吉本興業では「よしもとあおぞら花月」と題して、東日本大震災の被災地に継続してタレントを派遣し、笑いで元気を届けてきました。その活動の一環として、今年も伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸が、7月11日(木)に岩手県田野畑村にて行なわれる『第9回三陸海の盆 in 田野畑村』プレイベントに出演します。

東日本大震災の被災者を供養するため、さらに各地の郷土芸能の復活・郷土の復活を願い、2011年より開催されている本イベント。今回も、これまで同様、大阪の老舗太鼓メーカー・株式会社太鼓正から、地元の郷土芸能に携わる方々へ太鼓の寄贈が行なわれます。7月4日(木)の記者会見には、菊水丸、ギター奏者・石田雄一、太鼓奏者・三条史郎、株式会社太鼓正代表取締役・南本庸介氏らが出席し、同イベントへの思いを語りました。

河内音頭に被災地への思いを込める

菊水丸が出演するきっかけとなったのが、自身の持ちネタのひとつ『九代目横綱』。「(宮城県)気仙沼出身の力士・秀ノ山雷五郎の物語を1,000kmも離れた河内で歌い継いでいたことが現地にも聞こえており、イベントが立ち上がった時に、地元の英雄の物語を現場で披露させていただこうと参加した」と語ります。

さらに、実際に現地へ足を運ぶからこそ見えてくることもあると言い、「今年もそういった情報を持ち帰り、盆踊りの会場でお話ししたり、河内音頭の中に(思いを)歌い込めていく夏にしたい」と意気込みました。さらに、来年はイベントが第10回という節目を迎えるため、「三陸に行くたび相撲ゆかりの地をめぐって生まれた“力士伝”5作を連続読みしてみたい」と早くも新たな目標(?)もあるようでした。

寄贈される太鼓は、貴重な和木のケヤキを使用したもの。太鼓正の南本社長によると、日本流行色協会が選んだ「令和 慶祝カラー」を参考に、ベースを「菫」の紫、木目部分を「梅」「桜」のピンクにしたとのこと。菊水丸一門の太鼓奏者・三条氏が試し叩きをすると、その艶のある響きに記者の皆さんから拍手が上がりました。

弟子の鰻は「つかみどころのない男」!?

また、盆踊りツアーを前に、毎年恒例の「出陣式」を7月7月(日)に行なうことも発表。来年でプロ活動40周年を迎える菊水丸は、「40年経って、芸人の数は何千人という規模になったが、やっぱり(河内音頭というジャンルは)僕ひとりです(笑)」と笑わせつつ、「こういう商売で飯を食っていこうという若手がいたらおかしいと思うが、チャンスのあるジャンルでもある」と河内音頭の魅力をアピールしました。

2010年には、菊水丸と同じく河内音頭の本場・八尾市出身の銀シャリ・鰻が教えを請い、翌年には菊水丸名誉一門として「河内家上り丸」を襲名しています。しかし、最近は忙しさもあり顔を見せないそうで、「(うなぎだけに)つかみどころのない男です(笑)」とチクリ。昨年は四天王寺の盆踊りで挨拶に来てくれたものの、「(鰻は)櫓に来るでもなく、踊るでもなく、すべて終わるまで木陰からジーッと見てました(笑)」と、鰻本人も心苦しく思っている様子だったようです。

この夏も、『三陸海の盆』プレイベントをはじめ、各地の櫓に上る菊水丸。ぜひ足を運んで、見て・聴いて・踊ってお楽しみください!

 

『第9回三陸海の盆 in 田野畑村』プレイベント

日時:7月11日(木)13:00〜

会場:岩手県田野畑村 しおさい交流センター

出演:河内家菊水丸、石田雄一(ギター演奏者)、三条史郎(太鼓演奏者)

 

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