えていた通りになることがある。病気で例えると「症状はこのように進行している」っていうことを、なぜ、テレビや新聞はちゃんと報道せえへんのかなって。「患者さんに気を使ってんの?患者さんって誰?」って思うな。

――ほんこんさんの発言はネットで叩かれることも少ないですよね。

もちろん何人かは否定する人もおるけど、反対論者は「反対のための反対」を言うからね。僕は政策に誤りや失言があれば安倍首相や麻生さんのことも批判するし、自民党がすべてやないと思ってるし、他の政党でもちゃんとしている人がおれば賞賛するし。そういう部分ではフラットなんですけどね。

――番組での発言に対して、街中で声をかけられることも多くなったのでは?

新幹線に乗っていると「ズバッと言うてくれて気持ちええわ」って言うてくれる人がおるけど、今のところ「違う!」って言われることはないね。本にも書いたけど、文句あるならネットやなくて面と向かって言えばええんちゃうって思うけどね。一部の人は「芸人やから政治を語るな!」って言うけど、サラリーマンや主婦も同じでみんな国民やん。

――ただ罵声を浴びせるのではなく、自分はこう思うって議論することが大切ですよね。

うん。議論無くして前には進めへんし、それが民主主義やないですか。みんな好き勝手に発言していけばいいのよ。

――新しいニュースが出ると、ほんこんさんの見解を聞きたい人も多いんじゃないですか?

自分で店やってる(※)から、知っている人に答えるくらいです。有事は天災のようなものやと思っているから、「転ばぬ先の杖で、危機管理しておいた方がええんとちゃいますか」とかは言いますね。政治なんて時の指導者で変わるから、他の国がいつ攻めてくるか分からへんし、用心に越したことはないねん。「あなたの家、玄関開けっぱなしで寝ますか? 可愛い妻と子どもがおんねんで?」って思うわ。

※東京・銀座、大阪・心斎橋でお好み焼き・鉄板焼き店『冨くら』、神奈川県藤沢市でたこ焼き店『海蔵』を経営。

ほんこんが思う理想の政治と理想の芸人

――本書には、ほんこんさんなりの「理想」が書かれています。では、ほんこんさんの理想の政治とはどんなものなのでしょうか?

簡単や。“ゆるい独裁”やね。今ってマイノリティーの意見を聞こうとするやん。でも何のための民主主義やねんと。優先順位としては、51対49やったら51の意見をとらなアカンねん。

――今は曖昧になっていると。

指導者は、本田宗一郎さんみたいにいい意味で独裁的に物事を進めないと。ただ、独裁的に回すねんけど、余裕ができたら少数派の人に目を向けていいと思う。最近はマイノリティーな意見に耳を傾けることが多いなって感じる。「なんでそんな意見にまで?」って。

――では、理想の芸人さんはどんな人ですか?

粋な人やね。(明石家)さんまさんとか(ビート)たけしさんとかもそうやけど、ちょっとだらしないところがええと思う。粋な芸人さんって人間味溢れていて、みんな女性に弱いやろ? 昔の政治家はそんな人が多くて、英雄色を好むのよ。それが本来の姿ちゃうかな。

――ほんこんさんもそうなりたかった?

そりゃね、ほんまは周りに女性ばっかりおる状況になりたいんですけどね(笑)。

ブサイク芸人の後輩・南キャン山里へ辛辣なお祝いコメント!?

――執筆中、特に熱がこもった章はどのあたりでしょう?

やっぱり韓国軍のレーダー照射問題かなぁ。話はそれるけど、この広い世界の中で自衛に徹する組織ってないよ。今の憲法のままだとアカンと思うし、人に「人殺し」っていう人たちが考えられへん。災害時、自衛隊は罵声を浴びせる人らも助ける。そうなったときに、「自衛隊の人らの気持ちは?」って思うね。自衛隊の人らも日本国民やし、そこはもっと考えてあげてほしいなと。

――「世の中がより良くなってほしい」という想いには「心の底からお笑いが楽しめる世の中になってほしい」という願いも含まれているのでしょうか。

そうそう。世の中が平和にならんとお笑いなんて出来へんから。吉本の歴史を紐解いても、戦争中にわらわし隊(日中戦争後に中国へ派遣された兵士を慰問するために吉本が結成した団体)が行ったけど、兵隊さんたちは「ほんまに腹の底から笑えたんかな?」とか思うねん。やっぱり、平和じゃないと僕らの仕事って成り立たんからね。

――ほんこんさんの発言には根本に優しさが詰まっていると思います。

俺に直接言うてくれる人なんておらへん。あんなもん、もっと声を大きくして言うてくれなアカンわ。誰も何にも言うてくれへん……。結婚報告もそうや。メリットがあるやつにしか言わへん。おい山里! 俺、ブサイク芸人殿堂入りの親玉やで? アイツ3代目やぞ。何が“心が美しい”や。あんなもん美しくない!

――確かに、南海キャンディーズの山里さんはご結婚されても内面はずっと変わっていないと。

めでたいことやから祝福はしたけども、人間的には嫌い(笑)!

――山里さんへのクレームはこれくらいにして(笑)、最後に本書の見どころを教えてください!

結構踏み込んでるから、「こんだけ言うて大丈夫かな?」って思ってくれたらこっちの勝ち。そう思ったあなたは危機管理能力が低下しているってことです。

ほんこん節が止まらない『日本のミカタ〜ボク、この国のことを愛してるだけやで!〜』。ぜひほんこんの想いを覗いてみてくださいね。

『日本のミカタ〜ボク、この国のことを愛してるだけやで!〜』

著者:ほんこん
発売日:7月20日(土)
出版社:ワニブックス

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